このページの内容をまとめると
コロンビアで日本人男性が殺害されたそうです。世界一周中の大学生だったようです。
ご注意
以下は、被害に遭われた方を責める目的ではありません。
ただただ、ご冥福をお祈りいたします。
割りに見られる写真だ・・・何を持っておられたのだろう
こんなブログをなさってたようです。
・人生の夏休みの夏休み
ご冥福をお祈りします。
NHKニュースで見た限りですが、「携帯とタブレット端末を奪われ、追いかけたところを射殺された」そうです。
ブログをご覧になれば分かりますが、「見られる」写真なんですよ。私なんかよりもはるかにうまいし、歪みが少ない写真ですから、仮にスマホ撮影なら高いやつ。情報を見ようと思ったのですが、EXIFが綺麗にしてあったので何で撮影したのかよくわかりません。ええ、私も綺麗にしてからアップしてます。
多分ミラーレス一眼以上のカメラをお使いだったと思うのですが。
スマホで世界で大人気のiPhoneにiPadを持っておられたのかもしれません。
SIMフリーのiPhoneを国内で買おうとすると9万円!?9万円!ってなりましたからね、私も。
⇒SIMフリースマホを買うなら、CPUが高スペックな方がいいのか、安いものを乗り換えるのがいいのか
そうでなかったとしても、持ち物を奪われたら、追いかけて取り戻したくなる気持ちはよくわかります。
この方の持ち物リストがないのでわからないのですが、それなりに精査するでしょうから、「気に入ったもの」を持って行っていると思うのです。
携帯の場合は通信手段を失うわけで、途方に暮れてしまいますよ。とっさに追いかけてしまうんじゃないかと思う。
しかしね、仮に型落ちiPhoneでも100米ドルで売れたら、それはそれで大金という地域はたくさんあります。
型落ちAndroidでも10米ドルになるかもしれません。ひったくってそのまま売り飛ばして10ドルか、自分で使うとしても、悪い商売ではないと思う人はたくさんいます。
その目先の10ドルを確保するために、銃を取り出す。きっとその犯人も、別の10ドルかそこらのために死ぬ。
そう。命の値段は10ドル。そんな世界があるのです。
9万円で買ったiPhoneかもしれないけれど、それを放棄して命を守ったほうがマシ。理性的に考えるとそうなるのです。
でも、そうはならないのが人間というものなんですよね。
スリや置き引きでも注意が必要
強盗にあったのか。
それともスリだったのか。
むしろ、スリや置き引きだったのかな、と思いました。
フィリピン・インド・ヨーロッパ・アフリカ・中米ときて南米ですから、それなりに危険を感じられたこともあると思うのです。ひょっとすると麻痺なさっておられたかも。
もしも、強盗だったらこの方も逃げたのかも。
スリだったから、武器を持っていないように見えて、追いかけてしまったのかも。体力に自信のある男性だからこそ、取り戻せると思ったのかも。
どちらも私の想像の域を出ませんが。
ブロガー・SNS中毒者は特に注意!
ブログを書いていると、いたるところで写真を撮りたくなります。
だって、説得力が増すでしょ。
しかし、撮影中は隙だらけ。
でもねえ、コメント欄を開放していれば「写真はないのですか」くらい書かれかねない。私は面倒すぎるのでコメント欄は開放しない主義だけど。
何か撮影したい景色やものがあって、それを撮影していたら奪われたのかも。カメラは出さなくても、スマホなら大丈夫かな、とかさ。
これまた、私の想像の域を出ません。
「そんなところで撮影しなければいいのに」
そんなことを言ってもどうしようもないのです。だって、そこに撮影したいものがあって、手元には撮影できるものがあるのだもの。
(空港などにはかなりあるのですが)撮影禁止の場所ではないなら、撮影しちゃうよ。
まさに、我がことです。
中国ツアーから写真を連投してくださる方がおられます。大変ありがたいですし、私もそれをしてくれることを期待していました。
ただしそれは「ツアー」だからできることであって、自己手配&一人旅ではできることではありません。
「SNS映えする場所に行きたい」というような場合は気をつけてね。ガイドさんがおられて、連れまわしてくださるなら行ける、SNS映えするところに行ける、というところは地球上にはたくさんあります。
どうすればよかったのか
「ものは諦める」
これしかないのでしょう。
そしてその場所をできる限り早く立ち去り、まずは警察に行く。大使館が近くにあれば大使館に行く。
「逃げる」しかないですよ。
巻き込まれたくないし、それが日常でもあるので、周囲の人たちは助けてくれませんから。
しかし、難しいですよね・・・。
実は南米で行きたいところがある。それはボリビア
それはボリビア。
「明日に向かって撃て!」のラストがボリビアです。
これ、ラストシーンです。
二人の銀行強盗がアメリカでは追われに追われて、「ボリビアで強盗しようぜ」となるわけ。
それ以来、「ボリビア」はなぜか強烈に「行ってみたいところ」の一つです。
生きていれば、とっても落ち込んでしまって、死にたい気分になることだってあります。そういうときにつぶやくの。「ボリビアへ行こう」って。
実際問題としては、アメリカが(現在でも?)犯罪人引渡し協定を結んでいないのがボリビアだから、ボリビアに逃走するのかもれしれません。
これまた「バーン・アフター・リーディング」の知識なので、突っ込まないで。
大っ嫌いなジョージ・クルーニーの、この「逃走しよう!」という表情が大変よいのです。
外務省のHPでボリビアを調べてみようぜ
最近の地球の歩き方には、ページの下に投稿の「怖かった」話がなくなってて、安全対策基礎データが頼りになります。
・安全対策基礎データ:ボリビア
今回のコロンビアのケースによく似た感じのがありました。
* 日本人男性が銀行で現金を引き出した後,車でショッピングセンターまで移動し,現金の入ったカバンを肩に掛けて徒歩で移動中,背後からカバンをひったくられそうになった。そのため抵抗したところ,犯人が拳銃を取り出して3発発砲し,そのうち1発が右手中指に当たり負傷した。
うん。ボリビアに行ったら空港から動けないわ・・・
でもねー、入国スタンプだけは欲しいの。「ボリビア」って。
ボリビアトランジットか、ボリビアタッチで十分だ・・・ってなりました。