行ったことがないと思い込んでたけど、来たことがあったよ、若い頃。
どうにもこうにも、姉さん、かなり長い間、仁和寺の法師のあの話は石清水八幡宮ではなくて、清水寺だと思い込んでた。それで、行ってないと思ってたんだなあ、きっと。⇒石清水八幡宮
さて、観光客が多いところは、人がいねえなと思い込んで行ってみたわけよ。
にゃーん。いないんです、本当に。八坂通から登っていって、八坂の塔まで行くんだけど、人が本当にいない。
ガラッガラと思いきや、産寧坂に入ると子どもが増えてきた。清水寺まで上がるとそこには修学旅行の団体さん。
おーう。大失敗。
早足で歩きながらパシャリ。
清水の大舞台のところに行くと、団体さん(修学旅行)が並んでて、うっわー。しかし、それ以外にはほとんどいないので、するっと個人の窓口でチケットを購入して入ります。
大人一人500円、現金。
このままスッと大舞台を抜けて傍に降りていくのだけどね。
大舞台を撮影するスポットから撮影したけどさ、修学旅行の子らがかなりはっきりと写ってたから、割愛。姉さんとこ、いまだにそこそこPVあるからね……
紅葉綺麗やなあと思いながら降りるのだけど、ふっと思い出したわけ。
この角度に見覚えがある。
ここ、来たわーって。音羽の滝ってこれなんですけれども、これ見てはっきりと思い出しましたよ。
なんなん!?滝ってこれ!?って騒いでる若い子を笑えないのだ、二十年近く前の姉さんだから。
来たことを思い出してよかったじゃないですか。
もう一つ。これは当時知りもしなかったか、ふーんって聞き流した話。
大舞台に入る前に、小さい「田村堂」というのがあって、なんだ?と思ったんだけど、「田村皇子」こと、舒明天皇を思い出したわけ。この人の妻は宝皇女、つまり皇極天皇・斉明天皇。息子は中大兄皇子と大海人皇子に、古人大兄皇子。飛鳥時代の人です。
あんまり京都のイメージないな…と思ったら、田村違いだったよ。坂上田村麻呂!!!
だからか、坂上田村麻呂に降伏した、蝦夷のアテルイの碑があった。坂上田村麻呂は東北に帰そうとしたのに、処刑されちゃったんだよなあ。
一度行ったところをまた再度訪れると、解像度が上がッてることがあるんだよね、というお話。
そして、もうしばらく、2022年中だけなのか、2022年の前半だけの話かもしれないけれど、修学旅行の子らがいそうにない時間だったら、すっごく空いてて気持ち良かったかもしれません。