鼓楼からフラフラ歩いて、行ったのが回民街すなわちムスリム街です。回民街huí mín jiē
帰りは鐘楼駅に歩いて戻りました。
回民街
人も多いし、写真は出さない。
鼓楼の近くに広がってます。食べ歩きの習慣がないのと、お?と思ったら値段がないんだからさ。福岡いたのに屋台食べられなかったしね。
結局何も買わなかった。
ピーンときて、角を曲がると、これがまあ、雰囲気が香港の赤柱の土産物屋屋街的な雰囲気です。台湾の九份って言う人もいると思う。食べ物パートはそんな雰囲気ある。でもこの周辺は坂じゃないから、赤柱だなあ。
中華圏ではああいう雰囲気になっていくのかな。
西安清真大寺
歩いているうちに、顔つきがエキゾチックな人が増えて、男の人たちは頭に帽子を被り、女の人たちは髪の毛を隠す……まさしく、回民街だ。そして、なんとも雰囲気の良い、つまり古そうな草木装飾が……これは?きっと?

大清真寺と日本語では見かけるけど、現地で書いてあったのは清真大寺だった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/西安大清真寺
いずれにせよ、イスラム寺院です。一番初めは、玄宗時代、って唐と言わんとわからん人もおるわな、唐に作られたもので。今残っているのは主に明のもの。

勅令で賜ったというのは、玄宗のことかしら。それとも、明の再建のときのこと?(洪武帝っぽい)
25元でした。レッツゴー。今回は曇りの日だったけど、模様をはっきり見せるために結構色味をはっきりとさせてます。
イスラム寺院ですが、建築様式はどう見ても中国の廟。仏教のお寺というよりも、廟的な。見てよ。

草木模様、色使い、そういうのが、これまで見たものと比べてとにかくエキゾチック。

中国ってさ。建物の古さというか、なんかこう、古い寺院、古い建物でも観光客が行くところ(いけるところ)さピカピカに「磨き上げ」がちな中国なんですけど、そうでもない。日本の古いお寺と比べると、手入れがあまり、みたいな気はしますが。


この省心楼がミナレットだそうな。

ちょうどお祈りの時間だったのか、スピーカーを通して声が聞こえるのもまた、味がある。
↓が本殿なんだけど、イスラム寺院!?って感じだよね。
アラビア文字が、ここはイスラム寺院だと言ってるけどさ。

天井にも模様が。そしてこの提灯!中華風ベースなのよ、とにかく。

さて、そこから奥の方に入っていくと、どうにもジモティ向けの屋台(野菜売ってたりする)が増えてきて、ここは観光客だけではなくて、人が住んでるエリアなのねーというのがよくわかった。
ちなみに(書いてるのはまだ西安滞在中なんですが)ここだけですね、クラクション祭りだったのって。クラクションを鳴らすのはどうもジモティらしいからまあいいか、みたいな気分。
西安の街中ではデリニキをほとんど見かけないんですよ。ゼロではない。見たのはこの周辺だったよ。
屋台で売ってたもので食べたかったのはね、ドリアン…あー…
高氏大院のところは、なんか雰囲気良さげだったけど、とにかく何か食べたい(あとステロイド切れか疲れからか頭痛くて、クラクション祭りを聞いてる精神力がない)のでこのときは退散しました。

