答えは6時。
朝8時発なら、朝6時に着けば良いでしょ。
そう思った人、手を上げて。
半分正解で半分不正解です。
以下は、遅刻しない人、むしろ早く着きすぎちゃって・・・というタイプの人だけお読みください。「朝6時に着けばいいでしょ=朝5時半に空港に着いてる」人向けです。
そういう遅刻できないタイプの人用なので、遅刻するタイプの人が読んで実践するとひどい目に合うと思います。
遅刻する人に申し上げたい。「出発時刻の4時間前に行くつもりで行け。なんなら、午後便なのに昼前には着いてろ。いっそ空港で寝ろ。空港は結構楽しいぞ」
2時間前でいいでしょ、と思いながら、結局空港に3時間以上前、本当に、カウンターが開く前に着いちゃっていつも時間が無駄だと思うし、なぜかいつもカウンターが開く前に着いてるのに焦っちゃう私みたいな人に向けた記事です。
正解の理由
たいてい、2時間前にカウンターが開くから。
不正解の理由
2時間前にカウンターが開くとは限らないから。
端的に言うと、チェックインカウンターが開くのは空港&キャリアによってまちまちです。主に空港によるのかなあ。運行会社のHPに書いてあることが多いので、調べてみてくださいな。
なお、香港エクスプレスの福岡香港便は福岡空港で3時間前からチェックイン可能でした。特定のエリアの座席にそこそここだわりがあるのに、ケチって座席指定をしなかった人(私)は、2時間前にカウンターに行ったのでは遅い。3時間以上前に行かねば、争奪戦に負けます。
あのときはちゃんと前方窓側を確保できました。前回は「安く」がテーマだったのでそれでよかったのですが、こう考えると完全な時間の無駄。どのみち福岡空港国際線ターミナルですよ。そんなに混雑しないんだから、座席していをしてカウンターが閉じる前に入り込む、というのが正解。
もっと前からチェックインできる空港もあります。
羽田や成田でのJALやANA、ミュンヘンでのルフトハンザがそうなのですが、オンラインチェックインしてしまって荷物がないならそのまま入ってしまえたり、荷物があっても自動預け機を使ってさっさと荷物も預けて身軽になれる空港もあります。
台北なら、エバーか中華航空なら桃園空港線台北駅で荷物を預けてしまうことも可能。
香港ならほぼ全社(LCCは除くけど)がAELの香港駅・九龍駅でインタウンチェックインできるのでこれが便利です。
⇒香港国際空港と市内のアクセスなら、エアポートエクスプレスが超便利!
オンラインチェックインするなら、カウンターの時間を考える必要はあまりない。ただし、預け荷物がない人に限る
そもそも、レガシーキャリアの場合、最近はオンラインチェックインできるところが多いです。私みたいに行きは荷物を預けなくても良いしー、なら、オンラインチェックインしてプリントアウトさえすればあとは手荷物検査を受ければそれでよし。それでも、紙のチケットを発券することが多いです。というのも、チェックインタイム(この場合は機内に乗り込む時間ということ)が券に書かれてるから、安心。
この場合、預け荷物さえないなら、クローズしてしまう前に手荷物検査場&イミグレを抜けさえすれば何の問題もないんです。遅刻魔にはお勧めしませんが、オンタイムな方で荷物がない方なら、チェックインをクローズする時間の方を気にした方が良いのです。ただ、こっちは明らかにされませんよねー。
逆算しましょうか。09:15発ということは、ドアクローズは09:10以前。これ以前にゲート前まで行けば良いのだから・・・ということ。空港・キャリアにもよりますが、最悪、08:00に手荷物検査場に着けばいいだろう、と踏みます。(あ、実践する場合は自己責任でお願いします)
ただ、性格的に私には09:15発で08:00前後にようやく空港に到着するというのは無理。ケンチャナヨ、なあの人はやるだろうなあ・・・。あれには参った。
⇒韓国で長距離バスに乗り、いろんな意味でヒヤヒヤする
私はもう、お腹をさすり始めますよ・・・。
もしも、預け荷物があってもオンラインチェックインしておけば、手荷物優先カウンターがあることがあるので、オンラインチェックインを済ませておけば時間の節約ができます。
2015年11月の台北旅行を例に具体的に考える
いつもの抽象から具体へ、です。
ANAの桃園空港でのチェックイン開始時間
09:15のフライト、と繰り返し言ってますが、それは2015年冬の台湾旅行の帰国が桃園空港を09:15に出る便だからです。(注 この便、結局09:35発の予定です。09:15頃には飛行機のドアが閉まるかな?)
さて、このフライトはANA便でANA運行です。そして桃園空港発です。ANAで調べてみましょうか。
・自動チェックイン機 [国際線]
・ANA国際線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」
・ANA 国際空港チェックインカウンター営業時間
桃園空港の自動チェックイン機(あれは数社共通だった記憶がある)は、「便出発2時間半前~チェックイン終了まで」。
オンラインチェックインも可能な空港で、チェックインカウンター営業開始時間は出発時刻の2時間30分前なのがわかります。空港でご飯を食べて〜と計画するなら、先にチェックインしてから地下のフードコートに行こう、と計画できます。
今回おそらくカウンターは07:00に開きます。ただ、さすがに07:00までに到着するのは嫌だし、私は予約時に座席の指定も済ませているので座席の争奪戦には加わりません。オンラインチェックインしていれば、座席も指定できるのでカウンターが開く前から並ぶ必要はないですよ。
桃園空港2タミ。朝は検査場が混むよ。
今回は2タミです。多少勝手知ったる、という桃園2タミだ。ただ、バスは到着階に着くので、上の階まで登らねばなりません。そして帰りなので荷物を預けるためにカウンターを探す時間が必要ですが、まあ、15分みれば行けます。ある程度土地勘あるので。
手荷物を預けるなら、2時間前くらいに到着したい。
というわけで07:30には桃園空港に着かないと09:35分の便には荷物を預けられないかも!(自分のカウンタークローズを見たことがないからよくわからない)
仮に荷物が少なくて預けなくてもいいや!となった場合。(日本にEMSで送ってしまう)この場合ならば、オンラインチェックインをするのでカウンターを探す必要がなく、手荷物検査場に直行ですね。まあ、5分であがれるかな。
ただし、2015年冬、手荷物検査場は混んでいた。修学旅行の日本人高校生の集団の中でねえ・・・。はあ。
⇒早めに到着してよかった!朝の台北・桃園空港の手荷物検査場は混んでたよ
朝はやはり混むし、もともと桃園は手荷物検査場で結構混んでる。そりゃ、ドアクローズ間際となれば主張すれば先に通してもらえるかもしれませんが、ああいうみっともないことはしたくない。
イミグレはするっと出国させてくれるけどね。
手荷物検査場&イミグレで最低30分はかかる。というか、30分で抜けられたらいい方だと思う。まあ、1時間みとけば大丈夫よねえ。今回は免税店でお買い物はしないし。
最後はゲートにたどり着かねばならないので、これが30分として、(CとかDが2タミだけど、AやBに変更されてたら1タミに移動しなければ!一回歩いたよ?)
預ける荷物がない場合は、09:15にゲート前となると、1時間35分前、つまり07:40には桃園空港に着きたいわけだ。あら、荷物を預ける場合とそんなに変わらないか。
台北駅からだったら?
台北駅からだったら、安い大有バスではなく、国光の国光号に乗らねば大変時間がかかります。国光号が55分ですが、1時間かかると踏むと、06:30には動き始めてないと。一応、15分から20分おきに運行しているので、台北駅には06:00くらいに着けば、06:30に動いているバスにほぼ確実に乗れます。
ところが、2016年冬は同じANAの桃園ー成田の朝9時の便だったので、バスで桃園空港へ行こうと思ってヨーヨーカーで支払おうとするとね・・・。
⇒國光バス1819番國光号(桃園空港ー台北駅)は実際によく乗ってたけど一筆書き。中山地区のホテルに行くのは便利じゃない?
実践!朝6時から8時のフライトだったらどうするの?→さっさとエアポートホテルに泊まれ
例えば6時羽田発ならどうするかって、ロイヤルパークに宿泊しました。だって無理なんだもの。(成田でも、午前中成田発なら周辺のホテル一択ですよ)
じゃあ、もう少し違う時間。8時くらいの朝の結構変な時間のフライトっていつも桃園空港のような気がする。これくらいの時間の場合は私はエアポートホテルを選択しています。
例えば2014年の香港からのトランジット。夜の台北101を楽しんだ回です。あのときはエバーの朝8時台のフライトでした。このときは、桃園-福岡便ね。このときはノボテル桃園に。2016年のやはり香港からのトランジットで桃園空港に一泊だけした回。あのときはシティスイーツに。
実は2017年冬の台北発のフライトは再度桃園発朝8時台。なので、ノボテルに宿泊予定です。
というのも、朝の1時間って貴重よね。で、早朝からバタバタするのは私は好きじゃない。あと、上にもあげたけど、国光バスにヨーヨーカーで乗るのはもうこりごりよ。路線バスではあんなことになったことはないのに。それでも日中なら余裕はあるけれど、朝は無理。
桃園空港線は台北駅の始発時間が朝6時で、ケンチャナヨなあの人なら乗っちゃうのだろうけれど、何かあったら本当に飛行機に乗り遅れるのよ。手荷物検査場も早朝から混むのよ、あそこ。
というわけで、桃園空港朝8時ならノボテル一択です。
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