最近、日本の「都会」が東京ばかりだったのですが、そういえば、福岡という街はとにかく派手なんだった。
その福岡の街、というよりも「博多」が、とにかく浮き足立つ月があって、それが7月。
特に、私の場合は、学生時代遊ぶところといえば、美術館・博物館・映画館だったのです。そうすればいくよね。「中洲」に。
中洲ならアジア美術館があるし、映画館が二件ある。とはいっても、私が行くのはキャナルシティで、今はユナイテッドになっていますが当時はAMCだった。
地下鉄なら中洲川端駅で降りるし、バスなら博多五町あたりでバスを降りるんだった。上川端商店街を通って、櫛田神社の脇からキャナルに入っていくのです。
(ぼけてるけど、写真では正面が上川端商店街、左にキャナルへの通路、右が櫛田神社の裏です。)
そうするとねえ、7月頭は上川端商店街には飾り山笠が出ているのです。正確に言うと、「飾り山」を作ってる。
櫛田神社の博多祇園山笠においては、飾り山と曳き山は完全に別ものなのです。(ただ、上川端商店街の飾り山は走るんだったっけ。)
昼間歩けば、幼稚園児か保育園児が小さな曳き山で走ってることもあるのですよ。
本当に「浮き足し立つ」。
さて、この日はまさに朝追い山をやった7/15。
もうリバレインの飾り山は私が行ったときにはもうなくなっていました。
ああもう「夏なのね」と思うのでした。
上川端商店街を通るのですけど、やはり通りには飾り山はないし、ぜんざい広場・・・どこだっけ?どこから入るんだっけ?という雰囲気で入れる感じではなかったのです。
そうそう。ただし、この周辺には、朝は追い山で走り回っていたんだろうな、という方々が何人かおられました。
さっさと櫛田神社に行きましょうか。本当は裏側なんですけど、いつも私は商店街側から入るの。
御朱印集めでも始めようか、と思っていたのだけど、ああら。7/15は終日受け付けない、って、この神社がどんだけ山笠にエネルギーを費やすのかがわかりますよね。
それにしても福岡のお祭りは、筥崎宮の玉せせりといい、櫛田の山笠といい、本当に荒い。(それだけ黒田藩の統治は厳しかった、ということかもしれないし、事実今の福岡は「はたらくじどうしゃ」が大活躍する都市)
さて、飾り山。
どんだけ大きいかがわかるよね。もう新しくなってるのかしら。
このエリアには絶品のうどん屋があるのです。
なんども言うけど、福岡は密かにうどん県。ラーメン屋よりもうどん屋の方が身近だと思うのね。
やわやわとコシのない太麺はぜひ食べてみて。ただし、出汁に甘みをつけることが多くて、私はそんな出汁が苦手です。
櫛田神社を商店街側に出て、左に行くと、こんな感じ。
路地の先には「国体道路」があります。
時間が早いけどやってるかなー。ゴボ天食べたい。
「かろのうろん」って、「かどのうどん」の意味です。
博多弁では「D」の音が発音できないんだもの。Dが全部Rになる。なお、SもShになる。(だから、「さとこさん」は「しゃとこしゃん」になる)
ぐふっ。やっぱりやってなかった。
用事もあることだし、12時ではちょっと微妙な時間だなあ。
今回も残念なことであるよ。
遅すぎて「うどんがなくなりました。◯◯時から再開します」なんてこともあるので、何年も食べてないなあ。