今回はデルタホテル西安にしました。Delta Hotels by Marriott Xianでも、Delta Hotel Xianでも出てくる。西安德尔塔酒店。相変わらず、マリオット系列のホテルです。

こっちは城壁の外側。居住区域です。唐代だと、大明宮と太極宮をつなぐような庭がある時代もあるようで、その庭の中になるのかな。お値段は一泊450元強とお手頃。
現代では地下鉄2号線の首龍原駅の近くで。決め手は近くのモールに広東粥のお店があったこと。そして、何件かのレビューにあった「下においしい果物屋がある」でしたwww。朝フルーツがあまりないときなんかにいいかなと思ったけど、朝晩たっぷりとフルーツを食べることができて、結局買わなかった。店舗を構えてる果物屋もいれば、路上に広げるタイプの果物屋もいた。ランドリーがあれば強力にお勧めできるけど、ないんだよなあ。
辛そうな地域では、食べ物を取るべし
もう一つ、デルタホテルの特徴は、24時間食べ物がもらえるところがあるっぽく。ラウンジとは別なの?わかんないな、と思ってた。西安はそれなりに辛いのだということなので。そんなに辛いわけでもない蘇州でも、周囲で食べるのが結構大変だったからねえ。
それで、前半をMoxyにして洗濯して。胃腸に疲れが出る後半をデルタにして、食べ物を確保してみたというわけ。
実際のところは、「ラウンジは24時間空いていて軽食もあります。ただし、係はいません。ハッピーアワーは朝食会場で行います」という運用でした。
朝食会場と、ハッピーアワーの会場はこの向こう。

(西安そのものは、唐推しシティで。秦はこんな感じで使われるだけ。そして無視される前漢……)
ラウンジに置いてある軽食というのはシリアルと牛乳で。どうも、朝食のシリアルの残り、みたいな。
ハッピーアワーでは、ラウンジ飯対象者はあんまりいなかったのかもしれない。始まったばかりのときに行ってたから、あんまりいないように見えた。西安が観光都市というか。このホテルには、「ホテルに監禁されるビジネスマン」は少ないのかもしれない。特に平日にラウンジ飯してる人たちって、ホテルに監禁されてるビジネスマンが多いから。
お部屋
キングルーム。ソファもあって、帰ってきてからハッピーアワーが始まるまでの間を、ダラーっとするのにちょうどよかった。

お水は4本。十分たっぷりある。終南山の水だということだけど、おいしいお水だった。どこかで見かけたらおすすめする。しっかし、手を洗って顔を洗って、ついつい癖でそのまま水道水を口に入れてうがい…をすると、オエっとなるほど、西安の水はまずかったので。(西安に限らず、中国は水道水が飲めないところなので、ご注意あれ)

冷蔵庫の中身は有料で。この季節だからいいものの。夏に「あ!ライチ!」と、ライチを買ってきて冷やす……のは厳しいなあ。
このお皿の上は無料のようです。

バスルームは、ちゃんと曇らせることができますんで。

ローブ!ローブ!

シャワーもちゃーんと、いつでもお湯が出る。

ベッドは私の好みからは少し柔らかいかなー。
外の音は、日中はゼロではない感じ。大通りではないけれど、バスは通るような通りですし。でも夜は静か。夜出歩く人にとってどうかはわからないけれど、夜出歩かない人には問題ない。
目の前の低層のアパート群も、いずれは高層マンションに変わることでしょう。凸凹系のマンションが多くて、香港っぽいなと思った。けどその写真は出さない。
朝食とラウンジ飯
朝は肉夾饃スタンドもあるんだけど、もう胃腸が疲れちゃって食べられず。残念であったよ。
朝夕共に、お粥と鶏肉鴨肉と野菜と果物。みたいな。炭水化物、タンパク質と脂質、甘いもの、ビタミンC、みたいなwww
朝食
ヨーグルトは蒙牛。中国は、ヨーグルトにストローを刺して飲むんだけど。いやあ、蓋の裏に濃厚なのがwwwあれを食べずに何食べるの!?大きめのスプーンで蓋の裏までこそぎ取るおばさんなのである。

朝は、鴨肉(あひるよね)とチキンを食べていた。あと、おかゆ。
サラダとフルーツを追加追加追加なわけ。このフルーツの赤紫色の玉は、ぶどうではなくて、冬棗でした。赤いやつって「ドライナツメが生ですね」みたいな感じで。緑色のナツメの方が好きだな。

ほぼ毎日変わり映えしない。スティックブロッコリーの大きいのみたいなアブラナ科大好き。

思わずとってしまったフライドポテトは、エアフライヤーではないかな?というくらいの、油っぽくないサクサクさで。胃腸が疲れた感じがしてても、ちっとも問題ない。
包子と蒸したとうもろこしと、フルーツ。

↓サラダが見えてるね。お粥はほぼ毎日のように、日本から持ってきた海苔を入れてた。

いただきものです。ありがとう!!!杭州にも持っていく予定。
ラウンジ飯
同じ会場で、ラウンジ飯です。
スープは、黒鶏のなんとか、というやつ。滋味深かく、体に染み渡る。ちょろっと、麻婆豆腐を撮ってみたけど、これが!辛いの!!!!!!!

ふひいいいいい。一口食べて。甘いものをとりに行った↓

これがまた、甘いのだよ。ふひいいいいwww
お粥が雑炊みたいなのしかなかった日も。

カルボナーラっぽいのもあったんだけど、「カルボナーラっぽいやつ」だった。でも結構美味しい。
サクサクチキンを食べてみた日。お粥はきび粥だと思う。悪くない。

このサクサクチキンもまた、エアフライヤーかな?サクサクして美味しかったのでおかわりに行った日だねえ。赤いのは、トマトと卵の炒め物です。ちっとも辛くない。
おかげで、後半もお腹が緩くて困る……みたいなことはなかったです。ちゃんとお腹のお薬も飲んでたよ!
幸運と、ホテルのホスピタリティに助けられる
すごく助けていただいたんだけど、具体的に何があったか、何をしてもらったかは書かないほうがいいんだろうな。それを持って押しかける人なんかがいらっしゃるようで。それは私の本意ではない。
これはね、ホテルそのものに理由があるわけではない、他の客(複数の人、複数のグループ)由来のことで困り果てまして。
パックツアーの白人かなぁ……朝食会場ではラテン語系言語を多く聞いたけど。
パックツアーのアジア系は、訛りのきつい英語を喋っていたから、東南アジア華僑ではないかと思う。
フロントさんに相談すると、解決策を一つ出してくれて。それでも解決せず。別の日には別の解決策を出してくれたわけです。
それは、私がマリオットで持っているステータスの高さ(=ランク)と、私よりもステータスが高い人がどれくらいいたのか、という相対的なステータスの高さ、そもそもの客の数などいろんな要因があるので。
このデルタホテルもまた、ステータスホルダーがどれくらい宿泊しているかがわかるようになってますが、私よりもステータスが上の方は少なかった、とは言っておこう。
同じことが別の人におきたときに、全く同じ解決策がこのホテルや、別のデルタブランドのホテルや、マリオット系の他のホテルでできるかというと、それは期待しないほうがいい。単純に、私が運が良かっただけです。
そういうときには、チップをあげるようにしてます。中国もまた、日本同様にチップ文化のないところで。少額だし、足りるてかわからんけれど。今回はお部屋に残し、ベルさんにも世話になったのでベルさんにも、そしてフロントさんに。
龍首原駅
B側には同じくマリオット系のシェラトンホテルがあるし、書いておこう。
龍首原(龙首原)駅A出口にはエスカレーターがあるんだけど登りだけです。しかし、奥にエレベーターがあります。
Aは登って出たところには、客引きのオート三輪車が何人もいるんで無視無視。
この駅は小さい駅で、ホームは一つだけです。
ホーム階と改札階の間には、登りのエスカレーターしかなく。しかも、エレベーターは、安全検査の外です。不自由とまではいかないけれど、不安だらけのわたくし。15キロ弱の荷物を抱え、リュックサック(これもそれなりに重い)と肩掛けがあるのよ。階段は無理です。
エレベーターの使い方は、安全検査を通り、そして、ブースにいる駅員にエレベーターを使わせてと言い、安全検査の人が鍵を持っているので、開けてもらう、という手順でした。龍首原駅ありがとう。
駅からホテルまでの歩道は、(この時は)ガタガタでね。いずれ綺麗になるかもしれないけれど。通りの向かいは小さい商店がくっついて並んでたけど、いずれ再開発対象かしら。夜は静かです。
そうそう。この通りは朝9時すぎくらいに清掃車が通ります。
駅とホテルとの間に、ベーカリーが新規オープンしてたんだけど、9時過ぎくらいにお店を開けるのね。ベーカリー、歩道、街路樹、車道と並ぶじゃないですか。ベーカリーの向かいの街路樹のところには、茶色い何か、高さ140cmくらいかなあ、な電柱の施設か何かであないかと思われるようなものがありまして。んだけど、そのときに、清掃員がその茶色いやつにぶわあああああっと高圧洗浄をかけるんですよ!ベーカリー、路上で試食させるんだけどそれにはかかってるからね……
他にも、9時すぎだとまだ朝食売ってるところもある。
9時前でも一時が万事この調子かと思うと、外に出てるのは、私には食べられんなあ……

