青森に着きました。
日暮れまでに時間がありそうなので、八甲田丸に。青函連絡船だった、八甲田丸です。元の青函連絡船のポートにメモリアルとして残してあります。どうも、函館側には摩周丸が保存されているようです。

中に入って景色を見るだけかなと思っていましたが、なんのなんの。下には汽車が残してあるんだもの。鉄子、歓喜。
青森駅のすぐ近く
元々、青函連絡船は、青森駅から先は汽車をフェリーに乗せて函館駅へ渡しました。だから、青森駅の直ぐ近くで乗降したわけ。
青森駅のホームは今でもかなり長く、八甲田丸の近くまで伸びてます。下は、別の日に青森駅の青い森鉄道のホームから撮影しました。

右側の黄色いのが八甲田丸。もともとのホームはもっと先まで伸びてたのよ。その先、歩道橋だった部分は、駅の東と西を繋ぐものとして利用されている模様。
関門海峡とは異なり、自動車が走る橋もトンネルも津軽海峡にはないので、今はトラックをフェリーに乗せる、津軽海峡フェリーと、青函フェリーが運行しています。トラックの駐車スペースがあるから、駅とは少し離れたところにあります。
中はもちろん有料です。チケットは船内部のみ、ラワッセとのセット、アスパムまで含めたセットの3種類でした。私はラワッセとのセット(910円)を選びました。当日全部回る必要はないので、お気軽に。
内部は船の中を上がったり下がったりします。エレベーターも一部ありますが、足が悪い方は多少厳しいところがあります。
また、酔いやすい方は要注意。海の上に浮かんでる船なので、ずっと揺れてます。歩いてなかったら眠気を催す心地よさ。(私はほとんど乗り物酔いしません。クラクラすることはある。)
さて、中ではまずは青函連絡船をどんな人たちが使ってたのかという展示から始まります。特に撮影禁止になってなかったけれど、人形があったりアップするのはどうかな、というわけで、出さないよ。
角巻ってこういうことなのかー。と思いました。
汽車
ディーゼル機関車があり。貨物があり。郵便列車あり。おおおおお!と一人で興奮。秘するが花というわけで、見せなーい。
客車までは積み込まなかったようで、客車もフェリーに乗せてしまう、デンマーク・ドイツの海峡とは違うようです。
お客さんは船室にいて、グリーン席が置いてありました。座れます。バネ式の椅子のクッションが、小さい頃に友達の家のソファ(子どもたちがぴょんぴょんしていいようになってて、ボロッボロになってた)を思い出しましたよ。
操縦席に、機関室に、船の内部も見られます。船長室もあった。
煙突展望台
甲板に上がって、煙突部分が展望台になってます。

高所恐怖症ですが、なんとか上がれました。手前が夏泊半島。その奥の陸地が下北半島でしょう。函館ははるか先。
正直なところ、結構、冷えた。

この地域の石器時代は、西日本よりも少し長いのだけど、それでも彼らはこの先の見えない海を渡って、北海道と行き来した。よく漕ぎ出したものよと、瀬戸内で対岸が見えるところで育つと思う。
海辺に、赤い建物がワ・ラッセ。

A-Factryという土産物屋があって、りんごを使ったものなどおしゃれなお店でした。しかし、2020年に関しては、GoToクーポンを使いたくて、10/1には、使えるという表示がなかったのでここでは何も買わず。翌日以降、10/1には表示のなかったお店にもGoToクーポンの表示が出ていたんです。で、GoToクーポンのマップにも反映されてなかったのでね。今後は対応するかもしれません。
駅からも近いので便利。おしゃれなお店なので、覗いてみることをお勧めします。
赤い建物がワ・ラッセ。
三角形がアスパム。

アスパムからワ・ラッセまで海岸遊歩道になっています。
すぐ近くに、下北半島までいける高速船の発着するところがあるみたい。
アスパム側から八甲田丸を見てるところ。

右側の建物があるでしょう。アスパムからぼんやり見てたんだけど、どうも、船がここを起点に発着しているようです。
再び青森駅からですが。

高速船ポーラスターが下北まで繋ぐ模様。
おそらく脇野沢を出て9:30に青森に到着し、9:40に脇野沢に向かう便だったんだな。早く気づいてれば、下北タッチもできたのになあ。惜しいなあ。ルーティングとして、函館から大間までフェリーで。大間から脇野沢まで陸路進んで、脇野沢から青森まで高速船。そして青森から函館までまたフェリーという船旅ルート。いいなあ。
また、アスパムから八甲田丸の付近まで青森ラブリッジで歩けます。冬は寒いと思う。私は途中までしか歩いてないけど。
実は雨が降り始めて、ここで降りて荷物をホテルに置いてきたってわけ。

船のお好きな方は、結構満足すると思う。
この近辺は人通りも少ないエリアなので、暗くなってからは多少ご注意あれ。