定期的に流れてくるこの手の話。空港の保安検査場で、ウン十万円のハイブラバッグが、ウン十万円のカメラが、仕事で使うパソコンが……ってあるじゃん。
みなさん、どうしてらっしゃいます?
姉さんは旅行保険で……じゃないんだなあ。
持っていかない。
これ一択。
高額なものを持っていかない理由
人によっては、99万円が端金ということもあるんだけど、私には目ん玉飛び出るわ。9999円なら「あーあ……」であって、どっちかというと「こういう雑な仕事しかできないってかわいそう」って思う。あと、自分が雑に扱われたことに腹が立つことはあるかもしれない。雑になるのは、保安検査の過程を見れば仕方がないんだもん。
というのもね、どこの国でもそうなんだけど、大量に捌かないとならないわけ。そんなところで乱雑にならないわけがない。
お給料もあんまり良くないんだろうなあ。羽田で窃盗事件もあったじゃない?
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250915-OYT1T50049
で、こういう(ウン十万円のハイブラバッグが)みたいなことを言ってる人ってことは、99万円は高いでしょ?
なんでそんなもん、持っていくんだ?って思っちゃうわけよ。
感情的なものは理解できなくはない。だから、思い入れのあるものを持ってお出かけするのはおすすめしないよ
金額が問題なのではない、感情が問題なんだ、というのがわからないわけじゃないんですよ。
そりゃ、私だって、クロークでiPad Miniを入れたバッグを目の前で落とされて、は!?ってなったけど。ケースのおかげか壊れなかった。ほんとダメーシアって言いたくなるのがわかるわ、あそこ。⇒ペトロナス・ツインタワー展望台
お気に入りの布バッグを、上海の保安検査で汚されましたけれども。まあ、なんとか汚れを落とせたというか。
そりゃ、旅行中にカメラのレンズ交換に失敗して、ってことだってある…… ⇒海外旅行保険を使うつもりなら、30日以内に保険会社に連絡しようぜ!
壊れる前提、汚される前提なので。
思い入れがあるならあるほど、持ち歩かない方がいいよ、と私は思うね。
再び、金額。補償の話
賠償ってね、お金にする以外ないんですよ。これ、法学部の1年生は民法で一番初めに言われる話でもあるよね。補償と賠償との違いとかそういうのはおいておくけど。
補償してもらえるとしても、金額に上限は……あっても驚かんねえ。海外旅行保険の物損の上限は1個あたり10万円くらいのが普通では?スーツケースが壊れたときに、ディスカウントされたんだが、それは新品ではないからどうしてもそうなる。減価償却(げんかしょうきゃく)ってやつだね。⇒姉さぁん!外国でスーツケースが壊れました。どうすればいいのですか?
パソコンの場合は、機械の値段ではなく、問題はデータなんですね。たとえば外付けSSDにしても、SDカードなどにしても、データが飛んだらそのデータの補償まではしてくれないじゃん。だって、データってどう補償すんの?って話になるじゃないですか。上にも書いたけど、賠償は金銭で行うしかないんだし。つまり、いくら旅行保険をかけても、データの補償まではされないのよ。
データが壊れた、契約が取れなかったってのはあり得る話だけど、その因果関係をどうやって証明すんの?って話(証明できれば話は変わる)。
同時に外側から見えないデータに関しては、本当にそのときにデータの破損が起きたことの証明なんて、できるわけがない。バックアップ〜なのよお。本当に。
なので、仕事で飛ぶ場合は持ち歩きのPCにそのとき必要なデータを入れて持ち歩く、みたいなのがいいです。もしくは必要ならクラウドで呼び出せるようにするとか。
もちろん、クーリエさん(運び屋さん。プロの、ね)とか。企業秘密レベルではない、国家機密みたいなものを扱う人とか。そういう人は特にクラウドを使っていいかという話などあるんだけどね。
とにかく。私みたいな観光だけでなく。出張でも。旅先に持っていくものは、汚されても構わないもの、無くしても構わないものにすること。データはバックアップをとっておくこと。それに尽きると私は思うの。

