なんで神戸の記事が多いのに「大阪・兵庫」か?
それは帰りに姫路に寄ったから。姫路駅から近いみたいだし、1時間もありゃ十分でしょ、お城に行ってから、あなごでも食ってからのーんびりと岡山へ行きましょ、とか思った俺さまが悪かった。
でかい。
半端なくでかい。
これよりもでかい城は。
いってるか。オーストリアのシェーンブルン宮殿がそうだし。
日本ではここまで大きいのは初めてです。
姫路、そこは
中国地方(山陽限定)ふらふらしている私は、姫路って降りたことがありません。関西に行くにも、一番行っていた頃は伊丹か関空に飛んでたし。新幹線でも、姫路って通過駅なんですよ。
つまり、近くて遠いところ、それが姫路。
姫路駅まで神戸から在来線で行く
ホテルが三ノ宮(神戸)だったので、在来線で姫路まで行きました。
明石の先に在来線で通るのは初めてなのですが、明石とか須磨とかに来るとすごく寂しい感じで(なお、瀬戸内というところは全般的にこういう感じではある)、ここに流された人を思います。
・源氏物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
・枕草子 (岩波文庫)
荷物はコインロッカーに置きます。
姫路駅から見えてる
姫路城、見えてる。
近いのだけど、バスに乗ってみました。100円かな。
姫路城
到着。
確かに、「白い」ですね。
1000円。たっけーと思うわけだ。納得の値段だったけど、入る前は他のお城(広島城とかさ)と比べると高く感じる。
さて入りましょう。坂だ。
おう。「姫路城」って感じの角度になった。
天守閣
歩きます。けっこう、広い・・・。まずは天守閣へ行こう
白壁のこういう穴は矢を降らせたりするんだな。
瓦だ。
撮影してませんが、靴を脱いで上がりました。
少し高くなってきました。
この日は確か土曜日なんですよ。それもあって、けっこう人が入ってた。
いろいろと見られるようにもなってました。でも私はこっちに目がいっちゃうんですよ。
北欧のお城とか、ザルツブルク城なんかと比べると、天井が高いな、とか。さすがに梁がが太いなあ、とか。武具庫だったところがあったりと、見所たくさんでした。
参ったのはこの階段です。
けっこう、お歳の方も多くて。
そりゃそうだ。これ、現存12天守の一つだった。エレベーターなんかあるわけなかった。もしも行ってみたかったら、足腰に自信があるうちに!姉御さん、こうなるとは思ってなくって、参っちゃった。
もちろん、冷暖房もないから。
さあ、天守閣だ。中には小さい神社も作ってありました。それより、暑いんだ・・・。9月だからまだ暑かったんですよ。窓際はいい風が吹きます。
武者隠し。
庭で一休み
正直に言いますと、中で多少人酔い気味でした。
外に出て、ほっとした。
お菊井戸
播州皿屋敷の「お菊さん」です。「一枚、二枚・・・」の。
井戸の中、のつもりが、ピントが見事にネットに行っちゃった。
(でもさ、「皿屋敷」なのに、なんで天守閣の側???)
なんでもいいわ。
それにししても好きすぎる。ヨーロッパのお城に行っても私、いっつもこういう、矢とか銃を突き出す穴の写真を必ず撮ってるんですね。
お菊さんの井戸と天守閣を見ながら休憩。
商売っ気はないお城だけど、隅々にこういう展示もあった。
西の丸
確か、ここは西の丸。千姫ゆかりのものが置いてありました。
帰ろう
私は、くたくたです。最後にこの天守閣を目に焼き付けて。
歩く。
(人が少ないのがいいわ・・・とか思いながら)
ばいばい
帰りは徒歩で
姫路駅へは徒歩で戻りました。人が多すぎて精神的に疲れたんで、バスよりも歩いた方が楽だったのです。
あまり計画的に行ったわけではなかったので、「思ったよりも広い」「思ったよりも人が多い」「思ったよりも階段が多い」で疲れました。
が、ここまで読んだみなさんは大丈夫。ここは広いし、人が多いし、階段が多い。それを踏まえていけば、こんなに疲れないと思う。私が行ったときは天守閣の入場制限で待ち時間はなかったけれど、待つこともあるんだそうですよ、ここ。
帰り道には、彫刻がたくさん置かれていて、それはそれで楽しいです。