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[恐怖!] 三条東洞院通りで鬼にあった [実話] [2018年10月 京都・奈良 巡礼の旅]

実話。本当に鬼に会った。

高松神明神社からそのまま御池通りに行って良かったんだけど、それって前日のルート(二条城からホテルに戻るとき)にすごく近いんです。それでそのまま東に歩いた。

中京郵便局

あら!?
三条

いきなり瀟洒な洋館が。

近寄って見ると、中京郵便局でした。

この中京郵便局には壁面博物館があると書かれていると、入ってみようって思うよね。

中京郵便局

もちろん、カウンター側は撮影できません。

郵便局の博物館

さて、ちょっとした展示がありましたが、ああ、京都ってとこは本当に千年以上この国の中心(の一つ)だったんだよなあって思う。何もかも、重層的。

って思って出た。

鬼が出た

私が歩いたのは東洞院通りです。

実は二条通りと東洞院通りのあたりに伊勢が住んでいた、という話があって、このエリアは近いと思ってたの。

平安京の時代から東洞院通りは存在するけれど、現在はかなり細めの通りです。低めのマンションというか、コーポとかアパートってやつね、そういう感じの住居に、小さなオフィスビルがある感じ。道路工事をしているところがあって、そこに我々歩行者が歩き(時代祭の日なのでこの周辺には御池通りを目指す観光客が少なくない)、そこに自転車が突っ込んでくる。それに自動車も入ってくるので自動的にスタック。一人ずつ歩いて、一台ずつ自転車が通り、一台ずつ車が通る。そこになんの問題もなければ、騒音もない。ただただ、お昼前の日常だと思う。

私は順番を待ってたら、向こうから自転車が通ると何かバラバラバラと何か音がするのね。え、このタイヤ、変?と思ったんだけど、私の前に待っていた女の子が歩き始めて頭を抑えた。

え?

つられて私も歩くとバラバラって音がしてわかった。
ジョウロのようなもので水がかけられたの。

え!?!?!?!?みたいに混乱した。

モンコック かよ!?!?!?みたいな。

仮にベランダの鉢植えに水をやっていた、とか、そういう人だと必ず物を落っことしますね。やばい。本当にやばい。

モンコック というのは、香港の繁華街です。ここ、やばいところで、過去には酸が人の頭上に投げ落とされました。これ、何度かあった。さらには大便も落とされました。そういうところなので、私はできる限り行きたくない。

港女たちと待ち合わせると「じゃ、モンコック で」って言われることがあるのがすごく嫌なの。

どういう繁華街かというと、古いけどこういう映画でどうぞ。

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東京でも、若い頃東京のシマのようにしていた南青山辺りではこういう、低層ビルの近くでの自然渋滞は良くあった。でも上から水が降ってきたことはなかった。

なので大ショックでした。実は時代祭に行かないとならないので、110番したりする暇がなかったのだけど、これは通報した方が良かったんじゃないかと思わないでもない。

京都はモンコック並み。

路地を歩くときは傘をさすといいよ。

今昔物語集 巻27第1話 三条東洞院鬼殿霊語 第一

私の背筋をぞぞっとさせたのは、この話をそのまんま長年のネッ友さんにしたときですよ。
「そこ、昔から鬼が出てくるところじゃないの」

それ以上聞きたくなかったんでごまかしたんだけど、見つけた。今昔物語集。

今昔、此の三条よりは北、東の洞院よりは東の角は、鬼殿と云ふ所也。其の所に霊有けり。

其の霊は、昔し未だ此の京に京移も無かりける時、其の三条東の洞院の鬼殿の跡に、大なる松の木有けり。其の辺を男(をのこ)の馬に乗りて、胡録負て行(ある)き過ける程に、俄に雷電霹靂して、雨痛く降ければ、其の男、否(え)過ぎずして、馬より下て、自ら馬を引へて、其の松の木の本に居たりける程に、雷落懸りて、其の男をも馬をも蹴割(けさき)殺してけり。然て、其の男、やがて霊に成にけり。

其の後、京移有て、其の所、人の家に成て住むと云へども、其の霊、其の所を去らずして、于今霊にて有とぞ、人は語伝へたる。極て久く成たる霊也かし。

然れば、其の所には度々吉からぬ事共有けりとなむ語り伝へたるとや。

やたがらすナビ 今昔物語集 巻27第1話 三条東洞院鬼殿霊語 第一

え・・・。

「それ以来、ここには変なことが起きると語り伝えられているとか」って・・・。

しかも、モロにこの中京郵便局だって。。。
https://ameblo.jp/sanin-department-store/entry-12208812361.html

三条西洞院通の鬼殿

なお、私、上のブログに書いてある三条西洞院通の鬼殿のところ、柳の水もこの日の朝に立ち寄ったんです(滝汗
柳の水

ぎゃ!!!!!!!!あそこで何かを拾ったのか!!!!!!!(なお、この日はなかなか微妙な1日でした。でも安井金比羅宮からはちょっとスムーズに)

この京の黒染屋さんのHPから孫引き失敬。

「拾芥抄」には、「鬼殿三条南西洞院東、有佐宅悪所。或朝成跡歟」

「今鏡」に「新院(崇徳)永治元年十二月九日ぞ三条西ノ洞院へ渡らせ給う、太上天皇の尊号をたてまつらせ給」とある。

グフっ!

崇徳院ったら鬼殿と呼ばれたところに御所を作っちゃったのか、それとも、誰かが彼を鬼殿に押し込めたのか、それとも、崇徳院がいたから噂になるのか。「今鏡」の評価は「水鏡」よりマシ程度でいいと思う。いくらなんでも流石に上皇の御所を住んでもいなかった別のところにすることはなかろうと思う。

さらに出てくるのは「拾芥抄」、これは鎌倉時代以降なので崇徳院よりもはるかに後。

対して「今昔物語集」は平安末期。崇徳院も平安末期。なのでね、「拾芥抄」が崇徳院の御所を鬼殿にしちゃった説もありうると思うんだ。

しかし、素人の想像に過ぎないので、レポートに書いたりしたらアウトだよ。

京の黒染屋

結局はどう捉えるかの問題

さて。

私は何かを拾っちゃったんでしょうかね。

京都で神さまにお祈りしまくってるんで、拾っててもどこかに落としてきてるでしょ。

ま、これは生きている人がどのように捉えるかの問題。

私の結論はこうだ。

京都はモンコック 並み!