京都駅から、苔寺へは直通のバスがあるのだけど、予定よりも少し早かったから、松尾大社に一度行こうかなと思って。松尾大社を経由する(なんと大覚寺行きの!)バスに乗りました。
正確には「松の尾」っぽい。
ところが、松尾大社駅前のバス停で苔寺行きを見つけて時間を確認していたら、ベンチに座ってたおっちゃんが「おじょちゃん、どこ行くん?苔寺?ほら来たで〜」とおっしゃるわけで。
京都駅から来たよ、苔寺行き…乗りますかね、と言う感じで苔寺行きに乗って、地蔵院にも行けたからいいのよ。
今回の京都は、「えーと、」とスマホの地図を眺めてつつ道を確認していると、かなりの頻度で「おじょちゃん〜」みたいな感じだったよ。
で、苔寺から出ると、バスまで20分はあるなーということで、松尾大社まで歩いてみたわけよ。足パンパンだったけどさ。上りじゃないからいいよね。
建物そのものはそんなに古くないです。明治期のものだから、京都の他の神社と比べれば、と言う話。
ただし、松尾山にある巨岩の「磐座(いわくら)」は、平安遷都以前からの崇拝の対象だったようです。ここへ登るのは禁止されています。危険だから。
渡来系の秦氏だと言う話ですけれども、巨岩信仰というか山体信仰というか、アミニズムな感じがあります。
500円払って、庭園へ。
お庭は三つあります。
曲水の庭
上古の庭
そして、蓬莱の庭。
ただ、裏にある「霊亀の滝」の方が目的でした。
水
ここも水じゃないですか。
松尾大社の手前にも。
京都って水の都なんだなあと、今回つくづく思いました。
奈良ってそんなに水を意識することはないですよね。
飛鳥は飛鳥川があるか…。
人口を維持するには、利水が大切。
今回はバスで行ったけれど、バスよりは阪急嵐山線の「松尾大社前駅」がすぐです。