私は10月に飛行機のチケットを取ったときに別のドミトリーを確保しました。その当時、2月のこのホテルは一万円こしてたし。それが、2月になってみるとキャンセル不可プランが7000円切りました。で、ここでこのホテルは二泊予約したんです。3月になればほぼ同じ日付で6000円切ってるし・・・
雨傘運動以前とは異なり、香港の中国人観光客は減っているようなので(そりゃそうだ。あれだけ爆買反対運動とかされたら、日本とか韓国とかで買うよね)、ホテルの値段も落ち着いた、ということなのでしょうか。
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で書いたように、ここがずっと第一候補だったのですよ。荷物もうーんと少なくなるし、階段もなんとかなるかなって。
注目していたポイント
・とにかく安い。値段の割に安い
・安いくせに、なんだかすごく小洒落た感じ
・シャワーブース独立型っぽい
・フリンジクラブの裏
懸念材料
・場所柄昼にラブホ代わりにすることはないだろうけど、夜はどうかしらね・・・
・階段。とにかく階段
場所
38 Ice House Street, Central Hong Kong
空港からホテルまで
エアポートエクスプレスで香港駅まで。
香港駅から 徒歩です。とりあえず、iPadはネットでつながるので、グーグルマップで出しておきました。
多少土地勘があったので、階段がほとんどない道を選びました。IFCからランドマークに向かい、皇后大道中をそのままマークス&スペンサーの方向に向かって坂登ってフリンジクラブの裏の階段を上る、というのが最短距離なんですが、場所はセントラル。坂は急だし、階段もたあああああくさんあるわけです。
で、IFCからの空中回廊を降りて、一度HSBC本社方向に行きます。アイスストリート(雪廠街)の坂があるので、これを登っていきます。少々寂しいのですが降りてくる人ともかなりすれ違ったし、人通りはそこそこあります。途中ダデルストリートのガス燈の階段が見えます。ここのスタバができた年に行ったかな。
もちろん、ここから上がっても良かったのですが、階段よ?この階段を横に通り過ぎてそのまま真っ直ぐ行くとミニホテルが見えます。
このシマシマがレスリー・チャンの出演作「金枝玉葉」(君さえいれば)ロケ地のフリンジクラブです。
ホテルはこの右側。
最後に数段ホテルに入るための階段があります。まあ、これくらいは許してくれ。
ホテルの入り口からフリンジクラブ。
次に階段が急ではないのはフリンジクラブをぐるーっと周ることです。でもここ、坂ではなくて階段ですから。急ではない、というだけで階段ですし、人の通行量が多いので荷物があると歩きにくいかも。
私は次に広州に向かうのですが、そのときは上がってきた道を下り、HSBC本社の下を突っ切って道(トラムが通る)を渡ってセントラル駅に入ります。駅の入り口に階段があるけれど、数段なので。ここにはエスカレーターでのぼり下りできるので荷物があっても楽ですよ。
階段を見よ
フリンジクラブとホテルの間の階段。これよ?夜なんてここに街灯なんてないのよ?
普段だってこんな階段登ったり降りたりするのには手すりが欲しいわけですよ、私は。
じゃあ、皇后大道中からそのまま最短距離で登ってフリンジクラブをぐるっと回ったら?
ずーっとこれよ?まあ登れないわけじゃないけど。
室内
撮影してないけど、ロビーはおしゃれ。部屋ではWiFiが入りにくいのか、いわゆるノマドっぽい白人が多くたむろしてました。
室内は至って狭い。広めのベッド(油麻地のCASAより広い)があって、アクリル板で仕切られてシャワーブースとトイレがあります。
一人だからいいけど、カップルで利用して用を足しているときに片方が室内に入ってきたら超気まずいはず。
だって、トイレの真正面に出入り口があるんだもん。
レスリー・チャン追悼日だったので、衛視の映画チャンネルがずーっとレスリーものを放映していました。映りは悪かったし、私が見たときに放映していたものは全て一度見たものだったけど。それを見ながらシャワーを浴びたりトイレにいけて個人的には良かったです。それはレスリーの日だったからであって・・・
なお、この部屋は一番安い窓なし部屋です。
でも、トイレのところにブラインドが降りているでしょ。あそこは窓です。もちろん、ウォール・ビュー。この部屋、一番安い部屋なのでね。高い部屋なら、向かいの會督府も見えるはず。
不満といえば、この洗面台が浅すぎ・小さすぎてビッシャビシャになったことかな。
電気
写真を見ていただければわかると思いますが、窓がない代わりに室内は明るく、夜に作業したい人でも大丈夫だと思います。
そして、入った時に室内が17度に設定されていました。つまりカードキーを差し込んで通電するタイプではないので、外出中に充電することも可能です。(まあ、カードキーを差し込んで通電するタイプでも、ICOCAとか差し込んでしまえば良いんですが)
おもしろいのがRasonic。
近くに食べるところはあるのか
ホテルにレストランなどはありません。
近くに食べるところはあるようでないようで、という感じでした。だって、場所はランカイフォンだもん。飲む人には良いだろうけど、FiLTHな感じの白人に混じって飲む気はないし、そもそも下戸だし。到着日はもう深夜でDouble Dという店が明らかにハンバーガー屋らしかったのでそこで買ってホテルで食べました。店には明らかなFiLTHって感じの白豚がいて嫌だったのね。
翌朝はコンビニのサンドイッチ。レスリーのコメディを見ながらです。セブンのサンドイッチなら、絶対日本の方がうまい。私は朝はお腹にものを入れないと動けない人なので、それでおしまいですが、ヒルサイドエスカレーターの方向に行けば茶餐廳がいくつかあります。
洗濯問題
問題は服です。香港には洗濯屋があるのですが、セントラルってもはや人が住むところじゃないんです。それでも堅道(ケインロード)まで上がったらミッドレベルの人たち用なのでしょうか、洗濯屋があります。グーグルによれば陽光というチェーン店があるはずなのですが、見つからず。別の威威(ウェイウェイ)というところに行きました。
ここはきれいにアイロンまでかけてくれてきっちりとたたんでくれました。この袋の写真は深水歩のホステルでのもの。頂いた時は綺麗にぺったんこになってました。
ホテルにはセントラル駅の近くB2かな、のドライクリーニング屋を紹介されましたが、ドライクリーニングでしょう?と思ったのです。名前を忘れたけど中国的な名前ではないし。ドライクリーニング屋が洗濯もするようですが、そこにはいかなかったのでわかりません。
騒音
確かに夜はクラブからの音楽が聞こえましたが、私の部屋ではそんなに耳をすませば聞こえるというレベルです。まーそんなもんかなという感じ。だってランカイフォンだもん。静けさを求めるならランカイフォンなんかに泊まるなよ、ということです。
レビューを見るとラブホとして、という話ですが、まあ、使う部屋は安いシングルルームよね。私の泊まった。爆睡して気づかなかっただけか、たまたまなのかわからないのですが、聞こえませんでした。隣の部屋の音も聞こえないわけではなかったけど。
誤算
Hotels.comで見たときには、写真に小さいバスアメニティが写っていたのです。ボディソープとシャンプーと踏んで、コンディショナーだけ持って行ったのです。ほら、中国行ったり、その後がドミなので、シャンプーがあるか微妙だったのです。で、ミニホテルで調達してそれを使おうと思っていたのですよ。
ところが、ここのホテルは大きいボトルのシャンプー&ボディソープが一つ付いているだけだったんです。これが誤算でした。
結論としてどうか
トータルとして、悪くはないんじゃない?という感じです。
キャンセル可能なプランでどこかに(ここでもいいけど)予約を入れておいて、寝るところは確保しておいて、安くなったと思ったら(6000円切ることもあるよ)キャンセル不可プランでとりなおす、というのがいいかも。
Hotels.com Hotels.com ミニ ホテル セントラル