今回は友人宅に泊まれるわけではないので、全部ホテルです。
普通にホテルに泊まろうとすると一週間の滞在は難しい。
というわけで、ユースホステルのドミトリーに宿泊することにしました。ほんっと、10年ぶりくらいじゃない?今回はメイホーハウスというところに宿泊しました。
結論から先に書くと、立地も悪いし、朝食もまずい。ただ、二段ベッドはきしんだりはしませんでした。
YHAとは
YHAとはYouth Hostel Association。YHAと付いているホステルはユースホステル協会に入っているホステルというわけです。
会員になれば割引があります。
本来は香港島にあるYHAジョッキー・クラブ・マウント・デイビスというところに宿泊したかったのですが、予約が取れず、仕方がなく深水埗のYHA美荷樓(メイホーハウス)に宿泊しました。
ここ、香港初の公営集合住宅の跡地なのです。
⇒深水埗・メイホーハウスの美荷生活館で香港の歴史を知る
支払いはクレジットカードで
カードで支払えます。デポジットのHKD100はカードの仮決済で支払いました。
シャワーブース独立型のバス・トイレ・洗面台が二つ
別の部屋にだーっとシャワーブースが並んでいて、だーっとトイレが並んでいて、というものかと思っていたのですが、違いました。
一つの大きな部屋が二つに内部で割られていて、二段ベッドが2台ずつ。さらに同じ室内にシャワーブース&トイレが二つ、という仕組みです。見た方が早いね。ベッドはもう一つ下に別に書きましょう。
まずは、トイレとシャワーブース。ほらー。シャワーブースは独立なんですよ。もう嫌だよ、あのシャワー・オン・ザ・便器@CASA。シャワーブースに何かボトルがあるでしょ、あれは全身用シャンプーです。髪も使えるよ、というやつね。
これをもう少し左に視線をやると、洗面台。ここにシャンプー・コンディショナーを置いている人も。ピンクのタオルは誰かの。
この組み合わせが一つの部屋に2セットあります。
一つの家に二つの部屋と台所とバストイレがあったのかな。台所部分を潰してバスルームをもう一つ入れたのかも。ま、二つの家だったと聞かされても驚かない。
ドミトリーは8人部屋&ベッドは二段ベッド
この四人分のベッドが一コーナーにあり、もう半分の四人分のベッドがもう一コーナーにあります。
パイプ式の二段ベッドなのですが、上に寝た人が寝返りを打ったらきしむ、とかそういうものではありませんでした。朝起きて、「あらあ、上のベッドに人がいたんだ」ということがありました。
人気はやっぱり下です。高所恐怖症だもの、私には絶対無理。
ただ、問題があって、ある晩戻ってきたらシーツが汚れてたんですよねー。誰かが土足で上がった感じ・・・
窓の外は山。ハイキングできるみたいよ。

ロッカー
ロッカーが必要です。私は小さいミラコロなのですが、いちいちこれに出したり入れたりというのも面倒。というより、ミラコロだからこそ、ミラコロそのものを持って行かれる可能性だって否定できません。だってどんな方がおられるかわかんないんですから。
上の写真にベッドの横に箱が見えますね。あれかと思ったら、なんか鍵がかかっている箱でした。これ、はっきりいって台ね。ここの上に洗濯物を干してる人もいました。私もやった。
ロッカーそのものは二段になったロッカーコーナーが部屋の中に作ってあります。機内持ち込みサイズなら入れられるのですが、それよりも大きいと難しいかな。私のミラコロは入れらたのですが、入れられないサイズの方はベッドの横に置いてらっしゃいました。
ロッカーに鍵は?と聞くと、鍵は付属していなくて、25ドルで買うんだそうです。いいよ、南京錠持ってるし。
なんとか南京錠がかかりました。ほんっと、南京錠を持って行ってて良かった。
写真に撮り損ねましたが、中にコンセントが一つあるので、外出中に何かを充電することも可能だし、夜寝ている時に充電することも可能です。イギリス人のおばさんが「これいいよねえ」と言っていました。
外出中に充電?そうですよ。
ポータブル電池をフル活用するのですよ。まじでこれは持って行って良かったものです。
⇒コンセントも充電器も限られている?だったらポータブル電池を持って行こう!
agoda YHA メイ ホー ハウス ユース ホステル (YHA Mei Ho House Youth Hostel)
シーツはいらないがタオルを持っていけ
シーツ・枕カバーはある
チェックインの時に枕カバーを渡されます。好きなベッドを選べ、ということでした。上の写真を見ればわかると思いますが、ベッドにはシーツは上下ともにセットされています。きれいに畳まれていて、ベッドに荷物がないものをチョイスしましょう。
チェックアウトの時に枕カバー、シーツ2枚を渡す仕組みです。
シーツなどの交換はありません。なので、連泊するならまあ4泊くらいが限度かな。同じ部屋にいた方は4泊ずつくらいで二週間いろいろなホステルにお泊まりになるんだそうです。
タオルはない
こういうドミトリーでもタオルをくれるホステルはあります。何日かに一度廊下に出しておけばバスタオルを回収してくれて、ベッドの上にバスタオルがおいてある、というようなところとかね。でも、ここはタオルがついていません。
タオルを持って行っていて良かったです。なお、バスタオル1枚とフェイスタオル2枚を持って行っていました。バスタオルはいざというときにシーツ代わりになります。前回書いたように、ある晩帰ってみるとシーツが汚れていたんですね。なので、その晩からはバスタオルを敷いて寝ました。
というわけで、ここに泊まるならとにかくタオルを持っていけ。
Hotels.com YHA メイ ホー ハウス ユース ホステル (YHA 美荷楼青年旅舍)
ここの朝食はまずい。洋食は(まだ)まし
メイホーハウスは朝食は付いています。フルカップカフェ(呼吸冰室)というのが下にあるのですが、そこで提供されます。
夜上から見たフルカップカフェ。
雰囲気は良いのですけどね・・・。
室内ははっきり言って冷房がきついので、私は外で食べていました。
チョイスは港式・中華式・洋式です。この順番で食べたのですが、一番美味しかったのが洋式でした・・・。香港なのに。
深水埗出身の港女はここのカフェでよくデートしていて、このカフェは高いけれどすごくいいんだ、と言っていましたが・・・ゲロマズ。
2017年1月現在「美荷樓四十一冰室」になっているようです。
Open Riceでもあまり評判が良くないですね。写真を見ると、壁が変わったのかな。
以下は、「リニューアル前の」ということでどうぞ。
港式
これまでのところ、劇マズ王国シンガポールでも「港式」にハズレはなかった。一番初めに期待したのはもちろん港式。
これがまずい。
パンはいい。両面焼いた目玉焼きも中はとろとろでよろしい。
なんなんだ。このミネストローネのようなミネストローネではない代物は。
これを食べた台湾人もげーっという顔をし、大陸人もおえー。コーヒーも不味いんだって。私は紅茶。セイロンは好みじゃないんだけどな。ダージリン一本だし。ま、いいかな。
大陸人なんて気の毒ですよ。仕事(イベントがあるらしい)で香港に来たらしく、忙しすぎてランチは食べられなかったんですって。嫌そうな顔をしながら流し込んでいました。
いや、私も完食したけど。
中華式
これはおかゆ。
一人で食べるなら中華粥か麺かなんですよ。ビバお粥。お粥王国香港でまずいわけなんか・・・
なんじゃこりゃ。
そしてもう一つはいわゆる豚まん。日本の冷蔵食品と何が違うんでしょうか、という感じです。
香港=食の都って、過去の話でしょ。
洋式
もう何も言うまい。これがベスト。はっきり言って、香港の洋食ってクオリティが低いんです。その洋食がベストって何よ?
あと、野菜が食べられるのがいいですね。
場所の雰囲気だけはよかった
でも雰囲気だけはいいわね。
「花様年華」風。
トニー・レオンもマギー・チャンもいないのですが。
こっちは「欲望の翼」
ほら、カリーナ・ラウとジャッキー・チュンがいる感じ。レスリー・チャンは動き回ったり、不在だったり。
作中で時計が印象的に使われてましたよね。ところで、この時計は時間があってません。意味がない!
味ではなく、お洒落な雰囲気を楽しむところなのでしょう。リニューアルした後は、台湾にあるような、壁一面にあまり美しくない絵が描かれていて、変更するところは別のところでしょ・・・と思ったんだけどな。
香港って上っ面だけになってきたんだろうなあ。ホステルに宿泊する人が雰囲気重視なわけないのにね。
Hotels.com YHA メイ ホー ハウス ユース ホステル (YHA 美荷楼青年旅舍)
メイホーハウスにはランドリールームがあるけれど、洗衣屋の方が安い
メイホーハウスの食堂の向かい側にランドリーコーナーがあります。複数あるので、全部埋まってるということは少ないんじゃないかな。私が見たときは三つ以上あいていました。三つ?そうです。私のだけ。
洗濯機と乾燥機ですが、1回転30香港ドル。面倒だからHKD1=JPY20で計算していたので600円。実際には500円強くらいですかね。たっか。
10ドルコイン(滅多に見ないよね)しか受け付けない。隣のお店(開いてればね)で両替してくれるのですが「20ドルだよ?」といわれて10ドルコインを2枚しかくれなくて、入れてみるけれどやっぱり30ドル必要なわけですよ。「だーかーら、30ドルいるんだよ」と再度両替。こういうところが香港クオリティよね。このお店が閉まっていたらレセプション(フロント、って書いてなかった)でお願いしたらいいかな?
洗濯機には洗剤がセットされているので洗剤は不要です。乾燥機にも再度30ドル必要なんですよ。高すぎー。
実はホステルの部屋は一日中冷房がガンガンついているわけです。しかも、香港滞在中は予想と異なり雨も降らなかったのでどんどん大気が乾燥していっていたし。なので、薄いものは部屋干しで十分でした。
上の段を取った人は濡れた服をかけてみたり。みなさんいろいろです。
実はここにヘアードライヤーがあるんです。音が理由かな?
使わなかったけど。
台所
実はここに台所もあって、簡単な調味料も、冷蔵庫もありました。実際にここで料理をする人もいましたよ。
パソコンルームも食堂の向かいにありました。
実はすぐそばに大新という洗濯屋がある
ホステルのすぐそばに大新という洗濯屋があるのです。
ここで出したらHKD28。半額だよー。
それがねえ。土曜日には出せたんだけど、日曜日には開いてない・・・土曜日は8時半くらいに出て、日曜日は9時を過ぎてたんだけど。近くの別の洗濯屋も閉まってる感じ?あー日曜だからね。しゃーないから帰ってからコインランドリーに持って行こうと思ったのですが、なんと帰って来たら開いてるじゃん・・・うむ。深水歩が地元の港女に日曜とか祝日休むん?と聞いたら、知らんと。そういえば、この人お姉さんとかお母さんとかずーっとお世話してくれる人と住んでいて家事能力が一切ないんだった。
ミニホテル セントラルに止まっていた時には威威という洗濯屋に持って行きました。このときがHKD38。やっぱり安いよ。
確かに大新の方が安いのですが、きれいに畳まれてなかったし。威威はきっちりときれーいに畳まれていたんですよ。英語も通じたし。(大新は確か英語と北京語のちゃんぽんだったような)
しかも、大新ではTシャツが一枚なくなったし・・・。(おかげで着替えの余裕がなくなってしまった)これが香港一貧しい場所深水歩クオリティか・・・。ちなみにもう一箇所貧しい場所は天水圍。あっちは北京語の方が通じるという話ですが。
Hotels.com YHA メイ ホー ハウス ユース ホステル (YHA 美荷楼青年旅舍)
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