ガイドブックを見ていると、モーニング・トレイルなるものがヴィクトリア・ピークの展望台周辺にあるという話でした。
香港女子はハイキングっ子だし、彼氏も歩ける人です。都会の人は歩くよねえ。
田舎の人(私)は歩かないけれど。でも「モーニング・トレイル?何それ?」というわけで、三人で謎の「モーニング・トレイル」なるものを歩いてみることにしました。
確か、プランテーションロードをぐるっと歩いたはず。
とちゅう、車に乗った人たちがこんな綺麗な犬を散歩させに来ていました。
こんなに綺麗な犬(馬鹿犬は犬が恐い私をみると吠え立てておびえさせるけれど、良くしつけられた賢い犬はそんなことをしない)でしかも賢い犬はなかなかいない。英語の訛りからすると香港人っぽいのですが、英語で会話をしていました。英語で喋るのはちょっと苦手らしい香港男子と。
おそらくお屋敷の使用人らしい。ひょっとすると犬の世話だけしてるのかも。
で、ひょっとすると香港男子よりもお給料がいいかもしれない。
この辺りは本当にお屋敷街で、本当に高そうです。「あたしにはこの手すりしか買えないわよ」と香港女子は言います。
二人で「このあたりに家が買えるくらいリッチになってやる!」「そうだそうだ!」「あたしが買う。あんたに貸すから家賃払いな」「いいね!」「あたしが香港に来るときに泊まるんだ」「いいぞ!」とほらを吹きます。
しかし、香港男子は「いいね、夢がでかくて。君がもしもここに家を買ったら、僕は会いにいかないかも」と現実的です。
観光客にみられる家は嫌だけどさ。
ちょっと良いな、と思ったのはこの家。
「絶対中は狭いって」と香港女子は言いますし、ひょっとしたら上からバルコニーが丸見えだった家かも。でもなんかいい感じです。
いくつか見てると香港女子が「道明寺ン家みたい〜」と言い始めました。
私は花澤類派、香港女子は道明寺派。
もちろん、前提にしているのは、台湾版の「流星花園」の方。
別のところでBBCの「シャーロック」の話になり、私はジョン派、女子はシャーロック派。「絶対ジョンだね」「ジョンって女っぽい。あんたって本当に女々しい男が好きだねえ」と言うので香港男子が「はいはい。君たちの男の趣味が被らないで良かったじゃない。ジョンと花澤類。そしてシャーロックと道明寺。仲良く分け合えばいいじゃない」だそうです。
お引っ越し中のようです。
これはどんなところなんだろう。集合住宅なのかしら。コンシェルジュとかいる感じ?
実は、この車にはこの地域の別のところでも見ました。
ピークからピークへお引っ越し。
それにしても、学校(幼稚園?)の白人率の高いこと。
さすがにFall in London, Try in Hong Kong.(ロンドンでだめだったから香港で)というダメイギリス人家庭の子ではないんだろうなあ。
日が落ちるね。
そろそろ帰ろう。
この辺りでは大きな車道に出ました。バスで上ってきた道です。バスで帰る?いや、トラムで一気に降りようと、戻ります。ちょっと歩きにくかった(だから写真も撮れない)のでご注意を。
高級住宅街を歩くと、働くぞ!というモチベーションがあがります!!!
優先チケットがあるので、計画的に行くなら、これを買うのがおすすめ。
Kkday 【往路は優先乗車!】香港ピークトラム片道 / 往復セット乗車チケット