書いたとばっかり思ってたら、書いてなかったね。
橿原は最後の最後に大変嫌な思いをしました。さっさと奈良に出てしまえと。最後の宿泊は奈良ホテルだったのだけど、奈良ホテルで良かったよ。楽しかったから、また奈良に泊まろうかなって思えたもん。
さて、奈良ホテルなんだけど、まだお部屋には入れてもらえない。と言うことで、周辺の冒険に出たわけ。
その行き先の一つが志賀直哉旧居でした。人も多かったのであんまり撮影してない。

志賀直哉の旧居は高畑町にあるので、奈良ホテルとは目と鼻の先。とはいえ、坂すごかった。だって、目と鼻の先が春日大社よ?

建設は昭和初期。引っ越し魔だったという志賀直哉が、自分で設計したという、こだわりの家です。
「暗夜行路」の執筆が行われたのも、ここ。米軍に接収されたりして、今は奈良学園が所有しています。かなり復元したみたいですよ。
廊下など、かなり狭くて、天井も低いので要注意。(姉さん、165cm)
これ、ウィリアムモリスって言われた記憶がある。

襖なんですよ。
身長165センチの私が立って撮影してこんな感じなので、結構天井も低いということがお分かりでしょうか。

とにかく、自分の好きなようにこだわって、作ったという家。子ども部屋ももちろんありますが。
洋風の、サンルームまである。いろいろあったので、サンルームの写真は出さない。
けど、↓洋間。

そして手洗い場。もちろんお風呂もあります。

可愛いよね。
お庭。


上の写真は二階からかなあ。
二階にも上がれたのよ。
書斎。

上の写真は、なんとなく、この横の窓からっぽいよね。
この向かいは春日山らしく。

「あっらー。ここ、藤の季節になったらこの窓から春日山からの藤が綺麗に見えたのにー」とおっしゃる方がおられた。
志賀直哉は、引越し魔だったので、いろんなところに旧居があります。記念館などにはしてくれるなというご本人の意向だったらしく、ここも「旧居」ということらしいです。