姉御が行きたかった「琅琊榜のロケ地を巡る旅」。主催は日中平和観光さんでした。
行かれた方にお話を伺いました。
まずは盧宅
まず、第1日目、杭州の空港に降りて、バスで向かった先は東陽市にある盧宅。「北に故宮有り 南に盧宅有り」というほどの名門のおうちなんだそうな。
先祖代々科挙の合格者なんだそうで、官僚の一門。明以降のことです。
まあ、見事な門だこと。
「ロケ地を巡る旅」とはいいつつも、ここはロケ地には関係のない、「行けるところにある史跡」というやつだそうな。
江南建築の粋なのでしょう。木彫りの飾りが凄い。
じゃん!
これはまだいいんだ。
うおおおおおおお!明以降のものにそんなに興味がない、と言い放ったのは私ですが、盛大なブーメランが飛んできた。
ケンチクスキーならわかっていただけると思いますが、見るべきところは梁なんですよ。ヨーロッパでも柱と梁(はり)ばっかりみてるのは誰ですか、私です。
これ、出られなくなるやつだ。
他の写真は・・・行ってからのお楽しみ。
なお、これだけの邸宅は南京でも蘇州でも見かけないという豪邸なんだそうですよ。
一日目は時間調整も必要よね
時間調整できるところはないとだめなわけ
この日は到着日なので飛行機の到着が遅れた場合・空港から現地への到着が遅れた場合などの調整の意味があるのだと理解しています。
一日目から盛り盛りだと、なんらかの理由(天候やなんらかのトラブル)で飛行機が遅れて到着が深夜の場合、期待しているところをカットしなければならなくなるとがっかりしちゃいますからね。
盧宅で時間調整か。贅沢な話だ。
史跡めぐりは素敵なんだが。
個人的には、ドラマが南北時代の梁(りょう)を舞台にしたお話なので、史跡・遺跡ならばベストは梁(りょう)絡みのもの・・・と思うのでした。それはそれで難しい話なのはわかってる。難しい=そもそも残ってないのではないかと思う。そもそも短い時代だし。
私はむしろ地元の博物館(あるのか?)に行きたい。
江南の史跡めぐりには興味はあるけれど、時間の制限があるわけで、「江南史跡めぐり」は「江南史跡めぐり」で別に横串を刺したいところです。
というか、横串を刺して別で企画しても良いと思うくらいですよ。
なお、物語は六部がキーになるのですが、三省六部制度は隋・唐で分裂した中国が再統一されてからの制度。
そんな感じで舞台は梁ですが、物語そのものの時代考証は、素人の私から見ても滅茶苦茶です。あくまでもファンタジー。原作者や製作者の伝えたいキモはそこではない。また、ドラマは歴史を学ぶきっかけにはなっても、ドラマで歴史を学んだ気になってはいけない。ご注意あれ。
第一日目・二日目の宿泊先は、横店にある「豊景嘉麗大酒店」だそうです。
⇒横店:豊景嘉麗大酒店は撮影所でお仕事中の俳優さんも宿泊なさるホテルだそうです
@berudiokkiさん、ありがとうございました。
行かれた方のブログです。こちらもどうぞ
日中平和観光さん〜。また企画してくださいな〜。
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