トランジット地の空港で、数時間でも入国するのは楽しい。ただ、甘く考えすぎると墓穴を掘るぜ

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こちらもどうぞ⇒新しい時代の、海外旅行・国内旅行持ち物リスト(エッセンシャル版)

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トランジットで、目的の国とは全然違う国で24時間以内の滞在をして一泊してふらふらしたり、ショッピングするのは楽しいのよね。時間があるなら結構おすすめ。しかしだねー、甘く考えすぎると墓穴を掘るぜ?という感じの質問がいくつかあったので、まとめてちょいとばっかり警告する。

それなりに準備をした上で、楽しむ。行き当たりばったりできるのは、準備した上でのことだよ。下手したら強制送還よ。

CGV

(仁川空港の映画館前)

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Kkday 【台北大稻埕(ダーダオチェン)】台湾茶文化体験

もちろん、完全にわかるわけではないけれども、今後お茶屋さんで選ぶときに名前を見たらそれなりに味の見当がつきそう。
⇒台北:若き四代目の台湾のお茶教室。日本語で受けられるよ!

——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

トランジットとストップオーバーの違い

まずここから。トランジットというのは、Transit、乗り換えです。

ストップオーバーというのは、Stop Over。短期滞在と言うべきかな。

航空券を組み立てるときの用語として出てくる場合は、トランジット=24時間以内の滞在のこと。

ストップオーバーは、24時間以上の滞在のことです。

例えば朝11時に着陸して翌朝の10時に離陸する便に乗り継げるなら、24時間以下の滞在だからトランジットとして認められます。

でも、朝11時に着陸して翌日のお昼の12時に離陸する便に乗り継ぐ場合には、24時間以上の滞在になるから、ストップオーバーの扱いになります。

だから、特典航空券なんかそうなんだけど、トランジット可能な回数と、ストップオーバー可能な回数を確認しないと航空券として発行できないんだよね。

乗り換えるときに、入国(入境)するとき(一泊しない場合)

私は仁川でトランジットするときには毎回韓国入国します。香港はe道があるから入国審査カードに書くのはもう数年後にパスポートを切り替えるときでいいのだけど、e道を取る前はもちろん書いてたし。台北トランジットもやったしね。ブログ記事ならこの辺りの話。

トランジットしたときに、その国に入ってないのが、イギリス・シンガポール・タイ。あ、コペンハーゲン(=デンマーク)もそうか。私は空港内部をぶらぶらするのすら好きだから。

ほんの数時間のトランジット。制限区域から出たいだけ。そういう場合に入国審査カードはどう書くの?

各国、入国のときにはそれなりに書類を書かせるじゃないですか。どこに滞在しますか?って欄には、もしもホテルを取ってるならば、ホテル名を書くじゃん。

3時間程度のトランジット。仁川空港の外で遊びたいわけではなくて、空港の非制限区域でご飯を食べたい、そういう感じね。

もしくは、ロスバゲが怖いのでトランジットだけど必ず受け取って預け直すようにしている、とか。なお、トランジットで最終目的地まで荷物を通すと、どうしても最終目的地で荷物が出てくるのが遅くなることが多いです。

また、トランジットすると、ロスバゲの可能性が上がるので預け直すようにする人もいるよね。姉さんはそこまでしないけどなー。⇒ロスバゲしたことはないが、ロストバゲージしたときの対策は、事前に打つよ!

この回⇒大韓航空・仁川経由で台北へ行きましたでは、私は仁川空港で映画を見て同日に出発した。

この回⇒2014年7月 エバー航空でFUK-TPE-BKK-VIEでは、私は台北市内でショッピングして同日出発した。

こういう場合、入国審査にはなんて書くのか。

TRANSIT ONLY

これでOK。韓国であったのは「次のフライトは何時?ああ、それまでに戻ってきてね」という感じ。

台湾は何も言わなかったような。ただ、私は「Let me find to eat something in this airport.(空港内で何か食べるものを探させて)」と言うことはある。

もしも荷物を預け直したいならば、「Let me pick up my check-in luggage, and check it again. (機内預入荷物を受け取って、預け直させて)」ですかね。言ったことないけど。

そもそも、トランジットで入国(入境)して楽しむためにはそれなりに条件があるよ!

これ、おそらくどの空港でも使えると思うのだけど、気をつけるべきなのは、この条件。

  1. 日本のパスポート
  2. 日本人には観光ビザ免除であること
  3. その国の「パスポートの残り日数」条件を満たしていること
  4. 時間がたっぷりとあること

これね。

ホテルを取らないとならない場合はそれなりに気をつけると思うんだけど、そうではないとき。

旅行慣れし始めて、ふらっと出てみようかなーって思ったときが要注意。墓穴を掘るよ。

日本のパスポートのありがたさ

日本のパスポートはありがたいことに2018年現在でも世界の多くの国で観光ビザ免除にしてくれている。

なので、ぼんやりと「トランジットだしせっかくだから出てみたいなー」で出られるところは非常に多いです。

しかし、行こうかなーと思って読んでくださっているあなたが在日外国人の場合はそうは行かないこともある。

もしくは単身ではなくて別の国のパスポートを持っている人と行動を共にする場合、ぼんやりと出られるところと出られないところがある。英・独・仏・アメリカ・カナダ・韓国 あたりなら多分気にする必要はない。

ただ、台湾や香港、中国の人と一緒に行動するときは要注意。実は彼らはアメリカ国籍を持っていたりカナダ国籍を持ってることがあるのだけど。

パスポートの残り日数問題

これ、複数国に渡航する場合、結構問題になることがある。

パスポートの残りは4ヶ月
A国:残りは3ヶ月以上
B国:残りは180日以上

という条件で、A国トランジットのB国行きの往復ならばいいんだが。
B国トランジットのA国行きの場合、仮に外に出ようとするとアウト!というわけ。

下手したらここで日本に強制送還よ。

どこまで本当だか知らないけど、シンガポール乗り継ぎもしくはシンガポールタッチをしようとして日本に強制送還されたという話はネット上に結構転がってた。目的地行けないじゃん!

MCT(最低乗り継ぎ時間)を大幅に越す場合にのみ外に出て

各空港では乗り継ぎ客の、「最低でもこれだけの時間は取ってくださいね」というものが設定されていることがある。これがMCT=最低乗り継ぎ時間です。エアポート名+MCT で英語でググると結構出てきます。

通しで買ったならば、これは事前にクリアされているから問題ないよ。

LCC乗り継ぎで別切りにしていると、結構MCTが問題になります。別ぎりがどうのというのはこちらでどうぞ⇒航空券を別切りするなら注意すべきことがモリモリ。遅延したときのことを考えて対策を打っておこうぜ!

ただし、通しで買っていても乗り継ぎ時間が「ほんの何時間」という場合には要注意。目安としては5時間を切る場合、かつ、トランジット空港で荷物を預けないとならないような場合が要注意です。

空港と航空会社によっては、全部自動チェックインで荷物までも自動(ミュンヘン空港+ルフトハンザ)という場合もある。

ただ、桃園空港が昔そうだったけど、カウンターが何時にならないと開かない・荷物が預けられないこともある。

それは各空港や航空会社のレギュレーションなので、それに従うしかありません。

またその空港をそれなりに知っていると、「混む」というのがわかったりするわけだ。

  • イミグレも長いが荷物が出てくるのも時間がかかり、そこそこ手荷物検査に並ぶ香港空港
  • 手荷物検査&出入国のイミグレがとにかく長いんだ、桃園空港

みたいな感じで。

荷物に関しては、トランジット→ロスバゲ確率が上がる→ロスバゲが怖いなら全部荷物は持ち込みサイズ。それができないなら、最低限一泊分の荷物を持ち込むかするのをお勧めします。⇒ロスバゲしたことはないが、ロストバゲージしたときの対策は、事前に打つよ!

なおかつ、出入国に並ぶし。

面倒?

だったら入国(入境)しない方がいいね…。

楽しいことはちょっとの工夫と準備の上にあると思ってる。

トランジットでほんの数時間。でも、入国(入境)してみたい!場合に用意するもの

上の4つに関しては、こっちの記事の後半の方が詳しい。⇒トランジット大好き人間が語る、トランジットの楽しみ方と準備

外に出るなら、傘など

これは桃園空港トランジットの時だなあ。

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雨に降られたのよ。ほんと、晴雨両用の折りたたみ傘を持ち込むのが大切。

だって、傘を求めてさがし歩くのって時間の無駄よ??

真冬はコートを用意すると思う。

真夏は日本でも冷房よけに綿や麻のストールを持ち歩くんだけど、そういう人はストールもあるといいよ。

ネットは現地のSIMを買わなくても、周遊SIMなどでカバーしよう

一泊するかしないか別にして、外を出歩くようになると、ネットが必要になってくるじゃないですか。

でも、だめだよ、公共WiFi。⇒空港・ホテル含めて旅行中に使うべきではないもの(USB充電ポート・公共WiFiなど)とその対策

現地のSIMをいちいち購入するのも面倒だし、いれかえるときに日本のSIMを落とした人の話も聞いたのよ。マジ怖い。なので、日本とトランジット先なり、トランジット先と目的地なりをカバーする周遊SIMなどを用意するのをお勧めする。

アジアトランジットのアジア行きなら多分これがそれなりに使える。

タイが関係しない場合限定だけど。⇒便利な周遊SIM AIS SIM2FlyはAmazonで買えて、リチャージ&延長可能

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