中国旅行で、香港やタイのローミングSIMを使うなら、SIMフリースマホを買え。ポケットWiFiを買って失敗する人は多い

旅行する場合には、自分が無症状感染者であるという前提で行動するべきかな。撒き散らさない・感染しないようにする努力を続けて自分を、そして誰かを守りましょ。

こちらもどうぞ⇒新しい時代の、海外旅行・国内旅行持ち物リスト(エッセンシャル版)

私は国内旅行はもっぱら楽天トラベルで予約してる。
クーポンが出てる日本のホテルを、楽天トラベルで見てみない?

私のスタイルにスマホは必須。
⇒海外一人旅にそもそも携帯っているの?GPSを使いたいから必要!

中国で金盾超えをするスタンダードな手法は三つ。

  1. 香港かタイの中国でローミングできるSIMを持っていく
  2. VPNを使う
  3. 壁越えの出来るポケットWiFiをレンタルする

私は香港のSIMを持って行って、SIMフリースマホに入れて使用します。
⇒上海で壁越えしたいならこのSIMを持っていけ!

私はそれで対処できたのですが、そうではない読者さんは結構苦労なさっています。

VPNは規制されがちなので、1か3が良いのではないかないかと思う。

中国でインターネット、SNSもOK! 4G LTE大容量レンタルWi-Fiルーター「チャイナデータ」というプランがありますから。
チャイナデータ

ところがスマホを使うなら注意した方がいい点がいくつかある。

深水歩

(もう買えないSIMだけどね)

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2018年5月にKKdayさんに体験させていただきました。
Kkday 【イルカ、クジラへの遭遇率高!】花蓮 ホエールウォッチング体験 (送迎付き)

クジラよりもイルカのようですが、残念ながら私は見られなかった。しかし!!!!!!!揺れる船がめっちゃ楽しかったです。乗り物酔いする人にはオススメしません。こっちも見てね!⇒花蓮でホエールウォッチング、とはいかなかったけど、揺れ揺れの船は楽しい!

——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

自分で設定できなかったケースはわりによく聞く。ポケットWiFiを買うんじゃなくて、SIMフリースマホを買え!

一見安いんですよね、ポケットWiFiって。
ところが、使い慣れてる方でもなければ、失敗するケースは非常に多いです。

中国の場合は、現地でSIMを買えたとしても金盾を超えられないので、「ネットで確認すればいいや」にしてしまうと、結構辛いことになると思う。

だから何度も言う。 SIMフリーのスマホを持っていけ。

読者さん1:ポケットWiFiを持って、香港のSIMを入れて使おうとしたけれど

ある読者さんのケースです。

ポケットWiFiで対処しようとしたそうです。レンタルではなく、WiFiの機械をお買いになり、それに香港のSIMでローミングしようとなさいました。

設定は国内で済ませたんだそうですが、中国に行くとうまく繋がらなかったんだそうです。

中国のその通信会社のお店に持って行ったんだそうですけど、話が通じなかったようです。

残念でしたね。

話が通じないのは仕方がなくて、中国移動香港と中国移動は別会社です。中国聯通香港と中国聯通も別会社なのです。ご購入になったSIMが「香港」のものである以上、どうしようもありません。

設定に問題があるのであれば、画面で設定できるのでスマホの方が楽だと私は考えます。

読者さん2:SIMフリーと思ってたけど実は、SIMロックを解除できていなかった

ドコモのタブレットを持って行かれました。「SIMフリーだと思う」とのことだったのですが。

香港SIMを入れると、SIMネットワークロック解除PINを求められたんだそうです。

実はSIMロックが解除されていなかったようです。

(別の読者さんが「これ、どういうことかわかりますか?」と写真を送ってくださったのでわかった)

2015年5月以降に発売されたものであれば、My docomoで解除できるそうなので、なんとかしてネットにつなぐことができれば、解除できたのかもしれません。(このときは同行の方がSIMフリースマホ&香港のローミングSIMでネットにつなげる状態でした)

しかし、それ以前のものだったので残念ながら、ショップに持って行かねばならなかったようです。

最低限連絡を取らねばならない相手(=ご家族)とは、ホテルのWiFi経由で連絡が取れたそうなので、良かったのでしょう。

SIMロックを解除しているか否か。私もやりそうなミスです。

ただ、WiFiを使うなら、セキュリティの観点からVPNを通したいな、と思いますが。⇒HotSpot VPNはプレミアムにしました。これで当分期限を気にせず使えるはず

この機種はGalaxyで、Galaxyの場合は解除していても、SIMネットワークロック解除PINを求められることがあったようです。

「PINロック解除コード」ですが、MyDocomoから確認できるようになりました。

ログインした後、「ご契約内容の確認」へ行き、そのなかの最終購入端末の下に項目があるかと思います。
そこで自分のコードを確認する事をオススメします。

SIMロック解除したドコモのGALAXYを海外SIMで使おうとする方へ

読者さん3:ポケットWiFiの設定ができず、添乗員に頼んだ

別の方経由で中国から「設定できません」と送って来られて、??ってなりました。知らんがな。姉さん、ポケットWiFiはレンタルしか使ったことないもん。

機種は?と伺うと「SIMロックされたiPhone6だそうです」みたいな感じになってしまった。間に入った方は、レンタル派なんだもの。話が通じなくて当然だった。

ツアーだからよかったものの、単独だったら詰むよね。

どうです?怖くならない?

怖くなるでしょ。

スマホを持って行きたくなるでしょ。以下に、SIMフリースマホを選ぶときの注意点を記します。

中国にSIMフリースマホを持って行く場合に気をつけること

中国のキャリアが三社ありますが、ローミングで壁越えをしようとするときに使うのは「中国移動」と「中国聯通」。

私はどちらのSIMも用意したい。特に私は一人だから。詰むの。

移動の4G回線も3G回線も特殊なので、スマホを準備する時はこれも掴んでくれる機械かどうか、注意する必要がある。

中国の電波事情はちょっぴり特殊で、ローミングSIMを使うときはうーんと速度が落ちることがある

中国のキャリアは三社あります。
中国移動・中国聯通(ユニコム)・中国電信です。(中華電信、という会社は台湾です)

移動とユニコムは香港でも展開をしていて、これらのSIMを使ってローミングすることによって壁を超えるのが私のおすすめです。
⇒上海で壁越えしたいならこのSIMを持っていけ! 

ユニコムは2016年4月当時3Gサービスしかしていませんでした。移動は4Gにも対応していました。

当時私はが使っていたXperia Z5 Compactは香港から輸入したものですが、日本の技適を通過しているという謎仕様で、国内では主にmineoで運用しています。ドコモの4Gも3Gも掴んでくれるので問題なく使えます)に移動のSIMをさし、ZenFone Selfie(国内もの)にユニコムを指していました。

ユニコム(3G)を安定して掴んでいました。移動の方はというと場所や時間帯によっては4Gから速度がうんと落ちてしまいました。当時、ユニコムは3Gでしかローミングさせなかったのですが、2018年現在では4Gのものも売っています。

中国の3Gは要注意

というのも、ユニコムの3GはW-CDMAを使い、これは日本と同じ方式です。

移動は、というと、TD-SCDMA方式です。
第3世代移動通信システム(wiki)

Xperia X5 CompactはこのTD-SCDMA方式に対応していません。なので、速度がうんと落ちてしまたということは(Rのローミングだけが表示されていたのだけど)GSMに落ちてしまった、ということなのです。

中国移动(wiki中文)
中国联通(Wiki中文)
中国电信集团(Wiki中文)

さて、ここまで一度まとめますと。中国の3G周波数帯
中国移動:TD-SCDMA(Band 34 (2100MHz), 39 (1900MHz))
中国聯通:W-CDMA(Band 1,8)
中国電信:CDMA2000(Band Class 0, 6)

です。W-CDMAはUMTSとも書かれるようです。

中国の4Gについて

TD-LTE(Band38以降)を使うことがありますが、最近のスマホは対応するものが増えているので、最新のものを購入する限りおいてはそんなに気にしなくてもいいのではないかと思っています。

一応まとめておきます。参照元はそれぞれのwiki中文。
中国移動:Band 38,39,40,41
中国聯通:Band 1,3,8,40,41
中国電信:Band 1,3,40,41

だそうですよ。

中国の5Gについて

参照元はそれぞれのwiki中文。

中国移動:NR:Band n41, n79

中国聯通:NR:Band n1, n78, n8

中国電信:NR:Band n1, n78

iPhoneの中にはTD-SCDMAをつかむものがある。

ユニコムの時はそんなに気にする必要もないのですが、中国移動のときに3Gを掴むか問題になります。というのも、5G、4Gをキープできればいいのだけど、3Gに落ちることもなくはないですから。

ただ、3G落ちすると最近はもうすでにデータ通信できないかな…という恐れが。

iPhone 6SシリーズからiPhone 8シリーズだったらTD-SCDMAをつかみます。私の持っているiPhoneはつかまないんですよ。

https://support.apple.com/ja-jp/HT201296

ただ、2023年的にこんな古い機種は持ってても…と思わなくはないです。

2016年のことなので今とは電波の状況も異なるでしょうけど、上海で移動の4GSIMを持って行ったとき、TD-SCDMAはつかまなかったAndroidだったのだけど、2G落ちをよくしました。

最近日本でも3G落ちしたらデータ通信がほぼできないじゃないですか。なので、3Gに対応する機種である必要があるかどうか、いまいちわからないです。

中古で買って検証しようかと思ったのだけど、確か中国ってスマホ2台しか持ち込めない…?などと思うと、おいそれとボロiPhoneを買うわけにも。

iPhone SE 2

iPhone SE

FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66)
TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48)
CDMA EV‑DO Rev. A(800、1,900MHz)
UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)

https://support.apple.com/kb/SP820?locale=ja_JP

4G回線ならどっちでも良さそう。

iPhone 13 Pro

iPhone 13 Pro セット

iPhone 13 Proです。

モデルA2636

5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79)
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)

https://support.apple.com/kb/SP852?locale=ja_JP

5G、4Gは問題なさそう。

で、よくわからなかったら・・・。

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チャイナデータ

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