2018年5月の花蓮旅行用に、縁あって、「Sandmarc」という、アメリカのiPhoneやGoProのアクセサリー会社さんに、iPhone用の広角レンズをモニターさせていただくことになりました。
外付けレンズですが、スマホにケースごとつけることもできれば、スマホにクリップでつけることも可能です。
これがワンセット。

中身は、ケース・ポーチ・クリップ・レンズ、レンズ拭き。
正直なところ、このレンズは思っていた以上に重くて大きくて、本格的でした。かなり厚みもあります。
レンズは底にキャップがあるのでこれも失くさないようにね!
ケースマウントを見ていただければよくわかると思うのですが、ぱかっとはめ込むのではなくて、ネジ込むタイプなので、使っているときにいきなりレンズがぽろっと落ちてしまうことはないと思います。
ケースマウントを使う方が使いやすそうだけど、ストラップホールがない
レンズが大きくて重いので、ケースマウントの方が使いやすそうです。
しかし、ケースマウントにはストラップホールはないし。さらにいえば、ちょっとチープな感じで、レンズで重心がかなり重くなってしまうと、落としそうです。ただ、ツルツルタイプではないので、スポッと抜けることはなさそうですが。それでも、私は不安だな。
iPhone 8P、私がSIMフリー版を購入したからなんですが、10万円を越すので、入門機のミラーレスにレンズをつけてもお釣りがくるレベルです。もちろん機能が違いますが。
キャリアの交換プログラムがあるわけでもないなのでね、ストラップホールがなく、衝撃にもあまり強くなさそうなケースをこのレンズのためだけに使う選択肢は私にはなかった。
ケースもついてくるので、一応、iPhone7、7P、8、8P、Xの5種類が対応です。
しかし、届いた箱(iPhone 8P対応)なのですが、7Pも使えそうです。

私はクリップマウントを使うしかない
やはり私はクリップです。こっちはこっちで、歩いているときにレンズがポーンと飛んでいかないか心配です。けれども、優先すべきはiPhoneであって、その10%以下の価格のレンズではないでしょう?
また、よく考えるとクリップ式のレンズということは、ずれるとうまく使えなくてというわけで、それなりに緊張いたします。
クリップはなかなか良く出来てて、iPhoneにあたる部分はゴムでコーティングされるようになっています。

なので、カバーや保護フィルムを使わない場合でも、本体に傷がつきにくいのではないかと思います。また、カバーがあっても、レンズ部分はぽこっと出てますからね。またこのゴムの部分があることによって、レンズが滑るのを防いでいる感じ。
また、レンズをiPhoneから外したときにも、レンズの底をピタッと密封してホコリが入るのを防ぐのではないかな。
クリップマウントでレンズをつけるとこんな感じになります。

しかし、本当に、クリップだときちんとレンズとレンズが当たってないとボケてしまうので、セットするのに時間がかかります。なので、スピード命!というときには使えません。
そういう場合は、やっぱりカバーマウントなんでしょうけど、本当にカバーが頼りない。
使ったよ!やはりクリップはつけにくいし、カバーマウントが頼りないのが本当にもったいない
九份にて
場所は九份。色調調整はいずれもしていません。
そうなんですよ。クリップがずれてたね。あと、カバーをつけているので、直接レンズがiPhoneに当たっているという訳でもない。それでスピード命のときには向かなかった。
こっちは色調調整をすればグッと綺麗になります。今回は無調整で出しています。
少なくともクリップを使うと、スピード命のスナップではとにかく大変難しいということがわかりました。カバーがもっと頑丈な感じなら良かったのに。
清水断崖でも撮影したのですが、やはりクリップがうまく調整できずにボケボケになってしまいました。
クリップでスナップは難しいです。
ホテル室内
続いてホテルの室内です。比較はせず、この広角レンズをつけたもののみお見せします。
手前がグッと大きくなってしまっていますが、広角レンズなんだもの。仕方がない。こういう小さい部屋を撮影するのにはちょうど良かったです。スナップよりも、ホテルレビューの方が使いやすいだろうと思いましたが、その通りでした。
ポートレートモードは使えなくなる
このレンズを使うと、どうしても二つめのレンズが潰れてしまいます。なので、ポートレートモードを使おうとするとこうなる。

便利なのは、案外セッティングに時間をかけても構わない場所なわけで、実は重宝するのは機内を撮影したり、ホテルの室内を撮影するときではないかと思いました。単焦点はどうしても写せる範囲が狭いし、焦点を合わせるのが大変だったのよ。
実は風景は、自然が相手だと一瞬ですから。また、建物含めて、一人旅だと防犯にも自分で注意しなければならないので撮影に時間は取れません。パシッとね、一発でキメるんだよ。子供や動物も待ってくれないからね。
というわけで、多分、今回はシグマの単焦点レンズとiPhone 8P&広角レンズで行こうかと思います。念のために標準レンズも持っていくかね。この広角レンズはクリップマウントにくっつけたまま付属のポーチ(これが案外出し入れしにくくて)に入れてカバンに突っ込んで大丈夫なんじゃないかと思う。
クリップで使えばAndroidでもOK!
クリップを使えば他の機械にも使えます。これは私がずっと愛用しているZenFone3の5.2インチです。

もちろん、クリップの長さが問題なので、使えない機種もあるかと思います。
他のシリーズ
このiPhone用の外付けレンズの種類は、
- 広角 (Wide)
- 魚眼 (FishEye)
- マクロ (Macro)
- TELEPHOTO LENS EDITION
の四種類かな。TELEPHOTO LENS EDITION以外の三つとも欲しいならば、
- Photography
というのが3点セットです。
もう一つ、レンズではなくてフィルターもあります。
- CPL FILTER
アクセサリーですが、実は安いコンデジなら買えちゃう値段なんです。今日のレートだと¥9,688ですが、多分購入するときの支払いは米ドルのみ。($89.99 USD)なんで、お買いになるときはレートをよく見て。
なので、お気軽に、とは、もうしませんが、せっかく外付けのアクセサリーを使うなら、これくらいしっかりしたものを使ってみるのも良いのではないかと思います。
販売ページだとこうなる。
Lens – 16MM
Field of View – 110°
Magnification – 0.56X
Glass – Multi-coated
Weight- 71 g
Height – 24.2 MM
Diameter – 42 MM
Magnificationというのは、倍率のこと。
ご興味があればぜひ。上にも書きましたが、円表記されていても決済は米ドルなんじゃないかと思うので、表示された値段と請求金額が異なることもあると思うので、ご注意なさって。