湿度に押しつぶされて、6月中旬の旅行をキャンセルしたけど、その次は函館で組んでたのよ。函館、未上陸だったのでねえ。遠いな、と思って、こっちはキャンセル可能運賃で予約していたのだ。
湿度から逃走するためには稚内の方が良かったかな…と思うけど、稚内だと今度は全館禁煙ホテルがめっちゃ高い。むむむ。
とにかく、まずは函館。有名どころから攻めましょうということで。

なんだかんだとラッキーが積み上がったけれど、縄文遺跡にはいけなかったwwwまあいいや。無理して行って良いわけないから。
そうそう。今回は初めてのAirDoだった。
- 函館空港
- プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館
- 金森赤レンガ倉庫とラッキーピエロ
- 函館市北方民族資料館
- 函館市旧イギリス領事館と函館ハリストス正教会
- 旧函館区公会堂
- 函館山ロープウェイと山頂展望台
- 道南いさりび鉄道と道の駅 みそぎの郷 きこない
- 函館市青函連絡船記念館 摩周丸
- 箱館奉行所
- 五稜郭公園・五稜郭タワーと北洋資料館
感想 N=1
函館は霧の街だった。

それは知らなかったなあ。湿度から逃れるつもりだったのだが、結果的に…湿度の元へ飛んだことになってしまった。気温は高くても28度くらいだったのだけど。結構へたばった。
今の俺さまにとって、湿度はもう友達じゃないんだ。ごめん、湿度。喘息ちゃんだから元々湿度はある程度ある方が良かったんだけどね。今現在はステロイドちゃんがそこはサポートしてくれるし。もう別れよっか、私たち。
と言いつつ、函館を出てからすっごく乾燥したところに行ったんだけど、途端に「加湿器、加湿器、加湿器ほしい」になるから、塩梅ってものが大切。中庸〜。
青森の方言とは異なる、ちょっと朴訥としたのんびりとした喋り方もまた新鮮だった。
ちょっぴり困ったのは、ホテルの水道水や、ラーメン店のお冷などだけど、水が口に合わぬ…とにかく水が口に合わないのが、福岡市と京都市。住んでいても二週間単位で滞在していても、白湯すら飲めないのがこの二都市。旅行中ならペットボトルで対処。でね、函館では次第に口が水に慣れていったので、硬水なのかなあ。でもうちのあたりはそんなに軟水でもないのだよ。なので処理の方法で味があんまり好みではなかったのかなあ。
空港バスだけでなく、路線バス(北海道バスと函館バスに乗った)も冷房が入っていた。しかし、路面電車は冷房が入らず。窓が開いていたのに、小雨が降る日だったからかなあ、閉めた人がいて、辛かった。路面電車は車両にもよるかもしれない。しかし、広島ほどポンポン来るわけじゃないし。言うて広島は、広島だったわ。
いずれにせよ、函館の夏の路面電車はお勧めしない。路面電車は五稜郭に行くときに一本乗っただけで、ギブ。
縄文遺跡に行きたかったけれど、これが不便で。縄文遺跡センターも、バス停からかなり歩くので、霧の日や雨の日は厳しい。せっかく、日が長い時期を選んだんだけど。秋の日が短い時期になると、見知らぬ土地で、1日に3本くらいしかバスが来ないバス停で待つのはちょっと怖い。
観光タクシーか…と思ったけど、一人だしなあ…みたいな。中国と違ってちょっと高いの…
函館空港は太平洋側にあるし。空港に降りるときにおそらく太平洋側を少し見てるだろう、縄文遺跡も太平洋側だしなー、みたいな気分で、良いことにした。

上空からとはいえ、あんまり手が入ってなさそうな山を見るのは新鮮だった。ほら、うちのあたりなんて「言うて」みたいなところがあり。人が古来から山を歩いてきたようなエリアだから、それこそ、ポツンと一軒家もできるのよ。そうすると、山の尾根伝いに高圧電線がありーの、ポツポツと集落がありーの。
松前城も、松前まで行く汽車はないのよ。途中の木古内までしかない。ここからバスで「松城」ってあるから、多分そこまでいけるんだけど、本数も少なく…朝二度寝したのもあって、疲れてきたし諦めた。
諦めが肝心よ、みたいな。
土方歳三ら旧幕府脱走軍は松前城も落としてるのよね?しかも1日で…しゅごい(落としたことよりも、前日?くらいに五稜郭から出てるからその距離…)そもそもあの人、京都から会津経由で移動してるよね…馬?徒歩?「国破れて山河あり」とか言いつつ杜甫?
武漢の郊外にあった商(殷)の遺跡(打ち捨てられ、20世紀にようやく発見された)に行く方がはるかに楽だったぞ…ホテルから1駅だったのである。
日本でぶらぶらするのは大変だ…上下水道みたいなののみならず、地方の交通インフラが終わりかけてるから、ほんとうにここ数年で行ってみたいところは全て行き尽くさないとならないかもしれない。と思ったの。はい、次回旅行先も北海道なのだ。