このページの内容をまとめると
ここを選んだ理由
前回香港トランジットでは北角を探検する予定だったのです。しかし、ディズニーのチケットが当たったので北角探索ができませんでした。
それで、今回は北角探索の予定でした。前回同様イビス北角にするつもりだったのですが、あそこは禁煙フロアなのに調度類がものすごくタバコ臭かったのです。それが大変不満でした。
それと、季節的に呼吸器に困難が生じるかもしれません。それでアレは嫌だと思い、禁煙ホテルを探しました。北角(に限らず)禁煙ホテルで坂の上になく、高くないホテルということで見つけました。
事前のレビューを見ると、ウェットマーケット(街市)にあるので早朝からうるさい、とか。二泊だし、観光目的なのでそれもいいではないかと思いました。
予約は毎度おなじみホテルズドットコムです。
Hotels.com
お値段は、一泊目が8,894円、二泊目が9,487円。
事前に調べたこと
場所
場所:北角・春秧街112
香港空港から:A11で粤華酒店で下車し徒歩(80分)
香港空港へ:A11で英皇道の美麗閣から乗車(75分)。A12でも可能。
行き:
バスで:A11で降りたら道の流れに逆らい、北角道へ。これも流れに逆らい、トラムの通り(春秧街)の112。流れにそって歩いてしまったら、糖水道の陸橋。
A12で降りたら、フェリーピア。糖水道の陸橋の下を通って道を渡り、春秧街(歩きにくそう)
MTRで:おそらく、北角駅はB1(英皇道と書局街)にエレベーターがある。道を渡り、新光戯院の前から周生生。周生生が糖水道。糖水道を渡り、春秧街へ。(そこそこ歩きにくそう)
外壁
ストリートビュー(2009年)より
ひょっとすると、ここも台北によくあるような、ビルをリノベしてホテルにしたようなところなのかもしれないな、と思いました。
実際に宿泊した
行きは空港バスのA11。帰りはMTRとバスを乗り継ぎました。移動は問題なかったです。その話はまた後ほど。
フロント
夜チェックインしましたが、日本人には衝撃的なほど無愛想です。ただし、香港クオリティとしてはこんなもん。
名前を言うと、普通はチェックイン?と聞かれるものなのですが、だったら何だ?という態度です。もぞもぞいうので聞き取れず、広東語で押し切られてるのかと思ったら、英語だったというレベル。
順当としては、ぶっきらぼうに「チェックイン!」とやるべきだったかも。ナイスじゃない人にはこっちもナイスじゃなくなります。
この人以外の人はいい意味で「まじ香港かよー!?」という感じだったんですけど、夜はこの人が担当だったようです。
日本人的には夜のチェックインは避けたほうがいいかも。香港の印象がマジで悪くなるから。
この人の話をすれば、「朝はどこで食べられるの?」と聞くと「朝食ついてねーよ」とくるわけです。そりゃわかってる。「この近辺の情報を聞いてるんだけど」と返すと「たくさんある」でおしまいです。
ヨーロッパでも周辺のレストラン情報とか教えてくれるものなんですが。
よく私が言うんですが、「もしも香港で人間扱いされたいなら、札束で頬をひっぱたいて目を覚まさせてやれ」。
香港ではこのレベルのところにしか宿泊できない方が悪いということ。
エレベーター問題
予想したように、ビルをリノベしてホテルにした、というよりもマンションをリノベしてホテルにしたような印象を受けました。
21階かな。3部屋か4部屋ずつしかないのでそこそこ静かでしたよ。でも、エレベーターが二つしかなく、しかも片方が壊れていたのでそこそこ待たされました。
室内
ミネラルウォーターの提供はありません。
入ったところからみるとこんな感じです。狭くはないけれど、広くもないです。個人的には一人で宿泊するには十分です。
ベッドは広めですが、それはダブルだから。このベッドですが、そのまま寝ると身長165センチない私のつまさきが少し出ました。まくらがでかすぎ、これをなんとかしないと高身長の方は寝にくいと思います。
ベッドそのものは固すぎず、柔らかすぎず。よかったです。
ただし、入った時に室内は17度のエアコンに設定されていて、すぐに切ったのですが寒すぎたんです。
羽毛ブランケットをかけて寝ました。
あら、使い捨てスリッパ。
棚を置いて、そこに冷蔵庫や金庫、そして服かけ&荷物置きにしてありました。
シャワーブースは独立型です。イビスよりも清潔感があります。
そうそう、バスルームはすりガラスです。隠すためのカーテンもありません。さらに、シャワーブースは透明なアクリルなので、二人で宿泊した場合、一人がシャワーを浴びている時にもう一人がおトイレを使うというのは多少気まずいかもしれません。
なんども言いますが、私は一人なんで、この点はどうでもええわ、ポイントです。
すりガラスは別にしても、そこそこ清潔です。
トイレの上にタオル。
あ、毎日交換してくれましたよ。
テーブルと椅子がありました。この上に、カップ(プラスチック)、湯沸かし、インスタントコーヒーにティーバッグ、ティーバッグ入れ、ドライヤー(パナソニック)がありました。
シャワー問題
私、テーブルにどんと荷物を置いちゃったのです。それでいろいろ見逃した。
夜中に一度外に出て、シャワーを浴びるのですが、いつまでたってもお湯が出てこないんです。水風呂です。水風呂で、「香港では寒波」という日だったのですが、11月末に20度あれば日本人的には寒波ではない。お湯を飲めば大丈夫でした。
このレベルのところにしか宿泊できない方が悪いということ。と思ったらそういうわけではなかった。
あれ?と思って翌朝テーブルの上の荷物を少し片付けたら、ラミネート加工された注意書きが出てきたね。上の写真にあるのわかりますか?
ヒーターのボタンを押してくれ。まず冷水、そしてお湯を出してくれ。ああ、そうだったんか・・・。すまん・・・。
上の棚の写真の隣の壁になにかボタンがありますね。
これがそのヒーターのボタンでした。
「寒波だから15分から20分前につけてくれ」って・・・。
その晩はちゃんと暖かいお湯でシャワーを浴びることができました。これに関しては決してホテルのせいではない。
Hotels.comM1 ホテル ノース ポイント (香港北角 M1 酒店)
うるさい?
いやー、騒音に関しては何にも。
翌朝は9:00くらいに外に出たのですが、活気ある街市でした。でも、そんなに音は感じませんでした。爆睡したらしい。
実はハーバービュー
21階だったんですね。朝、窓の外を見てみると、こんな感じ。春秧街、見えない。
遠くに目をやると、あっらー。
北角フェリーピアの海が見えるじゃないですか。実はハーバービューだった。
コンセント
コンセントそのものはいくつもあります。ベッドの横に小さい棚があって、そこに一つ。テーブルの上に二つかな。そしてドア付近の高いところに一つありました。ただし、どれもユニバーサルにはなっておらず、香港の(というかイギリスの三またコンセント)GとかBFとか言われる型です。
ただ、テーブルの上には一つだけユニバーサル型のアダプターが差してありました。充電中を撮影したと思ったんだけどしてなかったなー。私はベッドのところに香港の充電器、ユニバーサルアダプターにヨーロッパの充電器、そしてもう一つは湯沸かしに使い、その後にマルチプラグアダプターを使って日米型の充電器を使いました。壁のは、ドライヤーに使ったかな。
ここ、リピートする?
たぶんしない。
値段そこそこ。そこそこ清潔です。
完全禁煙ホテルで喫煙フロアがあるわけでもないのですね。そのせいかイビスみたいに臭くない。そんなに外がうるさいとも思わなかったし。
ぶっきらぼうな香港人フロントは一人だけだったし、この近辺に慣れれば聞くことは一切なくなります。ぶっきらぼうで、香港慣れしていない日本人だとショックだと思いますけれど、香港人に見知らぬ人への親切を期待してはいけない。香港ってそういう土地なんですから。
空港との往復も難しくないし。ミニホテルみたいに、坂があるわけでもないです。
夜も(そこそこ)遅くまで開いている店もこの周辺にはあります。
Expedia M1 ホテル ノース ポイント (香港北角 M1 酒店)
しかし、この通り、暗くなると多少怖いです。昼間の屋台が閉じられるのですけど、カバー(とはいえってもビニールではない)をかけているのですね。おかげで、路上に身を潜ませられるところが沢山あります。隣のパン屋さん(フレンドリーだった)みたいに遅くまで開いているお店もないわけではないのですけど。
ちょっと怖かったのは帰国後見つけたレビューの中に、hooker(売春婦)が客待ちをする通りだ、と書かれていたことです。正直に申し上げて、さもありなん、だもの。
香港は比較的安全な都市です。それでも、どこにでも犯罪者はいるものなのです。
というわけで、明らかに夜が遅くなるような旅程の場合は、ここはちょっとお勧めできないな、と思いました。
香港空港との往復方法
香港空港より
行きは単純に香港空港からA11バスに乗って粤華酒店で下車し徒歩。21時には春秧街は人気がなくなります。翌日見たのですが、20時すぎくらいに放水車がやってきて路面を洗浄します。その清掃が終わり、多少べちゃべちゃになっていましたが、歩けました。お値段40香港ドルなり。香港島に入ってから、上環・セントラル・湾仔・銅鑼湾と行くので時間はかなりかかりますよ。
香港空港へ安く行くなら、MTRで行け!
帰りはMRTにしました。というのも多少腹具合が悪かったのです。精神的なものなので体の病気ではない。ただし、大人としての尊厳を失いかねないので、途中でトイレに行けそうなルートを選択しました。
ルートは前回のディズニーから北角に行ったときの(ほぼ)逆ルートです。北角ー中環(青線)/香港ー東涌(オレンジ線)とMRTで行きます。そして、東涌でS1バスに乗ります。
北角駅はB1にエレベーターがあります。B1そのものは途中までエスカレーター、そして階段という香港のいつもの地下鉄です。エレベーターは地下鉄を降りたときには見つけにくかったのですが、乗るときは外にあるんで楽ですね。エレベーターを降りると奇華の前に出ました。その次、ホームへも確かエレベーターがあったと思う。こちらはエスカレーターでもよかったです。
中環駅と香港駅は繋がっています。かなり歩くのですが。トイレタイムとしてはここまず第一が候補でした。トイレがどこにあるのかよくわからないのですが、最悪の場合はIFC2に上がればモールがあるので使えないかなーと。
そして東涌はゴンピン360(ケーブル)があります。アウトレットモールの側に出ると、S1の乗り場でした。目論見通り、ここのアウトレットモールでトイレで一流ししました。ああ、すっきりしたー。
費用はMTRが25.2、バスが3.5。合計28.7ドルです。時間は一時間半くらいでしょうか。バスもすぐに来ます。乗り換え二回が苦にならない程度の荷物の場合、時間はそんなに変わらない上に、香港島での渋滞にひっかかることはないので時間が読めます。
最短時間なのはエアポートエクスプレスなのですが、片道100ドルでしょう。どのみち乗り換えなければならないし、そんなに慌てる時間でもなかったので、MTRにしました。
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アゴダM1 Hotel North Point
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