鹿ヶ谷:泉屋博古館 [2022年6月 京都ワーケーション]

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法然院を降りて哲学の道をそのまま歩くつもりだったけれど、Googleマップを見てると面白そうなものを見つけたわけ。こういう食指はよく働く。

泉屋博古館

「泉屋博古館」です。「せんおくはくこかん」と読みます。それだけだと何が何だかわかんないか。住友友純の青銅器コレクションから始まる、住友家のお宝ですよ。青銅器!!!!!!ヒャッホー!とうっきうき。

住友友純は大正時代の数寄者として有名ですが、成人してから住友家に婿養子に入り、元々は徳大寺家に生まれた人です。実兄に西園寺公望がいます。ただのお金持ちじゃなかったわけ。

入館料は800円で、Suicaで払いました。

建物は二つあり、青銅器館の方は撮影可能だそうです。

常時開いている博物館ではないようなので、ほんと、幸運。

泉屋博古館

今回展示されている量は、奈良国立博物館の常設の青銅器コレクション(坂本コレクション)の方が充実しているようにも思えたけれど、こちらは解説が詳しかった。饕餮(とうてつ)の見方のビデオも流れているのでそれを先に見ると、今度はその実物が展示してあるので、ほぉ。と思いながら見ることができました。(奈良は、オンライン上に収蔵品データベースに坂本コレクションもあるけど、解説はあんまりないのよね)

青銅器というと、春秋戦国時代のものを連想するけど、その後の時代でも完全に廃れたわけではないです。三国時代に魏から卑弥呼に与えられたという銅鏡の話などあるじゃないですか。その魏の時代の、中国の青銅鏡も。もっと時代は降って、唐や北宋のものもありました。

もう一つ、企画展の建物です。今回は「漆」。

泉屋博古館

https://sen-oku.or.jp/program/2022_urushi/

これがまた、どこかから借りてきたものではなくて、住友コレクションなんだもん。

中国の古い漆器の修復模様のビデオとか、その漆器であったり。

元の時代の螺鈿がキラキラしててなんとも美しかった。

最後に出てきたのが、なんと大正時代に益田鈍翁が旗を振って三十六歌仙絵巻佐竹本を分割したときに住友友純が買ったという「源信明」を入れるための箱。源信明そのものはなかった。あれかよーって思わず声が出たよ。

「後世まで伝えるという意志の見える厳重な」と書いてあったけど、確かに。

いつか、また源信明を見せていただけるときに来たいわ。

https://sen-oku.or.jp/kyoto/

すぐ近くにバス停(宮ノ前町)があります。私は疲れちゃって、バスを待ってバスに乗って市役所まで戻りました。乗った32番がちょうど、銀閣寺・法然院とこの泉屋博古館を通るのよ。あんまり本数がないので、時間に要チェック。よく、バスの時刻表をスマホで撮影しておくんだけど、京都は結構バスの時間が狂うのかな?今回はなかなか来なくて。「バスロケ」を知ったよ。便利〜。

https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/blssmart/index.html

 

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