このページの内容をまとめると
男山ケーブルカーがメンテナンスのため、運休だったので、私は歩いて登ることにしました。タクシー代は3000円かなって言われて、ビミョーな額だったの。
しかも、この日はスカートだったんだよね。前後非対称で後ろが長いやつよ、それも。普段そのスカートだと裾を持ち上げて階段を上り下りするけれど、そんな余裕はなかった。けれど、汚れてなかったからいいことにする。
この時(2018年10月)、まだ裏参道は通行禁止で表参道のみ通行可能でした。確かにジモティーらしき人たちは出入りしていたけれど、道を知らない人がやっていいことではありません。京都のテレビ(というか、関西のテレビ)ではずーっと「今年は山に入らないでください」と言っていた。
さて、石清水八幡宮です。石清水八幡宮といえば仁和寺の法師。⇒八幡:仁和寺の法師がなぜ石清水八幡宮の本殿まで登らなかったのかを、真面目に考察した
登ったぜええええええええええええええええええええええええ!
夕べは雨だったけれど、もう上がってるし。歩けるでしょ!だって、お姫さまそだちの二条たん@「とはずがたり」は写経のために石清水にこもるし、そもそも御所さまと再会するのもここ。出家して初めて御所さまに会ったのよね。
石清水八幡宮は、今回の裏テーマの「とはずがたり 」の重要な舞台だったんだもの。
登らないわけにはいかなかった。
この額の元の字は藤原行成!!!!!!が書いたんだって!だって!(だんだん興奮してくる、平安クラスタ)
奥に門が見えていますが、これが頓宮。それを出ると高良神社。そうです!!!仁和寺の!!!法師が!!!!満足して!!!!!帰った現場!!!!!!!
仁和寺の法師の話については、仁和寺含めて神社仏閣にお参りしまくって、自分の足で登って降りて、感想が変わった。ありゃ、おバカさんの話じゃないよ。その話は別に。
二の鳥居。
このヒョロい松は頼朝の松(2代目)。源頼朝が植えた松(2代目)ってなんなんだって話ですが、ここには松が必要なんでしょう。
この二の門の先からが石段です。
気合いをー!入れてー!!サルタノール!!!
サルタノールは喘息っ子にとっての神の薬、気管支拡張剤です。私は「運動する前にサルタノール」と言われています。事実、上に上がってもそりゃ息は上がるけれど苦しくはなかったです。しかし、処方されている方は、使い方を主治医さんときちんと相談なさってくださいね。
そして登り切って、三の鳥居!
三の鳥居からも、それなりに本殿までありました。三の鳥居の近くに駐車場があったっぽい。
奥にちらっと見えているこの山門なんですが、(ちょっと痛んでいて気の毒だった)。
さて、本殿です。
ここまでー!きたぞー!
今日は日中、ケーブルカーが運休なのもあって、すごく人が少なくて静かで、ああ!サンクチュアリ!って感じでよかったです。
ヘロヘロですが!
台風の被害
しかし、ここ、本当に台風の被害が尋常ではなかったことがうかがわれます。
ぐるっと回ったりできるんですね。展望台に向けて、歩きました。
びっくりでしょう。木がドンっと倒れたんだね。
この段そのものは通行禁止です。
この周辺ではこうなってた。
一応石灯籠をここにまとめておいた、みたいな状況です。
明治政府は文化財の敵と言いたくなる
二重の塔がここにはあった。廃仏毀釈で潰されたんだって。
平安時代中期にはすでにあった建物が!明治まで残ってたのに!
タリバーン並みの所業だよ、全く。
仏教嫌いはいいからさあ。建物は残してくれよって思うんだけど、当時の国家神道にとっては許せなかったんだろうなあ。ああ、平安時代の建物が。火事や落雷、嵐で失われたなら諦めもつきますが、なんちゅうやつらだって思う。
明治政府は文化財の敵だな。本当に。
展望台
さて、展望台。
この時はまだほとんど色づいてなかった。
まだバッチリ青紅葉。
さて、また本殿のところの休憩所で足を休めて帰りましょう。
小さいところにもお賽銭をあげていたら、小銭が足りなくなって、百円玉でもお賽銭をあげることになった記憶があります。
高良神社の御朱印もこの上の本殿でいただけますが、石清水八幡宮だけにしました。
御朱印:300円
帰ろう
ヘロヘロ過ぎて、気づかなかった。
降り始めるところだと思いますが、ここねえ、手すりもなーんにもないの。
だらだらと石段があって、下り坂があって、スイッチバック式じゃなくてかなりまっすぐ石段が続いて行ってて、これはこれでかなり怖いものがあります。
左側のバラックはお茶屋さんだったような雰囲気ですが、閉じてかなり立ってるようでした。今でもたまにやってるのかなあ。登りは建物があったので、これは休めるかと思ったのに、閉じてて悲しかった。
結構膝に来ましてね。
走井餅で休憩
これは行きに撮影した。
一の鳥居の前に、名物の走井餅のお店がありまして、ここで一休み。
長いのが走井餅。丸いのは栗餅です。あんこは苦手だけど、京都はあんこも甘さ控えめなのがいい!と思いました。480円
(北部九州のあんこは、ドカン!と砂糖をぶち込んでくるのだ。おそるべし、北部九州シュガーロード)
うどんもあったし、昼時だったんだけど・・・なんか食べなかったんだよね。
徒歩で昇り降りするのにかかった時間など
時間
カメラの時間を見ればいいわけで、
登り:約40分
降り:約25分
徒歩のつもりもなかった、私がハァハァ息を切らし、そして途中で止まりながらです。トトトトトトと登っていく人も降りていかれる人もおられました。なので、健康な方ならもう少し早いと思います。
予想してなかった人たちはすれ違いながら「話が違うよね!!!」と励まし合いながら登ったり降りたりするのですた。
持っていくべきものなど
- スニーカー(必須)
- タオル(幸い速乾性のタオルを持っていました)
- ドリンク(途中には自動販売機もお茶屋も何もありません)
- リュックサックの方が楽。本当に楽だと思う
前日に、男山ケーブルカーについてサーチしようね。
京都市内より、私のルートは、地下鉄四条駅より竹田駅、竹田駅で隣のホームで近鉄乗り換え、近鉄丹波橋駅で(一度出て、高架のまま隣のビルにいく感じ)京阪丹波橋駅へ。京阪八幡市駅で下車。私の乗り損ねた男山ケーブルカーの駅は八幡市駅そばです。
帰りは、京阪八幡市駅より京阪中書島駅で乗り換えて京阪宇治駅へ。