この日の目的は、苔寺だったのだけど、早く着きすぎたんだよね。
ということで、ふらふらと「竹の寺」こと地蔵院へ。拝観料は500円。

竹の寺というだけあって、確かに竹は多かった。ただし、嵐山の天龍寺の裏から野宮神社のところの、竹林の小径のような竹林ではありません。

南北朝時代から室町時代の管領(かんれい)だった、細川頼之の寺です。
ここで一休さんが生まれたということになってる。

あの人も謎な人物だからねえ。
ここは結構、撮影禁止になってるところがあったような記憶がある。それであんまり写真がないんですよ。
夢窓疎石の弟子の作った十六羅漢の庭は撮影できてないと思う。

季節にもよるのだろうけれど、竹というよりも苔の寺だなあと思ったのよ。苔寺はそれはもう次元が違ったけれど。
猪目窓茶室は撮影可能だった。

静かでしっとりとしたお寺さんでした。
このときは梅雨前だったから新緑の季節だったけど、秋ならまた表情がガラッと変わりそう。
