先日、読者さんとお話ししていた話。きちんと書いてみようと思います。
楽しいんですよ、ラウンジって。ステータスを持ってたり、ビジネスクラスに乗るときはラウンジホッピングが楽しいんだもの。
というのはさておき。
(桃園空港 プレミアムラウンジ。姉御は入れない)
たとえば、楽天プレミアムカードを作って、プラオリティパスを作って、それで入れるラウンジをぐるぐる回るのも楽しそうです。
で、ですね。
ホテルがめちゃくちゃ高い都市がいくつかあるのです。もしくは、早朝06時のフライトのようなとき、エアポートホテルでももったいないじゃないですか。場所代と割り切るのだけど、だからこそ高いし。
で、そういう場合、移動日前夜などなら、空港のラウンジで宿泊するのも一つの手。
が。
私はリスキーだなあ、とつくづく思ったことがありました。
預け荷物がなく、かつオンラインチェックインができるなら、チェックイン開始前に制限区域に入れる空港は多い(と思う)
日本の国内線はカウンターがずっと空いてますしね、当日ならそういう心配はないし、夜を制限区域内ですごせる・・・かな?(ぐぐるのだけど、出てこないから天災のとき以外は閉まるという認識でいいかな?)
というわけで、ここでは国際線の話。
オンラインチェックインは48時間前から受け付ける航空会社が多いのではないでしょうか。(座席の指定がチェックインのときにできることがあったので、そういうときは窓際確保のために結構必死だったこともあります)
で、そういう場合、預け荷物さえなければカウンターでのチェックイン開始前に制限区域に入れるわけですよ。
しかし、48時間前から制限区域に入れるか、というのが可能かどうかはまた別だと思うけれど。心配ならば、空港か航空会社に問い合わせるべし。
トランジットの場合や、深夜到着の場合なら、制限区域ですごせばいい
空港泊でわりによく聞くのは、トランジットや到着時にそのまま制限区域に留まってしまうというもの。
24時間空港なら、たぶんできるんだ。香港やチャンギ(シンガポール)はわりに有名ですし。桃園(台北)もシャワーもあるしできると思う。

(夜の桃園空港)
制限区域ならば入れる人は限定されていますし、ラウンジに入れるなら(24時間ラウンジがあって、ことが前提だけど)、ラウンジ巡りをするのは悪くないと思うのです。
もしくは、深夜到着の場合ですよね。
到着ラウンジがあるかないか、それは空港にもよるのですが、市内へは深夜の移動よりも、昼間の移動の方をおすすめします。(結構早朝にいろんな事件が起きることがあるようなので、動き始めるのは6時過ぎてからがいいかなあ。空港で朝食を食べてから空港を出るイメージかな)
そして、制限区域で「待つ」のね。やはり制限区域の方が安全だから。
一度入国した人の場合。リスキーだと思うのは、オンラインチェックインができなかったことがあるから
次は一度入国した人の場合。
この場合、チェックイン開始前に制限区域に入れると思うのですが、ちょっぴりリスキーだと思う。
ここは航空会社によるのだと思うのですが。制度としてオンラインチェックインができるようになっているにもかかわらず、できなかったことがあるのです。
何を言っているかわからないか。具体的に。
具体例1 大韓航空ではオンラインチェックインできなかったの
大韓航空の羽田早朝便のことです。
48時間前だったかなあ、預け荷物はないしオンラインチェックインするつもりでした。羽田のロイヤルパークに宿泊する予定だったので、ロイヤルパークのすぐ近くの手荷物検査場に入ってしまえば、時間が少し短くて済むじゃないですか。早朝ですし。
ところが、オンラインチェックインができません。羽田の国際線ターミナルのカウンターで聞いてみるのだけど、グランドさんもわからない。
実は5時には制限区域に入るつもりでいたので、それならカードラウンジに入ってしまってもいいのではないかと思っていたのです。

(大韓航空にて羽田から仁川に向けて飛び立つ前)
チェックインできないので、中に入れないわけですよ。つまり、ラウンジが制限区域内にある羽田の場合は、カードラウンジで夜を過ごすことはできないということです。
いやー、このとき肝を冷やしましたよ。
下手したら、制限区域の外(誰でも出入りできるし、手荷物検査もされていない)でベンチで・・・寝るの・・・?
それは嫌だったのです。それは嫌だ。
制限区域の中なら、少なくとも航空券を持っている人か職員しか入れないわけで、犯罪に巻き込まれる可能性は低いです。しかし、制限区域の外は、誰でも出入りできるし、手荷物検査もされていないので、武器を持っている人が入り込む可能性だって大いにあり得るのです。だから、制限区域の外でベンチで寝るのは防犯上ありえない。
翌日もオンラインチェックインできない。仕方なくカウンターで聞いてみると、機材変更があったからオンラインチェックインできなかった、とのことでした。いやー、何かチケットに問題があるのか、と不安になりました。デルタの特典だったんだけどな。
具体例2 ANAは機材変更があってもオンラインチェックインできたのにな・・・
これはねえ、航空会社にもよるのかもしれないというのは、ANAの機材変更のときです。
ANAで機材の変更、出発時間の変更があったときは、細かく細かくメールで通知してくれていました。自動だし。で、このときオンラインチェックインをしているんです。いつもそうするもの。その方が預け荷物があっても並ぶのは短くてすみますから。
大韓航空、そういうフォローがないのかあ。それとも何か別のことがあったのかなあ。
というわけで、ANAなら絶対オンラインチェックインできる、とも言えないし、私はリスキーだな、と思うのです。
ラウンジ宿泊を狙っていいのはこんな条件をのめる方かな?
というわけで。ラウンジ宿泊を狙ってもいいかな、と思うのはこんな条件をのめる方ではないかな。
- オンラインチェックインができないこともあるのを納得して、
- 制限区域に入れなくて、ベンチ宿泊でもいいと思うなら、
- 早朝便の場合は、ホテル代節約のためにラウンジ宿泊を狙ってもいいかもしれない
スタータスがなくても、LCCでもラウンジが使えるようにするために、プライオリティパスは作った方がいいかなあ、と悩んでます。