正倉院はもともと東大寺に属する建物です。
正倉院の宝物は、光明皇后が聖武天皇の遺品を寄進したところから始まります。光明皇后も何度か寄進しますし、中には二人の娘の孝謙天皇(称徳天皇)のものも含まれます。
毎年、10月末から11月頭に奈良国立博物館で「正倉院展」をやるんですが、正倉院の中身はここで見ることができるだけです。⇒奈良国立博物館で、正倉院展を見る。
国宝にも指定されないのは、明治以降皇室が所有するものとして宮内庁が管理しているから。
実は私、正倉院まで歩いたのは初めてです。
凄かったわ・・・。でかいのよ。ほんとうにでかいの。比較的広角なiPhone 8 Plusでも行ける一番近いところから撮影しようとして、見切れたくらい。
正倉の写真も撮ってるんだけども、どうやら正倉院は外観を使うときにも申請(事後申請でいいのか?)が欲しいんだそうで、多分パンフレットの類を想定しておられて、個人のブログを対象にしているわけではないんだろうけれども、多少規模がでかくなってしまった姉御の一人旅ガイド、ちょっと神経をつかってしまうのでやめておきます。
建築様式としては、校倉造&高床式です。
規模はかなり小さいんだけど、同じく東大寺の三月堂の近くにある経堂。

これが高床式で校倉造です。こういう大きさかと思ってたんだけど、もう圧倒されちゃった!!!
2019年は、私は奈良国立博物館の正倉院展と、東京国立博物館の正倉院展をハシゴしたんですが、東博の方には、正倉院の実物大の模型が作ってあったのね。

撮影可でした。比較対象がないから(撮影できないから)お分かりになるまいと思いますが、いやーでかい。
ポワーンってなっちゃった。
東博では、レプリカの展示もあった。

撮影可能。
この螺鈿細工の見事さよ!でも、やはり新しいとまたちょっと違った感じもいたします。(天平人の見たものはこういう感じだったと思うけどね!)
東大寺は戦乱に巻き込まれることが比較的多いのだけど、良く残ったよなあって思います。
入場は無料(目の前にも行けない)だけど、24時間近くに行けるというわけではない。