太秦映画村道でバスを降りました。
ほおほお、これが映画村。時代劇にありそうな建物が外から伺えるのだけど、今日はすーっと通り過ぎて、行くところは、広陵寺。だってもう時間があんまりないんだもの。
聖徳太子が祀ってあった。
そう。ここは、平安時代よりもうんと前。聖徳太子にゆかりのあるお寺です。元々あった場所から移転しているのではないかという話ですが、京都のお寺の中で最も古いのがこの広隆寺。
有名な、半跏思惟像があるのがここです。
まあ、おきれい。ソウルの中央博物館で百済の半跏思惟像も見たけど、霊宝殿とはいえ、お寺の中にあるというのが良いよね。⇒中央博物館
単眼鏡を持っていたのだけど、使用を禁じられているようだったので、使えなかった。
薄暗くて、ほのかに涼しくて、こう、クラッときてしまいかけたんですよ。
霊宝殿の中に入らなかったら、無料です。静かなお庭をお散歩させていただくのもいいと思う。
霊宝殿は大人一人800円。現金だったと思う。
合わせて秦河勝夫妻の像もあるのですが、いろんなところに女神座像ってあるじゃないですか。奥さんの方がそんな感じ。頭にお団子を乗っけて、肩の方に髪の毛を垂らしてるの。奥さんを神格化したというよりも、これくらいの時代の姿で女神を描くのかな?と思ったというメモ。時代祭の、百済王明信の髪型が近い感じ。あの人は桓武天皇に仕えた人でしたよね。なので奈良時代末期から平安初期。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=284
広隆寺前のバス停があって、帰りはそこから乗りました。嵐電の駅も近いよ。映画村の方からだったのは、そういうルートを通るバスに乗ってたからだよ。