駅はおもろまち。少し歩きます。

この空の青!はぁー!きれいじゃろ。
気温は蘇州と変わらんっちゅうに。蘇州の空の色と全く違う。大気汚染と湿度。俺は太陽で焦げる!しっかし湿度が重いな…俺には沖縄は似合わねえ…

大昔、まだ20代の頃にここに来て、(あのときも暑かったな)学芸員の解説ツアーで、琉球通信使について解説していただいて、感銘を受けたことがありました。今回も、たまたま週末に滞在していたので、運良く公開講演で、琉球貿易の抜荷(=密貿易)についての講義に出ることができて、本当についてた。
おきみゅー、俺さまのことが好きだろ?
ここは、本当に一つの建物の中に美術館と博物館があります。チケットブースは同じところだけど、共通券ではなくて一枚ずつ買うことになります。
ゆいれーるの券売機で買う一日乗車券(24時間)だと、ちょっぴり割引がきくよ。
美術館
通常展では驚いたのが、両面の絵があるんです。そこにおられた方に、もともと両面を同時に見るという意図ですか?と聞いてみたら、「これは物資がない時代に…」ということでひぃーってなっちゃった。すみませんすみません何にも知らなくて。
撮影可能だったのは、沖縄のいろんな商業デザインを手がけた、岸本一夫展。
一番有名なのは、やはりオリオンビールのロゴかな。撮影はできるけど
正直なところ、現代アートの真髄は、商業デザインや工業デザインにあると思うのよ。文学もキャッチコピーに尽きると思う。
商業デザインは、要するにパッケージのデザインやロゴのデザイン。広告、販促みたいなものも含むのね。それに対して、工業デザインとは、製品そのもののデザイン。
どちらも大切。
岸本一夫は、そのうち商業デザインをやってたということです。その案の膨大なこと。オリオンビールのロゴのデザインの下書きが積み上げてあったけれど、20センチくらいの高さだったよ。
その後、空港で。せっかくだからオリオンビールのTシャツを買おうかと思ったけどさ。飲まない(元々飲めないし。特に今はお薬で飲んじゃダメ)からねえ…ブルーシールにしておいた。
博物館
博物館も、ほぼ撮影可。だけど、撮影不可のものもあります。収蔵品ではないものは不可みたいだった。アップしていいかわからんのよねえ。だから出さないけど。

博物館は、ざっくりと自然史パート、考古学パート、民俗パートの3つに分けられるかな。
俺さまは考古学パートと民俗パートで時間を食ったわけ。
沖縄の縄文土器は、あまり分厚くなくて、装飾もあんまりない。へーって。鹿児島の縄文土器も確かにそういうかんじなのだということで。
八重山には弥生時代の後に、無土器時代があるというのが、八重山博物館での学習なのね。
沖縄本島は八重山とはまた別のたどり方をして、グスク時代、三山の争いを経て尚氏王朝を迎える。石垣島と沖縄本島は大阪と東京くらいの距離だし。一つにまとめちゃいけないくらい文化が違うなあと思う。
沖縄戦に至るまでのところ、沖縄戦、そして占領期のところは必見ですよ。那覇市歴史博物館でもそうだったけど、歴史博物館やこの県立博物館でもちゃんと見てから(沖縄における沖縄戦の認識について)物申せよなと思う。
紅型マステ、かわいい
でね、ここでは紅型のマステを買ったよ。こういうのがお土産として好き。場所も取らないし。かわいいし。女子的にマステはいくらあっても困らん。

なお、美ら海テープは空港で買ったやつ。