海外旅行でパスポートをなくした経験はまだないけどねー。

「なくす前に何を準備しておくべきか」を、外務省と在外公館の案内を確認しながら整理しとこうかなと。特に、「パスポートのコピーがあれば安心」という話をよく見かけるけれど、実際に何のために役立つのかを一次情報で確認してみたら、思っていたより具体的な答えが見えてきたよ。
先に書いちゃうと。
- 一番大事なのは戸籍謄本(6か月以内、発行日を確認)
- パスポートのコピーは在外公館の手続きには必須ではないが、渡航先によっては現地の出国手続きに便利なこともある
- 手続きの日数・費用は渡航先の在外公館で必ず最新情報を確認する
海外でパスポートをなくすと何が起きるか
まず現地警察でポリスレポートを取る
パスポートをなくした、または盗まれたと気づいたら、最初にすることは現地警察への届け出かな。
ここで発行されるのが「紛失・盗難証明書(ポリスレポート)」で、このあとの在外公館での手続きに必要になる。名称や手続き方法は国によって違うので、渡航先の警察の連絡先を出発前に調べておくと、いざというとき慌てずに済む。
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/passport.html
在外公館での「失効届」と「渡航書 or 新規発給」の分岐
ポリスレポートを持って向かうのが、日本大使館・総領事館などの在外公館だよねえ。まず「紛失一般旅券等届出書」を提出して、なくしたパスポートを失効させる。この届出をすると、あとで見つかっても使えなくなる。
そのうえで選ぶのが、次の2つ。
- 新しいパスポートを申請する
- 「帰国のための渡航書」を申請する(日本に帰るためだけに使える、一時的な渡航文書)
旅程の残りが短い、急いで帰国したいという場合は、渡航書を選ぶケースが多いみたいね。
IC旅券作成機が設置されていない在外公館では、手続きに最大1ヶ月かかるって
外務省の案内によると、IC旅券作成機が設置されていない在外公館では、申請から交付まで最大1か月程度かかる場合があるって。
手数料は在外公館ごとに異なるため、金額は渡航先の大使館・総領事館のホームページで必ず確認してね。
出発前に準備しておきたい書類
一番大事なのは戸籍謄本
実は、パスポートの再発行や渡航書の申請で必ず求められるのは、パスポートのコピーではなく戸籍謄本(6か月以内に発行されたもの、または本籍記載の住民票)。外務省も、万が一に備えて海外渡航時に携行することをすすめている。
「パスポートのコピーを取っておけば安心」という話はよく聞くけれど、実際に制度上必須なのはこちら。準備の優先順位で言うなら、コピーより先に戸籍謄本、という位置づけになる。
発行から6か月以内という条件に注意
出発前に取得した戸籍謄本でも、6か月を過ぎていると使えない可能性がある。長期旅行や、年に何度も海外に出る人ほど、発行日が古くなっていることに気づきにくいので、出発前に日付を確認しておきたい。
本籍地が遠いのだが……
多くの市町村では、遠隔地でもコンビニ交付ができるけど、私の本籍地はその対応をしてないのよね。それで郵送交付をお願いしていたのだけど。
最近は、最寄りの市区町村窓口で戸籍謄本を請求できるようになっているので、それが使えます。
パスポート番号・顔写真ページの控え
戸籍謄本ほど必須ではないものの、パスポート番号や有効期限、発行年月日がわかる控えがあると、届出書の記入がスムーズになるほか、渡航先によっては現地の出国手続きでも役立つ場面があるみたい。
緊急連絡先・海外旅行保険の証券番号
パスポート以外にも、海外旅行保険の証券番号、保険会社の緊急連絡先、家族の連絡先は事前にメモしておきたい。
私は、パスポート関連の情報と旅程と一緒に全部家族に渡してます。
パスポートのコピー
在外公館の手続きでは必須書類ではない
外務省や在外公館の案内を確認すると、紛失届・パスポート再発行・渡航書申請のいずれの必要書類にも、パスポートのコピーは明記されていなくて。手続きの主役はあくまで戸籍謄本で、コピーは「あれば参考になる」程度の位置づけに近いみたいね。
携帯義務の文脈で役立つ場合がある
一方で、パスポートには「渡航中は常時携帯する義務がある」という、紛失対応とは別の次元の問題がある。
「パスポートを持って歩くと、危ないからホテルのセキュリティボックスに入れる」という話も聞いたことがあると思うの。
私はホテルのセキュリティボックスは使わない派なので、コピーを持ち歩く話は目を白黒させちゃう。そもそも、2025年に私が行った中国はありとあらゆるところで身分証を見せるポイントが発生するの。博物館とかさ。コピーでは無理。
外務省によると、不携帯を処罰の対象とする国がある一方、コピーの携帯で問題ない国もあり、これは渡航先ごとに事情が異なる。
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/passport.html
まあ、行ってみないとわかんないところはあるよね。
少なくとも中国では、パスポートのコピーでは身動き取れないよ。
滞在国側の出国手続きで求められることがある(例:マレーシア)
実際に「コピー」が必要書類として明記されているケースもある。マレーシアの場合、パスポートを紛失して新しい渡航書やパスポートを受け取ったあと、マレーシア入国管理局で出国のための手続きをする必要があり、その必要書類に「紛失したパスポートのコピーまたはパスポート番号」が含まれているねー。
航空会社のアプリにeチケット番号に登録したパスポート番号が残ってたらそれで十分かもしれないけれど。
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Ryoken_passport.html
運用は国によって違うので、あくまで一例として。
コピーの持ち方
パスポートの「コピー」を身分証の代わりにするなら、紙のコピーが必要ではないかと思う。
そうじゃないなら、スマホでの写真・スキャンデータ、どちらでもいいんじゃないですかね。
紙は劣化や紛失のリスクがあり、スマホのデータは端末そのものの紛失・盗難のリスクがある。両方を用意しておく、あるいはクラウドに保存しておくと安心感が高いのではないかな。
パスポート本体と同じ場所にコピーをはさんでおくのは避けたいよね。一緒になくすリスクがあるから。
私は、パスポートの紙のコピー、写真、戸籍謄本、eチケット控え、ホテルの予約票の紙版は、A4ファイルに入れて、パスポートとは別のバッグ(リュックの中とか)に入れてます。
パスポート紛失を防ぐための普段の管理
どうしても出したりしまったりする場面なのかなあ、パスポートを落っことす場面があるなら。
移動中の持ち方
出入国審査や搭乗手続きはもちろん、中国旅行では施設に入るためにパスポートを頻繁に取り出すことになるのね。
取り出しやすさと紛失しにくさのバランスを取りたい。取り出すたびにポーチやバッグの奥の、同じ場所にしまい直す癖をつけておくのをおすすめする。
ホテルでの保管
客室のセキュリティボックスに保管するよりも……私は実は身につけて寝てしまうよ。すなわち、シャワーを浴びるとき以外はずっと身に付けてるといって他言ではない。
セキュリティポーチ
元はモニター提供していただいたものでしたが、これを使ってます。ベルトも柔らかいから、寝るときにつけていてもあんまり違和感ないよ。


















