西安にはいくつか大きい博物館があるけど、西安博物院はその一つ。博物館そのものは世界遺産ではないです。

小雁塔 xiǎo yàn tǎ。
旧大薦福寺の境内にあるのが小雁塔で、これは高宗(則天武后の夫)の追悼のためのもの。西安博物院は旧大薦福寺の境内にあるんですよ。この小雁塔が世界遺産。
大薦福寺は、晋王時代の煬帝(楊広)の邸宅があった場所でもある。同じ時代に生きたくないけど、煬帝はもっと評価されるべきだと思うのだよ。(李世民も武則天も同じ時代に生きるのはかなり嫌だwww)
つまり…ここは…煬帝んちってことで。高まる!!!!
西安博物院
到着したときはちょっと小雨で。
ここね、仏像コレクションと、都の移り変わりについてが詳しかった。けど、解説はgenerallyあんまりない。
仏像
やはり北魏西魏って、石仏というか、砂岩に彫り込むのが多いのかなーと思った。
隋のことってさらっととしか流さないんだけどさ。みんな隋に詳しくなろうよ。
隋は仏教を保護してる割に、短いのもあって、はっきりと隋と書かれているものを見るのは初めてだと思う。
隋の仏さまのお顔が、モデルがいるのかな?という雰囲気の親しみを感じさせる優しいお顔だったのが印象的だった。以下、隋の仏像から。
ニッコニコの菩薩さま

首だけだけど、美人さん。

隋唐と仏教の関係についてはこの三冊をどうぞ。
その他
戦国秦の虎さん。かわいい。

秦の繭型のツボ。これ、兵馬俑のところでも見たな…特徴的。

秦の排水管は兵馬俑展でも出てたから見てる。

けれど、なんと西周にも排水管があった…恐ろしい。

北魏のお墓を守る霊獣かな。中国人にもウケてた。かわいい。
唐の女子たち。髪の毛を横に張り出してるけど、アレ、こんなに尖らせてたの!?
唐は、馬や生き物の表現がとにかくうまいと思う。いつでも私は馬を撮影してる。
しかし、写実じゃなくていいものは…唐でもこんなになんかゆるい龍。一緒に出てた金細工は本当に細やかだった。
小雁塔
博物館を出ると、小雨は上がってた。ゴーンと鐘が響くけど、この日はまだまだ行くところがあるんだよ。楊広のお宅は広いのね…やっぱり…
さ、小雁塔。
歩いてるところに、なんとなく、江南風だなって思うようなパーツパーツがあった。
西安って針葉樹が多いんですよ。植生が江南とは違う。
あ、見えた。

以前は上まで上がれたんだという話ですが、2025年は無理だった。登れるようになってても、俺は登らん。登ったら三笠の山…になりかねないもん、俺。
でさ。この建物(白衣閣という、下がトンネルになってる建物)、レンガで。いかにも明だろうなあという雰囲気。(本当かは知らんよ)








