今回の東京都美術館は、ムンクが目的でした。
初めて?と思いきや。いってみたら、若い頃に何度もきたことのあるところだった。
そろそろ私の記憶は本当に危ないかもしれません。
ブログは、書けない部分はあるんですけれども。自分のもう一つの脳的なところがあるのだ。みなさんそういうところってあるよね。
さてムンク。
じ・つ・は。
姉さん、オスロでムンク美術館に行ってるんですよ。若い頃。
さっきその頃の写真を見たんだけど、ムンク美術館の写真はなかったね。あのとき一番楽しかったのは、別のところだった。オスロ、もう一度行きたいなあ。
でね。叫び。
あの絵ってね、本当に割りによく盗難にあってるらしく、ちょうど姉さんが行った頃ってね。盗難にあってたので、壁にわっかりやすーく、空白があった。
「叫び」なんですけれども、秋に差し掛かりかけたオスロの、というか、フィヨルドに落ちていく夕日のね。長ーい影と、あの色なのね。
ただ一人、さっきまで(別の国で)一緒にいた友達と別れて、ああ、孤独って思うあの瞬間であったり。
そういう、ムンクというそこまで幸せではなかった人の、「個人の内面」の絵を描いた画家の絵に、自分の個人的な追憶を思い出しました。
もしもあのときにオスロで見ていたらその場で泣き崩れたかもしれません。
やり残したことを一つこなしたような気がしました。
チケットはね、前売りを購入していました。うちで買って、京都のコンビニで受け取り、そして東京に見に行った。実に便利な時代ですね。