獅子林 狮子林 Shī Zǐ Lín
私は、耦园から歩きました。
獅子林は蘇州四大名園の一つで、元代園林の代表です。2000年に世界文化遺産に登録されました。園内には石山が林立し、多くは獅子のような形をしていることから「獅子林」と呼ばれています。園内の回廊の壁には宋代の四大家蘇軾、米芾、黄庭堅、蔡襄の書道碑や南宋の文天祥の『梅花詩』の碑刻作品が埋め込まれています。
http://www.suzhoukankou.com/page/p1.html
40元。窓口に並んでるのにそっと割り込もうとしたおばさんを肘で牽制した記憶があるwwwほんと、自動販売機で買えるのに並ぶのなんなんだwwwと思った。窓口が並んでたから、俺さまも自動販売機で買おうとしたんだけど、パスポートって書いてある場所をクリックしても、アルファベットが入れられなくて日本のパスポートの番号が打ち込めないパターンよ。
人の多さにうんざりしながら、だったのはあるけど、好みの問題よね。耦园の方が好みでした。こっちはね、私の好みよりもモダンすぎた。ただ、なんといってもステンドグラスよ。

人がいない(少ない)ところばかり出すけど。池がなあ…やっぱりアオミドロなのよねえ…「獅子」というのはよくわからなかった。

お庭に降りるときは要注意なんだけど、洞窟っぽく作ってあるところも。

文人っぽさもあるけど、日本で言うところの欄間にあたるところなのかしらね↓なんとなく「ハイカラ」でしょ。

確かどこかに乾隆が来てどうのというのがあったと思う。あの人、蘇州がすごく好きだったみたいで、何度も来てるのよ。

乾隆好みといえばそうだよね。あの人、ハイカラさんだわ、確かに。
ここは実は一部2階に上がれます。この階段の手すりは、アール・ヌーヴォーっぽい。

確かに、他の庭園でも透かし窓に草花があしらわれてたり、蘇州の庭園とアール・ヌーヴォーの相性はいいと思う。透かし窓の草木はアール・ヌーヴォーよりも写実的ですが。ただし、アール・ヌーヴォーは19世紀末。つまり1800年代末期です。乾隆が亡くなったのは1796年なので、乾隆の方がまるっと100年早い。だからこの手すりを乾隆が見た可能性は少ないんじゃないかなあ、と私は思う。知らんけど。ただ、このくるくる紋様はヨーロッパの専売特許じゃないし。日本の東北の蕨手刀なんかもこんな感じのくるくるがついてるから、知らんけどね。
上の写真の右側に見切れてるんだけど、Lionなんとかってあるじゃないですか。そう、二階が中国だからティールームと言って欲しいんだけど、カフェになってて。どうやら廊下部分にもテーブルと椅子が並んでたんだけど、私が見たところ、満席だったのだ。残念だった。