海外出張族の読者さんにGlocalMe G3というポケットWi-Fiを使った話を伺いました。
良い点
1. 多くのLTEバンドに対応しており、中国本土、米国でも使用可能
2. モバイルバッテリーにもなるので安心、朝から夜まで連続して使用してもまだ残量半分程度でした
3. nanoサイズのSIMカードが2枚挿入でき、それぞれAPNを設定できる上、SIMの切り替えも一瞬で完了 (ただし切り替えるごとにAPNの設定が必要。
4. GlocalMeのアプリからCloudSIMで使用する各国向けの定額データパッケージか購入可能、しかもかなり安い
・https://www.glocalme.com/package
Paypal、クレジットカードも可能です。
5. 本体Displayでデータ残量が確認できる(CloudSIMと挿入したSIMの両方)
6. 購入時、おまけで365日間、100カ国で使用できる1.1GBパッケージがついていたのでお試しできた
7. Wechatで24時間ヘルプセンターがスタンバイ(ただし英語)
イマイチな点
1. しょうがないけどやはりちょっと重い(240g)
2. 挿入したSIMの使用量が GlocalMeのアプリでは確認できない
→CloudSIMのデータ残量は確認可能、本体では確認可能
3. 米国で使用したCloudSIMのデータパッケージのスピードが4G接続でも 遅い(0.5Mbps程度)
→これはびっくり、期待していたのに残念 、米国でも中国でもCloudSIM使用時は総じて遅く、最速でも3Mbpsくらい
4. CloudSIMで掴んでいるキャリアが確認できない、指定も出来ない
→本体とGlocalMeアプリでは確認できないけどスピードテストアプリを使用して詳細情報でキャリア名確認できた)
6. しょうがないけど中国向けのデータパッケージでは壁越えは出来ない
7. アプリではAPNの設定はできない(本体でのみ可能)
Cloud SIMは遅いの!?
Computex2018でGlocal Meのスマホ、World Phone S1 が出ていたらしいじゃないですか。とうとうスマホもCloudSIM搭載かー、日本でも買えるようになったら買おうかと思ってたのね。(1世代目には手を出さない。2世代目。多分次の世代なのでWorld Phone S2?)
・SIMカード不要で世界で使えるクラウドSIMスマホ「World Phone S1」(COMPUTEX)
そっか。Cloud SIMはちょっと遅いのかーって。
伺うと、
- 中国:3Mbps
- 米国:0.5Mbps
- 韓国:15Mbps
- 台湾:20Mbps
だったようです。
そこはどうしようもないかもしれないですね。
いろんな国に行って、ローカルなSIMを買うまでもないかなーとというとき(トランジットとか)のときには便利だけど、やはり餅は餅屋でローカルなSIM、せめてSIM2FlyみたいなローミングSIMの方が安全性が高いかな?というのが素直な感想です。
私のSIM・スマホコーナーをごらんだとわかると思いますが、私はポケットWi-Fi(ルーター)ではなくて、スマホ派。型落ちAndroidでも中古iPhoneでも良いからスマホをオススメしておくよ!APNを打ち込むときに楽。各国のiPhone扱いキャリアのSIM以外使わない(=MVNOを使わない)ならば、設定不要のiPhoneも楽よ!
また、この方が購入されたG3は、ポータブルバッテリーとしても使える。つまり、大容量なんでしょう。そうするとやはり重い。少し軽くて、ポータブルバッテリー機能のついていないものもあるようです(ただしディスプレイもなし)
G3を購入した方によると、「U2も検討しましたがLTEの周波数が若干少ないのとM