京都市美術館を出て、ふと思うわけです。まだ明るいし。ほんと久しぶりに蹴上インクライン行くかーって。
平安神宮のところの、これ。他の都市ならお堀かなって感じですが、琵琶湖疏水です。哲学の道のところの、うちのあたりだったら、用水路かな?って感じだけど、あれも琵琶湖疏水。
ちょうど右側に見切れてるのが多分「ふふ京都」なのだけど、確かにちょっと微妙にそぐわない建物ではあった。そういいつつも、反対の垂れ幕をしているのがマンションなのよね。そもそも岡崎は低層マンションが多いじゃないですか。奈良でも反対運動を起こされたようで、あんまり、地域との擦り合わせがうまい会社さんじゃなさげ。
姉さんもっぱら国内ホテルの予約は楽天トラベル。
楽天トラベル蹴上インクライン
読み方は「けあげ」。けりあげ、ではない。
大昔連れてこられて、いくら鉄子といえど、廃線を見せられてもあんまり嬉しくないぞ、と思ったところ。
桜の季節や紅葉の季節には、すごい観光客だという話ですが、この時期はそーでもない。上から見ればこんな感じ。
光線の具合はあるけれども、色調はちょっと明るめにいじってる。
下から見ればこんな感じ。
Stand, Stand by me♪やってる子たちいた。
鉄道ではないので、線路の規格は国鉄の規格とは違ってかなり広め。
そのまま東西線の蹴上駅まで来たんだけど、先に進むことにしました。まだ明るいから。
いいよね、六月。
ねじりまんぽ
インクラインの下を通って、南禅寺方面へ行く道に面白いトンネルがあるのよ。
上に乗っかってるのは、蹴上インクラインです。
重さを支えるためにレンガを捻って組み立てたとか。南禅寺へ行くにはちょっと遠回りなんだけど、ねじりまんぽを通りたくて先にこっちに来た。
南禅寺 水路閣
南禅寺の庭園が閉まってしまうなあ。と思いながら、いくわけです。どうも、水路閣は24時間入れるっぽいので。
ああ!いい意味でアンバランスな!ローマの水道橋的な!
下を見れば手入れされてるのはわかるんだけどさ。ちょっぴりラピュタ的な雰囲気があるよね。
ここ、本当にお寺さんなんですから。
階段の先には庭園があるけれど、ちょうど閉まったところだったよ。
上も見られるのだという話なんだけど、この時間なのでもうやめておきましょう。ということで引き返す。
私の思う「京都」の面白さってこれなのよね。南禅寺は鎌倉時代、それも亀山上皇(「とはずがたり」の変態三兄弟の真ん中)のお寺だもの。建物の全てが鎌倉時代ではないだろうけれども、鎌倉寺院風ではあるじゃない?
お庭も見たかったから、南禅寺に行けばよかったかな。しかし、ねじりまんぽも蹴上インクラインも、薄暗くなった中ではあまり行きたいものではないから。
さて、南禅寺の境内をぶらついて帰りますが、そういや、京都って水の都だったなって思うわけよ。
どこの庭園も、水を使うよね。
南禅寺は、臨済宗のお寺さんです。今回初めてかな。臨済宗は鎌倉時代の禅宗の一つですね。上にも書いたけど、亀山上皇。
立派な門。
お堂も大きい。
拝観できる時間ではなかったのが、ちょっと心残りです。
確か、これは蹴上インクラインに入る直前。つまり私は裏から入ったわけです。
帰りは確か蹴上駅から東西線に乗ったと思う。