俺さま、2025年7月で、そろそろ指定難病の病名がついて一年。別の指定難病ではないけど、治療法が確立していない病気の名前がついたのは秋だったな、だけど、とにかく、この時期でした……去年も梅雨どきに体調悪化していったんでした……あああああ!
俺はもはや、キャンセル可能運賃もしくは、キャンセルしても痛みが少ない特典航空券でしか旅行できないのでは?とメルカリ(など)で激安になってる株主優待券を買った。

湿度。かつての友は今の敵?
もともと呼吸器が悪い俺さま、適度な湿度が欲しい人。爪も割れるし…⇒爪が割れやすい人!旅行用の爪ケアグッズの中にマイクロポアテープ入れといて!
その「適度」というのが、どうも…4月の蘇州程度ではなかろうかと思われるんですよ…
沖縄で、……あ?湿度がよろしくない??と思い。⇒2025年 5月 沖縄旅行
それは台北で確信に変わった。⇒2025年 突然の台北旅行
沖縄と台北の間で、薬の処方が変わって、ヘロヘロなのはそのせい(ビタミンB群がない)かなと思ったけど、それだけじゃなかったみたい。帰国後、這々の体で鎮痛剤のお注射&ビタミンB群の処方を戻してもらって、痛みも比較的緩和され、動けないわけではないんだけど。
帰国してカラカラに乾燥していたのに、徐々に迫り来る湿度……湿度が上がり始めると痛みが増し。雨が降り始めると痛みはそこそこ落ち着く(みなさんそうらしい)けれど、湿気のある空気が石のように俺を押しつぶすんだ……ということで。湿度……かつての友は今の敵か……(武侠小説のノリでどうぞ)
明らかにそこは梅雨だ。6月中旬はキャンセルするしかない。キャンセル料がでかい!
6月中旬に国内旅行を計画していましたが、向こうは明らかに梅雨なんですよ。到着できてもおそらく動けないですね……ということで、泣く泣くキャンセルしました。主治医に診断書を書いていただけば、診断書3000円から5000円くらいで、キャンセル料はなくなるんだけど。うーん。「ヘロヘロなのでキャンセルします」でキャンセル料なし??うーん。
微妙に濫用っぽい気がするし。そもそも書いてくれるかなあ。
いや、病人だし?タイムセールで買った4フライト、キャンセル料3.5万円はでかいけど?えーっと…と逡巡し。結局、湿度に押しつぶされて主治医のところに行くだけの気力がなかったのもあり、3.5万円払いましたよぅ。ぐすん。
その代わり比較的湿度が低そうなところに逃走することにしました。乞うご期待。
ということで、国内は株主優待券。国際線は要相談
幸いなことに、身体障害者手帳が出ても一番低い6級ではなかろうかと思うんですよね。これ以上酷いのは嫌。ただ、痛みから精神障害を引き起こすこともあり、そっちで手帳を取る方は多いみたい。でも私の場合は今のところどうもステロイドがうまい具合に支えてる模様でもあり、精神障害者手帳は、まあ、当分必要ないでしょう。なので障害者割引も効かぬ。
なので株主優待券だなーって。新幹線に2時間以上乗るのは結構きついから避けたいし。荷物の心配をしないとならないからさ。
昔俺さまはJALやANAの株主だったけど、優待券は大抵金券ショップで売ってた。だって一枚5000円くらいで売れてたんだもん。
ところが、最近は座席数が限られてるのかなんなのか、使いにくくなったと、金券ショップで買おうとしてもかなり安いようで。期限が半年以上あっても、1枚あたり500円を切るんですよ、しかも、ラクマで。めっちゃ高く売ってる人はいるけどね。
おう…
ということで、株は買わずに、ちまちまと株主優待券を買うことにしました。なんだかんだ言いつつ、私はそれなりにスケジュールに弾力性があるんだもの。
ホテルは前日までキャンセル可のものを取る、移動は国内線は株主優待券メイン、で当分やっていくつもり。
国際線はねえ。うーん…みたいな。特典航空券が第一候補。次は、フルフェアになるよなあ…今は近距離(せいぜい中国)なので、ビジネスクラス使うか…という感じで。まあ、要相談よね。
天候不順にも株主優待券万歳
2025年9月の旭川旅行の帰りなんだけど。台風15号…風台風ではなくて雨台風だから、飛ばなくはないんだろうね、ということで。
このときの俺さまの選択は3つ。それぞれ今回の状況下でのPro Conまとめます。
Pro | Con | |
1 最終日のホテルを返金なしでキャンセルさせていただき、前日の最終便で羽田へ移動して、羽田一泊する | 一番安心できる | 羽田のホテル代がかかる! |
2 できる限りの前倒し | 追加料金(ホテル代)がかからない | 最後の帰宅便で羽田を抜けられそうな便の株主優待料金の空席がないので、カウンターでゴーショーするしかない。(前倒せない可能性がある) |
3 Let it as is… | 特にない | 一番不安。 うまくいけばホテル代がかからないけど、結局「すまん。飛ばねえよ」ってなったら、ホテル代が1よりもかかる(多分) |
前日にはまだ羽田便についての欠航など出てない。ANAは飛ばすつもりなんだなというのがわかった。天候不順でもANAは比較的飛ばすよねえ。だから、羽田のホテル代がかかる1は候補から外した。2か3かは、朝の予報で決めましょ。と思って。この段階では前倒しはしてません。というのも、株主優待料金が埋まってたの。埋まってなかったら自分で前倒したよ。
2025年現在、ANAは株主優待券を使った料金は数に制限がありましてね…金曜日の午後。羽田発なんて埋まるに決まってんじゃん。
当日の朝は朝5時半に起きて予報を見ると、相変わらずの18時くらいに羽田に最接近しそうな予報が出てて。下手するとそのあとは機材繰りで欠航続出の可能性が微妙にある。下手したらホテル代が一番かかるのが3なのよ。嫌だー。
うまいこと乗り継いだ先、一番初めに羽田を抜けられるのは15時台。ということで、カウンターでお願いすることにしました。
台風接近中の、金曜日の午後。相変わらず乗り継ぎ先の便の、株主優待券料金の空席がない。しかし、株主優待券料金なので変更可能なチケットであることは変わらない。ということで、かなり前にカウンターへ行って、前倒しをお願いしました。こういうのをGo ShowとかWalk inとか言う。航空業界はGo Showと言うと思う。多分。欧州留学時代に可愛がってくれた某GSに教えてもらったjargonのはず。この人が嵐のときには前倒せるなら前倒せと言ってた記憶がある。天候は落ち着いても、機材繰りの関係で飛ばせない可能性があるから、確実に帰りたいなら早く飛ぶ便に乗れって。GS側も前を空席で飛ばすより、予定の変更ができる人がそこを埋めてくれれば。元の便が飛ぶなら空いた席を別の空港行きが飛ばなくて、できる限り近隣に行きたい人などにあげられるし、飛ばないならその分手間が減る、とか言ってたと思う。うろ覚えだけど。
優待券の人が1人台風の日に飛ぶのは嫌だとキャンセルしたのか。空席があるから当日変更させていただけたのか、いまいちよくわからないけど、GSさんが「空席がありますねー」と、出発便乗り継ぎ便共に前倒していただいて、レッツ羽田空港。
↓嵐のエアポートおばさん。このときは何が起きるか知らず、ラウンジで優雅に撮影よwww

出発が10分遅れて到着は30分遅れる。そういうものです。だからといって、乗り継ぎ先が遅れるとは限らないのだよ。2時間のマージンを取れて良かった…と思ってた。
羽田T2の国内線の乗り継ぎは上下移動なので、ちょいとばかり面倒ですが。
乗り継ぎ先は予定では遅延がない。おっとりとラウンジを出たんだけど、搭乗予定時間の通知が出ぬ…おかしい…まさか…と思ってたら、「羽田空港上空に急激に発達した雷雲が発生したために全ての作業を中断しております」
ぎゃあああああああ!
と思うけど、安全第一だわよ。そういうときは飲食物の確保を優先しておくこと。いいね、姉さんとの約束だよ。
目の前に飛行機が来てたのに、ようやく作業再開して一度入ったCAたちが上(=搭乗口)から上がってきて、Pまで上がってきて。(羽田T2のブリッジは、搭乗口が上、到着口が下)
これは?と思うと、搭乗口変更。どうやらシップ変更(ただし同じ型番)だったようです。結局、1時間半遅れで出発しました。
その間、20時を過ぎたフライト(おそらく最終便ですかね)の欠航がいくつか決まりましてね。ビビった。私の便は飛びましたが。確かに、「前倒せるなら前倒せ。機材繰りで飛ばないことがある」ってのは本当だなあと思った。
上がってからしばらくは少し揺れましたが、安全に到着。ロスバゲもなく。地上もPも管制も運行管理もみんなありがとう…