今回の、京都が「時代祭」に合わせていたなら、今回の奈良は正倉院展です。というか、正倉院展中か前後にしか言ったことがないぞ、奈良。時代祭と正倉院展の間を、京都・大阪で過ごして奈良に来たわけだ。
正倉院展は会期中休み無しです。つまり、月曜もやる。一泊するのでどちらでもいいなって思って。
これは、平城宮跡からバスで奈良公園に来たときです。前売りを買っていたので、当日券に並ぶ必要もなかった。
おう〜。これはまずくないですか?
待ち時間なしではあったけれどね。夜間鑑賞可能な日なので、もう少し遅くなってから(17時すぎてから)みてみることにしました。
それで春日大社・東大寺と行ったわけだ。
東大寺から国立博物館に行くと、(17時すぎていた)当日券を求める人の列はなくなりました。
この日は、夜間に正倉院展に行くかもしれないと思うと、食べられるときに食べておけってやつで、昼を食べていたから、空腹を抱えてヨロヨロしているというわけでもないからね。
中も人はかなりいましたが、日中に入るよりはマシだったのかな。
いやー、もう見事だった。
どーんと出ているおぼんみたいなの、玳瑁螺鈿八角箱という箱です。聖武天皇の遺品かな。これがね、木の枠に螺鈿細工にしてあるように見えるでしょ。本当にタイマイ。亀の甲です。近くで見るとそのすごさがよくわかります。
三彩焼きの鼓とか。陶製の鼓ってすごく重そうだなーって。
役人の借用証とか、残ってんですからね。
租税として地方から持ってこられた麻布が何もされないまま正倉院の中に残ってたのとか。これ、きれいに恭しく展示してあったんだけど、実は法隆寺では同じようなものが無造作な感じで展示してありました。ガラッガラで。
今年も戸籍が一部展示してありました。誰々さんの特徴って黒子がどこにある、みたいなことが書かれてるんです。律令の世界なんだなーって。もちろんこれが現代日本の戸籍の原型。
今年は孝謙天皇のものが少なくなかったように思います。
正倉院展の当日券は駅でも
正倉院展の当日券売り場は本当に並んでいます。
地方の美術館博物館だと、会期中でも近くの商店街のお店でも購入することができることがあります。
どうやら、奈良でもそうなのか、三条通りや奈良町の商店街では正倉院展の前売りあります!というポスターを見ました。実際のところはどうか知りませんが。
遠方から前売りを買わずに来る場合は、多分近鉄奈良駅だったと思うんだけど、駅で正倉院展の当日券を売ってるんです。こっちは人が並んでなかったんで、先に買ってしまうことをお勧めします。
私は、事前に前売り券を購入していました。
葉風泰夢
正倉院展を見終えて19時。流石に空腹でして、美術館飯といきましょうと、レストランへ。
ちょうど人も少なかったです。
オムライス1200円。
久しぶりにオムライスを食べたけれど、ふわふわ卵が大変良かった。疲れて来た胃腸にあまり重たくなく、さらっとするっと食べました。
クレジットカード可です。
・http://www.tokokuro.jp/cafe/index.html
今回は、春日大社・東大寺と回ってから国立博物館へ。
国立博物館からは、バスに乗ってJR奈良駅まで戻りました。