このページの内容をまとめると
元住人です。日本なのにリスニングが難しい場所、福岡に(ネット上で)お連れしよう。
なお、私はネイティブ博多弁スピーカーではないので、リスニングはできる(とも限らない)けど、スピーキングは無理です。「わからんとよ」と「わからんったい」のニュアンスの違いが、「とよ」の方が柔らかく困っていて、「ったい」の方が開き直られたらしい、のはわかるけど。それは語調によって認識しただけです。
関西人と違って、九州人は逆の言葉(例えば「あんた、賢いなぁ」=「あんた、馬鹿ぁ?」)はあまり使わないようなので、そのまま素直に受け取っていいとは思います。(関西出の先生ににこやかに「あんた、賢いなぁ」と言われたときの恐怖!!!)
博多駅と福岡駅の二つがあるんだぜ
山陽新幹線と九州新幹線の発着駅=JR博多駅です。福岡市の陸の玄関口がここです。
もう一つ「福岡駅」があります。
天神にある、西鉄の駅です。今は西鉄福岡(天神駅)と表記されています。でも、Google Mapsでは「西鉄福岡駅」になってるかも。
博多駅と福岡駅は地下鉄で二駅分離れています。バスなら下手をすると20分かかる距離です。バスなら100円だけどね。
福岡駅に隣接している地下鉄の駅はというと。
「福岡(天神)駅」と表記されるように、地下鉄天神駅もしくは天神南駅です。(天神駅と天神南駅は天神地下街でつながっているだけです。乗っていけるわけではない。)
左側にあるのが西鉄福岡駅。上の方に「天神」ってありますね。で、右側に目をやると博多駅です。
なぜこんなことになったのか。
・・・知らぬ。
だがしかし、「博多駅」は「博多駅」なのだ。
西鉄福岡駅は西鉄福岡(天神)駅なのだ。
私にはどうしようもない。
なお、新幹線で本州から行く場合は、博多駅の手前、「小倉駅」(カーキ色のパイナップル型のブツが花壇に生えていたところ)は倉庫から対戦車用ロケットランチャーが見つかった北九州市ですよ❤︎
そして今回の目的地、九州国立博物館のある太宰府ですが、JRでも「太宰府」には行けます。しかし、(あとで説明するけど)、博物館の最寄りが「西鉄太宰府駅」なもので、西鉄に乗るのです。
もうひとつ。行き先が太宰府なら、そりゃ出発は「天神」でなければ。
「天神」=「菅原道真が流されて、上陸した地」だもの。
実はバス(西鉄バス)でも行けるんだけど、本数が少ないとの、時間がかかるので西鉄にしました。あともう一つ、セットになった切符を買いたくてね。
あ、飛行機ですか?
飛行機だったら福岡空港良いですよ。福岡空港から地下鉄2駅で博多駅です。空港線でそのまま、福岡空港・博多駅・天神駅と行けますよ♪
博多駅から福岡駅までお連れしますぜ
博多駅
さて、私はその博多駅に到着しました。
さて、「地下鉄」マークに従って、地下に降りましょう。
昔は地上に上がるのに途中階段になるところに行ってしまう、とか大変だったけど、今はエレベーターとか見つけやすくなってるから大丈夫。ただ、降りているこのルートを戻ったら大変だけどね。
ICカードはICOCAもSuicaも使えるよ
福岡には、JR九州のSUGOCA、西鉄のnimoca、市営地下鉄の「はやかけん」と三つもICカードがあります。なぜ統一しなかったのか理解に苦しみます。
しかし!姉御はICOCAで押し切っていましたが、最近はiPhoneに入れたモバイルSuicaで押し切ります。
エスカレーターは右でも左でもいいんじゃない?
福岡のエスカレーターのローカルマナーは、未だによくわかりません。前に従う感じ?このときは空いてたんで適当に乗ってます。
なお、本来エスカレーターは、二列になってかけ登らずにそのまま止まって乗るのが一番みんなが速く移動できるというものです。
あの片側を空けるローカルマナーに合理性はない。やめりゃいいのに。
天神駅に着いた
ふっふっふ。目論見通り中央出口近くであった。
とはいえ、この写真の奥は天神地下街で、その向こうに地下鉄天神駅の東口があります。こっちからは「中央」って出てるけど、地下街から見るとこちらは「西口」です。
こゆこと。
目的地の西鉄福岡駅は、パルコ(旧岩田屋本館)と三越の間にあります。
地図ではパルコと「西鉄福岡」と書いてある建物は別れて道になっていますが、実は空中回廊になっていて、福岡パルコから福岡三越まで建物中を歩けるんですよ。
昔、まだパルコが岩田屋本館だったころ、学校からの帰りに、岩田屋の下にあったパン屋でパンを買って帰っていました。そのときのルートが地下鉄天神駅と西鉄大牟田線を結ぶ最短コースだと思うのです。それが6番出口を行け、というコースです。
途中、地下一階に新天町ファーボというのがあって、ここにあるコクミンドラッグが当時最安値でした。もう10年以上前の話なんで今は知りませんよ。
実はこの元通学路って、階段ばっかりなんです。今どうなんだろう?と通りましたが、階段でした。そもそも「6番出口」と表示されてるところから階段だったもの。
てっか、今「階段嫌だ〜」と言ってるんだけど、私、階段を上り下りしてたんだわ、あの頃。若かったわー。
あ、その、元通学路の写真がないわ。
パルコ側から到着しました。
多分一番わかりやすいのは、西口も東口も地下街に面しているので、地下街に出て、南側(三越&大丸)側に向かい、ソラリアステージに入って、エスカレーターで上に上がる、でしょうか。深夜早朝は使えないけど、観光客が動き出す時間なら大丈夫だと思う。
深夜早朝なら、結構人が落ちるので有名な(私は落ちたことないけど、実際に二人も知人が落ちた)地下街の階段を上がって、地上に上がるのかな。渡辺通りを南下すると、駅&バスセンターが見えます。確か、北側にはエレベーター・エスカレーターだけで上がれるようになってません。南側(地下鉄なら天神南駅。天神駅とは歩いて接続します)には、あるのだけどね。
実は、西鉄福岡駅は、三越などに改札があるのだけど、今回は正面に行くべし。
で、この駅は二階にあるのだけど、今回行くべきなのは「チケット売り場」です。
西鉄の駅で九州国立博物館の特別展の観覧券セットが買える
乗り場に向かって左側にチケット売り場があります。
ここでセットを購入できます。
下にクーポンと、水色の封筒の中には兵馬俑展のポスターの絵葉書がありました。
・お得なきっぷ(きっぷら) 九州国立博物館きっぷ(西鉄)
他にもセットになったきっぷがあります。
・お得なきっぷ(西鉄)
「きっぷら」という謎の単語が出てくるのですけど、何なのかよくわかりません。「きっぷ」と「ぷらり(ぶらり)」を一緒にしてるのかしら。
それとも「きっぷ」の複数形なのかしら。確かに、きっぷは往復の二枚あります。
どこの土地でもそうなのですけど、こういう、造語は難解すぎるのでやめていただきたいです。
それとも九州弁なの?それなら「仕方なかとよ」。
いずれにせよ、この「きっぷら」に喧嘩を売っている暇はない。
このチケットのセットは2,100円でした。なお、支払いは現金のみです。
福岡駅からは片道400円なので往復800円。兵馬俑展の一般は当日券は1,600円なので、全部合わせて2,400円なんです。
でも、前売りを正規に買っておくと、前売りが1,400円なので、合計2,200円です。
あら高いわ。
金券ショップ(「TSふくおか」というのが安いことが多いよ!)で1,300円以下で買えたらこのセットを買うよりも安い。でも面倒だったので、このセットを購入しました。
参道のお店で前売り券を購入することもできるよ!(2019年2月)
太宰府天満宮の参道のお店には、前売り券販売中のポスターがありまして。
2019年2月は、帰りはバスかなーとか、政庁まで行けるといいなあと思ってて。それでいつものセット切符は買わなかったのね。
参道の前の梅園さんの前に醍醐寺展のポスターがあったので前売りを購入しました。もちろん売り切れることもあると思うんで要注意です。
前売り券、1400円。
さて、具体的に西鉄の駅から太宰府まで行くルートはこっち。⇒西鉄天神大牟田線で、福岡駅から太宰府駅まで行くのが早い。
JRだけでは太宰府まで行けないの?
JRでは二日市駅が最寄り。ないんだもん。JR太宰府駅って。
二日市駅は西鉄とJRがありますが、めっちゃ離れています。
バスが出てるレベルです。「紫駅」というのが近くにありますが、これは特急や急行が止まらない駅だと思う。
なので、ルートとしては、博多駅からバスで太宰府、もしくは天神から西鉄大牟田線経由、が2019年2月現在、ベストなのです。
バスでは?
博多駅から太宰府まで行くバスは、バスターミナルから出ているのだけど、すっごく並んでいるのでオススメしない。(平日でもね)
11時過ぎくらいに太宰府駅につきましたが、そのとき、太宰府駅の前のバス停で、私の撮影ポイントよりも後ろに人が並んでた。なお、このバスは博多駅行き。
参考までにあげておきましょう。2019年2月です。
土日ならバスがまあまあ、あるのがわかるかな。でも遅い時間にはないのです。なお、この日は平日なのでバスは選ばない。
そして、だああああああっと韓国人観光客かな?という感じの皆さんがおられました。実は博多駅からバス、と思ってバスターミナルに行ったんだけど、すっごい並んでたのよ。こりゃ座れねえ。というわけでさっさと天神駅まで出て西鉄に乗った。