Twitterを見ていると、ヨーロッパ在住の方などから「日本人観光客がいなくなった」というようなツイートがありました。
2014年7月にオーストリア&ドイツ南部で私がみたことを書きます。
2005年、私は北欧にいました。
その頃、単独で行動しているアジア人は日本人ばかりでしたし、団体の日本人、団体の中国人がいるくらいのものでした。
それから9年。
帰りにコペンハーゲン空港を使いましたが、日本便なので徐々に日本人が増えてきます。日本便なのでここは割愛。
私がいたのは中欧でした。
個人旅行らしい人たち
今回単独で行動している若いアジア人は女の子ばかりが目立ちました。ぱっと見、日本人もいれば、韓国人もいました。
日本人
日本人の女の子は一人旅ならほぼノーメイク。私はこの層ですな。いわゆる「アジア人だけど何人かがすぐにはわからないし、日本人だけど日本に住んでないかもしれない」というやつです。おばさん率が上がってきます。なので、ひょっとすると日本人ではない人もカウントしてるかも。
二人連れなら茶髪にゆるふわパーマでそこそこなアイメイク、そしておてもやんなチークでどういう層なのかがすぐわかります。あとはおばさん二人組ね。
日本の男の子たちは相変わらず、バックパッカー風の単身者。それでも今回は観光地メインだったので、冒険者タイプはいませんでした。
韓国人
韓国人の女の子は異様に白いファンデーションでぬりかべみたいになっていて、そこに真っ赤なリップを塗ったくるので悪い意味で目立ちます。こういう、いかにも「母国から出てきました」なアジア人は日本人と決まっていたのですが、日本人以外にもいるんだなあーと思ったのです。
韓国人の男の子たちは常に五、六人で固まって歩いていました。冒険者タイプ、バックパッカータイプは見かけません。こう、「てめー、一人で決められんのかい?」といいたくなるようなタイプ。
中国人
中国人の女の子二人組というようなものは見かけませんでした。見かけたのは現地在住風のアラサー女子とその母親。
いかにも中国人の若い男の子、というものは見かけません。
ザッハトルテがまわる回転寿司屋の入り口でたむろしていただけなので、働いていたのでしょう。
タイ人
「出てきました」な韓国女子たち以外に昔は絶対に見かけなかったグループはタイ人の女の子の集団。
ひどいがに股で歩くんだから笑っちゃう。思わずぱちり。場所はザルツブルク。
ツアー客
7月だったせいか、家族連れを多く見かけました。日本人のツアー客はは見かけていません。老夫婦とその友人というような組み合わせは見ましたが、おそらく個人旅行。ツアコンがいて、引き回されて、というタイプは日本人は見ませんでした。
韓国人の引き回しツアー客、中国人の家族連れ団体(これがとってもうるさくてさ)も多く見ました。
列車にて
今回二本長距離列車に乗りました。大きな駅(ウィーン西駅、ザルツブルグ駅)から乗ったときにはかならず同じ車両に日本人がいました。個人旅行でしょう。長距離に乗っているアジア人は日本人だけでした。
結論
日本人は相変わらずいます。どこにでもいます。しかし、引き回しツアー客(目立つ)が減って、目立たない個人旅行の方が増えたように思います。また、アジア系では中国人、韓国人、タイ人とバラエティ豊かになっていて、相対的に目立たなくなったのではないかと感じました。