ハルシュタットの写真で良く出てくるのがこの教会。下にある細い塔の教会です。上の教会から見た所ですが、良く出るのはこの教会を対岸から写したものです。
地上、マリエン広場から見るとこんな感じ。

ゼーホテル グリューナー バウム(Seehotel Grüner Baum)というホテルで、荷物がある場合でもとっても便利だと思う。

外側も質実剛健ですが、教会の内部は凄く簡素で、実は見覚えがある感じ。なお、そういうところではほとんど写真は撮らない人です。是非行ってみて。
どこで見覚えがあるのかというと、アメリカで。
実は私はカトリックよりもアメリカ式のプロテスタント(多分彼らはバブテスト)になじみがあるもの。日曜学校(Sunday School)にも行ったことがある。でトム・ソーヤーが逃走したがったのもよーくわかった。
中に入ると本当に「え?」ってなりました。
この質素さにプロテスタント?と思うのだけど。
「ねえ、ここプロテスタントの教会?」
「だーから、あんた、オーストリアはカトリックの国だって言ったじゃん。うちらは基本カトリック。プロテスタントは少ないんだってば。カトリックだよ〜」
しかし。

どうみてもこの厳しそうな顔はマルティン・ルター。
「・・・この人、マルティン・ルターっぽいんだけど」
「知らん」
「エラスムスじゃないしなあ」
「知らん」
ジャン・カルヴァンじゃないよなあ、とカルヴァンをぐぐってびっくりしました。こんなきもい顔だったっけ。悪夢に出てきそうだ。
やっぱりマルティン・ルターじゃん。I found Martin Luther in Austria!
世界史は学年で一番だったんだぞ。なめんなよ。(英語で見てびっくりした人いるかな?マルティン・ルター、とドイツ語読みしますが、もちろんドイツ人だからそれは正しい。英語で読むと?マーティン・ルーサー。そう。そういうことなの。)
オーストリア女子は壁の人物には興味なんかなくて、にゃごにゃごのような何か音を発し始めました。
後で知ったよ。結局ここはEvangelische Kirche Hallstatt、プロテスタントの教会だったじゃないの〜。