蘇州は4月で30度に達します。今回は到着した日こそちょっと黄砂かな?と思ったけれど、結構天気も空気も悪くない日が続きまして。
街歩きをするなら、午前中に限ります。夕方はねえ。ステロイド切れでヨレヨレなので…
拙政園から始めるかと思ったけれど、歩く距離を考えると、お昼に地下鉄近辺が良いわね。ということで、察院場で降りて、観前路からスタートすることにしました。
観前街(观前街)
この近辺にあるハンプトンインも候補にあげてたんだよね。地下鉄の駅から近いのは良いけど、繁華街すぎる?と思ってた。

うーん。確かに…現代的なショッピング街だね。食べるところに不自由しそうにないのが良いけど、ちょっと私向きのロケーションではないなあ…
でもね、中国のいいところって、こういう繁華街の朝が早いところ。
蘇州もやっぱりそうで。ここだって、9時前で開店済みのお店もあるもん。朝食屋ではなくて、普通に服売ってる店が。
でね、歩いてると、出てきました。観前路の観って何かというと、道観です。玄妙观。

玄妙観(玄妙观)

天官賜福を読んだ人はわかるよね。道教寺院です。祠というか、廟です。
元は晋時代、270年代だという話。
上の写真の向かいに「三清殿」という建物があったけど、どうやら南宋時代だそうな。上の写真(門みたい)とよく似てるけど、中には入ってない(道教まで手を出してないのと、目的地はここではなかったから)んで、外からの写真で、ちょっと邪魔が入るのよね。こっちの門は、清の乾隆時代みたい。
建築様式は、仏教寺院そっくりだー。と思ったけど、宋らしい。観前街もやはり宋あたりからショッピング街だったんだそうな。
平江路(世界遺産)
玄妙观から少し歩くと平江路のエリアになります。ここが世界遺産エリアです。ここもまた、大運河の中の一つ。
誰かの故居などがたくさんあるけど、どれも開いてない(時間の問題?)か、なんか、工事中でした。
こっちはエリアの幅が広いのかな?先日の山塘街と比較すると、商業化度合いが低いかなあ。生活臭もあるし、それでいて、ちょっと品があるというか。ほっそい道なんだけど、楽しく歩いてた、んだが、脇をすり抜けていく原チャでがっかりだよ。
ホステルがあったり。ホテルがあったりするし、このエリアにも泊まろうかなあと思ったりしたんだけど、私の場合は、泊まらなくて正解だろうと思う。向いてない。

いわゆる水郷の古鎮の経験値が低いから、山塘街と比較することになってしまうけど。生活臭が残ってて俺好みだった。すっごい写真もたくさんあるけど、出さないよ。
小さい路だからこそ、原チャなどに要注意
蘇州でチル…なんて思いながらふらふらしてるじゃん?
後ろから、原チャやモペットだっけ?がぷーぷー鳴らして、脇をすり抜けていくわけよ。生活臭があるということは、そういうことでもある。
気が抜けない。
これまでの上海、広州、武漢と比較しても、蘇州は原チャがひどい。歩道を逆走した上でクラクションを鳴らす始末だよ。交通マナーがめちゃくちゃなのがここ、蘇州。台北とどっこいどっこいかなあ。
寒いと乗りにくいから、季節的なものもあるでしょうね…バスに乗ると、うるさいうるさい。そしてバスも鳴らす運転手に当たるとうるさいうるさい…外の景色を見ながら、バスに乗るのが好きなのになあ。
脇道にも原チャが入ってくるから。歩行者がいると、容赦ない。リノベホステルなんかだと、おそらく音が通ると思うんだよ…
多分全然チルできないwww
カフェ的なところもそれなりにあるけど、うるさそうだし。そもそもお腹いっぱいで食指が動かないのでねえ。さらに、ここのところコーヒーマネーは払わなくなった(入らなくなった)ので、そういう人の目にはさ。せっかくの景色も、水が動かないから澱んでるから…
人が多くなるからマスクしてたんだけど、それで臭いはよくわかんないんだよね。もっと暑くなったら臭そうだな、とか思っちゃうから。
ただ、櫓(ろ)の手漕ぎの舟は乗ってみたくないわけではなかった。
しかーし!今日はまだ先があるんだってば。