さて、今朝はホテルから歩いて八重山博物館へ。入場料200円。

石垣市立八重山博物館
建物のみならず、展示スタイルなども古いんだな…資料の見せ方の工夫をする中国の博物館に慣れすぎた。これは甘え?
仕方ない。こういうところにお金をかけるのが難しくなってるもんね…我が国。
フラッシュ不可とはあったけれど、掲載するなら許可を、とはなかったからアップする。

内容は、葬送に結婚、日常生活に、舟、そして石器時代からの八重山の歴史についての概説です。
中国古装ドラマの葬送シーンを見たことがあります?幟を立てて、行列を仕立てて、棺を載せた馬車で練り歩き、家族は生成りの喪服着てるんだけど。
あれに似てた。
沖縄は八重山だけではないと思うけれど、洗骨の風習があって、それについて。(グロいと現代日本人が思うような展示はないから安心して)
日用品があって、八重山の生活が浮かび上がる。

そうそう。
川平湾に行くときに、中国の廟に似たものがあって、工事中だったんだけど、それがおそらく「唐人の墓」なんでしょう。どういう人たちだったのか、という説明。「ロバート・バウン号事件」というものです。
元々のお墓の記録などがありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/唐人墓
なんとも言えない気持ちになったのは、沖縄本島にあった様々な文献資料が、焼けてしまったけれど、八重山には残っていた、というもの。
宮良殿内(みやらどぅんち)
八重山博物館にも模型があった。本来使ってはいけない格式で建てたというものだけど、首里の士族の家らしさがあるのだとか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/宮良殿内
これもひょっとすると、本島では焼けてしまったものが、八重山には残った、というものなのかもしれません。
ということで、時間はまだあるな。と、行ってみることにしました。

なんかね、思ったよりも小さいの。そして道から段を降りて入るのよ。

いやさー。水が流れ込んできたりしないのかな?降りますよね、石垣島。
そして、入場料はどこで払うの?と思いながら、門の横から入ると、おじいさんがいた。どうもここで払うらしい。↓

あまり大きな建物ではない。
おじいさんによると、母屋しかない、母屋の中には入ってくれるな、建物はお庭から眺めるだけ。
了解です。
そして、お庭へ。

いや、これは完全に俺さまが悪い。
散々京都のお寺の庭園を見て。
先月は蘇州の世界遺産の庭園を見てたわけよ。
この熱帯は水も太陽もあってさ。
我が家ですら、草生えるもん。

庭園を維持するって大変なのよ。入場料200円だもの。むずかしいよね。
建物の方も、母屋(もや)に庇のスタイル。この木の板は、雨戸かな?↓。そりゃ台風来るもんねえ。
