西安で一番おいしかったもの。それは。じゃあああああああああああん。

皮蛋痩肉粥だぁよ。ふひひひひひひひひひひ。しかも、鍋ごと火にかけてるね、これは。
はああああああああああああ。そうだよ、米は糊みたいにとろんとろんになるまで煮込むんだよ。豚肉も結構な大きさで。皮蛋もたっぷりと。あ、そこも見せるべきであったね。
正直なところ、ここは広州です?というくらいの味。人工調味料をぶちこんでいる感じでもない。人工調味料があると、咳き込みがちなのよ、俺。
一位人、可以吗(いーうぇいれん、くーいーま)?「おひとりさまOKです?」と聞いて入りました。入ったのは、時間をずらして15:29なもので、週末の住宅地のモールでも、そこまで人がいない。

ここはたぶんチェーンです。テーブルに突っ伏してる人がいたんだけど、十中八九、休憩中のスタッフだ。
広式とかいてあるのでお気づきであろう。広東料理です。粤菜!!!!!!!俺はもう舌が南越に支配されてますんで。
南越というのは、秦のあとのどさくさに紛れて広州に成立した国です。皇帝は秦の官吏でたまたま広州に赴任していた漢民族の一族ですが、支配されたのは南越人。一応、前漢に服従してるけど、内向きには皇帝を自称していたわけよ。遠いからね。結構な長さを保つので、ジモティの南越人からしてもそんなに悪い支配でもなかったんでしょうね。⇒西漢南越王博物院

砂時計はどういう意味だったのかわからない。砂時計が落ちるまでにサーブします!という意味だと解釈していたのだけど、あんまりよくわからん。
この場所は、「龙首原印象城」というモールなんだけど、ここには映画館もあったし、地下鉄の駅も近いです。住宅地なので、食事時は結構混むねえ。
地図(高徳)で探しても、西安って案外「粤菜」のお店が多いんですよ。長江流域よりも見つけやすいかもしれないです。


