旅行ブロガーさんですよ、確かに
姉御さん、旅行ブロガーさんなわけで、それなりにビューは気にするし、アフィリエイトリンクを貼ってます。そこからお金が入ればそれはそれなりに私の承認欲求を満たします。
写真を撮るようになれば「(多少は)見られる」写真を撮ろうと思うし、古いカメラで撮ったものや「お見せする」のを前提にしていない写真なので、見るに堪えるのはほんの数%しかないと思うようになります。成長した、ということかな?
もう少し次元の違うところに持っていきたいなあ、と思うようになると、他の方のサイトの分析もします。内部リンクの貼り方など、これ良い!と思ったら取り入れてみる。記事を読んで、これは私はしない/私と同じような条件の方にはオススメしない、と思えば同じトピックについて書いてみる。
WordPressで構築しておられれば、解析すればどの程度のPVなのかがわかるし。なんだかんだ、情報の拡散力という点を測るにはPVは重要だと思う。
その程度にはやる。
インスタ映え・フォトジェニック、解析によっていくところを選ぶことはしない
ただしかし。
そこが甘いんだと言われればそうなのですが、こういうことはしないんですよ。
例えば、「インスタ映えする」「フォトジェニックっぽいからそこに行って写真を撮って上げたい」。
もしくは、データドリブンで「◯◯は検索キーワードが多いからそこにいく」というやつ。
もしもいまから旅行ブログを立ち上げようという方なら、検索ワードの多いところに行くのはコストパフォーマンスが良いかもしれない。
フォトジェニックっぽいところに行ってみれば、Instagramでもいいねをもらいやすいのではないかと思うのです。
しかし、これは私にとっては悪手だと思うのね。
だって、つまんないじゃない?
もちろん、Instagramで見て「行きたい」と思うことがないわけではないです。
そして、おお、フォトジェニックだなあ、とも思う。
しかし、こういう写真を撮りたいからそこにいく、はないです。
理由は単純に、その行為そのものが私にとってはつまらないから。
むしろ、InstagramやTwitterに流れてきて見て思うのは「食べたい」。
おいしそう!→行きたい!かも。
この景色を見たい→「行きたい」は、うーん、あまりない。
というのもですね、写真と実際に行ったときの落差って結構すごいこともあるのですよ。だって、本当に運もあるんだもの。
その場所をよく知っている方が季節・時間・天候を狙って撮影していることもあるわけ。
だって、私にとっての九份ってこれよ。
・・・ガスって?
・・・人混み・・・おえええええ。
⇒九份、もう行かなくていいや
なので、それを期待していくと超がっかり、ということはよくある。
(それに対して、おいしそうなご飯の当たり外れは、食の好みが近い方のものならそこまでひどくないよね)
確かに私は、お見せするのを前提として、写真を撮ってます。
何を書こうかな、と思いながら観光地にも行くし、街をぶらぶらします。
キーワードだけなら、「ドイツ」だと「サッカー」なんですよね。そこは興味のあるところではない。
やっぱり、行きたいところに行った方が面白いよね?
だから、(計画で終わったんだけど)こんな感じになるわけよ。大聖堂はそりゃ毎回入るのだけど、SNS映えする写真なんか撮れませんよ。石のオンパレードになる予定だったんだもの。
てっか、スパムアカウントにいいねをもらっても嬉しい?
Twitterにもスパムアカウントは多いのですが、インスタのコメントの◯ソぶりは本当にすごい。
やたらとMade my day!とかね。
例えば日本語でTwitterをやっていれば罵倒するクソコメの方が多いと思うのだけど、日本語でもブログのクソコメは「褒める」なんですよ。
「◯曜日のエールを送ります」のような、ほぼ無意味なコメント回りでアクセスを集めようとしていたわけ。
英語圏にもそれはあって、「とても役に立つ記事だったよ」のようなのですね。
褒めてれいれば削除されにくいだろう、というのが目的です。
本当に褒めてくださる方もおられます。本当に気に入ってくださったんだな、という場合は、海外アカウントだろうがなんだろうが、そういう「匂い」ってあるわけで。
その「匂い」のしないアカウントは十中八九、スパム。フォロワーを集めようとするのかな、と想像しますが、よくわからない。
ひでえ、と思ったのは、薬の写真で、「Sweet」みたいなのだもの。Hope you will get well soon!が正解です。
そういう、スパムアカウントの「いいね」で承認欲求を満たせます?私は無理。
やっぱり行きたいところに行って、欲しいものを買って、食べたいものを買うのが一番!
やはり、行きたいところに行くのが一番なのよ。
センスの良い方のお土産は真似してもいいと思うけれど、持ち帰ってゴミになるようなものを持って帰ってもどうしようもないと思いません?
というわけで、姉御さんは行くところを選ぶときも、買い物をするときも、食べるときもに、そういう、インスタ映えのようなことは考えないのです。