さて、一部で話題になっておりました、ローソンの牛肉麺。
本場で食べてるよ!
台湾の牛肉麺は比較的臭いところが少なくなく、八角のおかげで肉の臭みを抑えているのか、八角が臭いのかもはやわからないところがある。人によってはおえーってなるから気をつけるべきたべものの一つです。
多分魯肉飯の方がお勧めできると思うけどなあ。
牛肉麺。本当に台北で食べてるんだから!
台湾で牛肉麺を食べたことはありますよ。これは台北駅の南側にある、「阿貴的」というお店の。
うん。麺は手打ち風。肉もうまい。紙コップのお茶は甘いお茶で、おそらく冬瓜茶。
値段は100元もしないくらいのね。食事に関しては、日本人的ワンコイン=500円硬貨と、台北での一枚=100元札って多分感覚的に近いんじゃないかって思うのよ。交通費に関しては、100元札は日本の千円札くらいの感覚だと思う。香港人が日本は食べ物は安いが、交通費が高いというのだけど、おそらく台湾人もそういう感覚を持ってるんじゃないかと思う。
上海でも似たようなものを食べてる
これは上海博物館の食堂です。
大肉麺というものを食べました。38人民元なんで、上海のローカルな食堂にしては結構高いような気がしてる。
スーパーの30円くらいの冷蔵うどんがありますよね。あれを凍らせて戻すと(貧乏学生の頃にやってた)、ぶちぶち切れてクソまずいんです。そういう感じの麺でした。肉も、皮部分は柔らかく、むしろもっちりとしているんですよ。結構好きです。ヘビーだけど。ただし、赤身がカチカチで残念でした。
何はともあれ、私がこの手のものをそれなりに食ってることはわかってもらえたと思う。
さて、ローソンの牛肉麺は
台北で100台湾ドル。上海で38人民元なので、この手のものは台北でも上海でも500円くらいで食べてるわけだ。
お値段税込498円で、値段からして再現しておりますよ。
開けると、ぷんと八角っぽいのが漂うので、八角が嫌いな人はやめたほうがいいです。
お湯を注ぐのかと思ったら、チンするらしく(コンビニ飯がよくわかってない)。
実はもクソもないけれど、家でプラスチックの容器から食べるのは実に嫌なもので。どうせ、洗うのは私ですからね。器に入れ替えました。そこで、汁がゼラチン状になっていることがわかった。
小籠包の作り方と同じですな。あの肉汁も、ゼラチン状にしておくんですよ。それを皮で包む。
さて、チンしました。清燉牛肉麺っぽい感じ?
うむ。似てるような、似てないような。少なくとも、グリーシーなところは上海。
食べてみるけど、なんか・・・違う・・・。
そりゃそうだよね。手打ちうどんっぽい麺で食べてるところに、ちゃんぽんの麺が来た。
どういうことかというとね、「うどん」としてちゃんぽんの麺が出された人のことを考えてみていただきたい。それが今の私である。うどんと置き換え可能なのは、蕎麦ではないか?と思ったあなた。その違和感に近い。
しかし、ローソンの肩を持っておくと、香港でローカルな食堂での麺の注文の仕方って広東語のできない私にはすごく難しくて、スープを選び、麺を選ぶところから始まる。香港と台湾をごちゃ混ぜにするのはよくないのだが、香港と台湾は寛容さと、几帳面さと、食へのこだわりの方向性は近いと思う(比 日本)。
台湾で牛肉麺は麺がうどんっぽいもので食べている私なんだけど、ここではそれがちゃんぽんの麺になっている。けれど、台湾にはおそらくちゃんぽんの麺で出すところがあるに違いない。私が同じ店か系列店にばかり行ってるから知らないだけであろうと。
それは麺だけではなく、他の部分にも言えて。もちろん、コンビニ飯として、この値段で再現したのはすごいと思うんだ。
だが、台湾病患者(なのはわかってもらえると思うんだが)がどうなったのいうと。
台湾行きてー!と叫んだのでありました。
実は、KKdayさんに結構有名らしい牛肉麺のお店のプランがありまして。機会がなくてまだ行けてないんだけどね。(めっちゃ安いから、行くなら自腹だわよ)
Kkday 【台北グルメ】洪師父牛肉麺お食事チケット(西門店)