台北にいったとき、端午節の連休だったのです。
歩いていると、粽を売る人もいるのですが、「蒸して」と言われたらどうしよう、「蒸してあるの?」とどう聞けば良いのかわからず、残念ながら買えなかったのです。
見えます?右側に積み上がってるの。これは民生西路、双連です。乾いてるんですよ、この粽。
ホテルでどこで買えるのか聞こうと思ったらね。
フロントで「今日は台湾ではこれを食べる日なんだよ」と頂いちゃった。
ちまき!ちまき!ちまきじゃないですか!我が友が「中二病」と称した屈原さんを偲んで食べるちまきですよ!
それなら、蒸してあるわけで。
開けてみよう。
なぜか、粽というと鹿児島のあくまきを思い出すのよね、という話をしていると、宮崎でも鹿児島よりの方では、「ちまき」と「あくまき」は同じものを指すらしい話を伺いました。
へー、と思いながらあけると。ちょっとぼけてるけどわかるよね。
あらっ!あらっ!あくまきだった!!
ちょっと小振りなんだね、と思っていたら、スイーツだったようで、中にあんこが入っていたんです。小豆のあんこではないような気もしたんだけど、どうなんだろう。
ぶりぶりとした炭水化物は「あくまき」同様お米由来なのでしょう。同じ味がしましたから。きな粉をまぶして食べたかったけれど、だからあんこが中に入っているのでしょう。
ああびっくりしたし、面白かった!!そして大好きな、ほのかな甘さでした。
こういうところが、ポッシュパッカーの楽しいところなのです。そしてそういうところが台湾らしいなあ、と思う。