まずこの写真を見てくださいな。
(2014年7月 コペンハーゲン空港にて)
見慣れませんよね。見慣れないお金の扱いって難しいのよ。お釣りをごまかされることもあるかもしれない。観光客って足元を見られてるからね。
あ、ユーロだ、と思った方は結構詳しい方だと思う。穴が空いた硬貨がありますがあれはデンマーククローネのコインがメインだし、紙幣もおそらくデンマーククローネです。両替所ではDKKってかいてあります。
これ、空港に置いてあった「いらないコインは入れてね。寄付するから」という透明なボールの中なんですよ。私の場合は、「また行くんじゃないの?」というわけでコインも残してます。
でもね、そもそも、現地に「どう」お金を持っていくか。気になりません?
決済手段は複数持って海外に行け
私はあまりキャッシュは持ち歩かない人です。
そもそも日本でもカード決済メインです。ドラッグストアのコスモスは現金決済で、ここと、病院。薬局はほぼPayPay対応になってるからPayPayにしてます。
治安のいい日本でもそうなんだもん。海外で現金を持ち歩くわけがない。
Apple Payがかなり普及してて楽になったなと思うけど、それでも、現金が必要になるところはたくさんあります。
だから「複数手段を持っていけ」と主張しています。
- クレジットカード
- 現金
- 銀行口座から引き出すための(国際)デビットカード
この三つだよ。
海外での決済はクレジットカードメインで。不安ならプリペイドカード
私は決済はクレジットカードをメインに使います。多分一番レートがいいのがクレジットカードでの決済なんだもん。

メインはANAカード、固定費の引き落としに使うJALカード、怪しいところで決済するANA銀聯カード、スペア的位置付けのセゾンゴールドアメックス、というのがラインナップでした。
現地では現地通貨決済が原則です。たまに円?XX?と選択することがあるんだけど、ここでは現地のXXで決済しろという話です。
つまり台湾に行ったら台湾ドル決済。特に香港が苛烈なんだけど、円決済だとすごいレートが悪いです。
ただし、例外は韓国っぽいんで。韓国にいる場合は、円とウォンのレートを調べたほうがいい。そういやあそこの免税店は米ドル決済だったっけ?その場合は円と米ドルのレートを調べよう。
下に書くけど、映画館の自動券売機などに突っ込むのはプリペイドカードにしてる。
iPhoneにANAカードを吸い取って決済
2022年11月の台北では、プリペイドカードと(付帯カードだから10万円の限度額の)銀聯カードをメインに使おうと思ってたけれど、行ってみるとタッチレス決済が進んでいて、店員さんが読み機に乗っける乗っける。
もともと台北はそんなにクレジットカード決済をさせてくれなかったんですけど、変わったなあ。
dカードプリペイドもメルペイも、海外ではApple Payを噛ませた支払いができないのだということで、iPhoneにANAカード(マスターカードだからタッチレスがつかない)を吸い取って、iPhoneの画面を見せればこれで支払いたいんだなというのがすぐにわかるから、これが一番でした。

JALカードはタッチレス決済がついているのだけど、こっちの方が決済額が大きいから、なんというか。不正利用の可能性その他を考えるとあんまり出したくないのはわかってもらえるでしょうか。
券売機にはプリペイドカード(物理)
2022年11月は券売機を使うことはなかったんだけど、券売機でクレジットカードを使うなら、プリペイドカードが良いかなと思ってる。
というのも、限度が知れてるし。使ったら比較的すぐに反映されるからね。(クレジットカードよりも早い気がする)
私が使うのはdカードプリペイド。これは海外ではApple Pay経由でタッチレス決済はできないっぽいんで要注意。

もう一つ、安心材料は不正利用されてもたかが知れてるということ。だって、5万円までなんだから。
⇒プリペイドカードで5万円以下の決済をするようになった。不正利用されてもたかが知れてるから。
お得で安心な現金入手方法は?

それでも現金は必要なわけで。
偽札が蔓延している某国の場合は、「日本で」両替していきました。これは、安心料だもん。
というか、円高のときに人民元(言っちゃった)を1000元くらいキャッシュで買ってた。「きっといつか行くし」と思って。これを途中香港ドルにしたりしましたが、その残りです。
旅人属性だと思うあなた。円高だと思ったら、米ドルやユーロ、人民元あたりを現金で両替しておくと楽しいかもよ。
なお、両替のコツは、通貨の弱い国・流通量の少ない国で強い通貨・流通量の多い通貨を両替する、です。
具体的に書いちゃえば、円に対して流通量の圧倒的に少ない台湾ドル・香港ドル・韓国ウォンなどアジア通貨は全般的に「現地で」両替するのがベター。
例えば、2022年11月、羽田空港。

1台湾ドルを買うのに5円かかる。
帰国後だけど台湾銀行です。

まあ、計算してみて。
円よりも流通量の多い通貨・「強い」通貨となると、米ドル・ユーロというあたりで、それは日本から持っていく方が有利(かも)。
ただし、「時間対効果」を考えて、日本で飛行機を待っている間に変えてしまうのも悪くないと思います。
そういう話は結構旅行記の中に書いているので、興味のある方はみてみてくださいませ。(大失敗することもある)
どうせ、大した額ではないのよ。私の場合。
そして、外貨は基本そのまま持ち帰ります。

ただ、円安が進めば日本以外のところで現地通貨に変えることはよくあります。
キャッシングではなく、銀行口座から下ろしてる
私、キャッシングってしたことないんですよ。なんというか。踏み込んだら「ヤバイ」のではないかな、という感じがしまして。
少額の現金しか持ってないと主張するのに、どういう風に必要な現金を調達しているのかと言いますと、私は楽天銀行のデビットカードを使っています。
別の日に10円とか41円とか落ちてますけど、実際の為替レートとの差額的な。もちろんプラスになることもあります。
⇒海外ATMからは楽天デビットカードで引き出す
楽天銀行は私のメインの銀行ではなくて、「アフィリエイト収入専用口座」という位置付けです。だから、このブログで稼いだお金を楽天銀行経由で旅行先で使うというのは正しい使い方なわけ。
現地で5万円(もキャッシュでは使わないんだけど)に、予備の5万円と約10万円を口座に入れて出掛ける感じ。
リスクを分散させるための、WiseもしくはRevoltを考え中
Wise(以前はTransfer Wiseと言っていた)や、Revoltを今考え中です。
今、米ドルを稼いだときに受け取る方法がPaypalとPayoneerなのね。PayoneerはPayoneerカードといって、なんかプリペイドカード的なのを作れるっぽいけど日本で受け取れるかなんかわかんないのと、手数料がかなりかかるようなので。
これをWiseかRevoltにできると良いなあとか。
PayoneerからWiseやRevoltに米ドルー米ドルで移すのが難しそうなんだよね。
実際どうするかはわかんないけど、2022年11月が台湾ドルがWiseは使えなかったんだ、確か。それで作らなかった記憶がある。
あんまり、一万円未満のお金をいろんなところに置いておきたくないんだけどねえ。死に金になっちゃうから。
ただ、レートのいい時に動かせるっぽいのがいいなと思ってる。WiseにするかRevoltにするか、なんか考え中。面倒だから日本円収入が上がれば良いんだよ…。
お財布はどうしてる?
フィリピンのお嬢さまと話すと、「フィリピンは危険だから、車でぶっ飛ばして移動してる」「強盗にあったら投げつけて逃げるための小銭入れを持ってる」などと、日本育ちの私とはまるで違うんですよね・・・。
投げつけて逃げるための小銭入れ、というわけではないのですが、私は外国専用のお財布持ってますよ。
縦型は取り出しにくいけれど、中身が見えないから安心。
⇒海外旅行用の外貨お財布、どうしてますか?姉御はマリメッコ!
そろそろ、投げつけて逃げるための小銭入れを用意すべきなんでしょうかね…。
マレーシアで沈没したり、西安に行くなら考えたほうがいいのかも。ちょっと、30代は治安のいいところで過ごしすぎたような気がする。体力のあるうちに治安があんまり良くないところに行くべきだったんじゃなかろうかと最近思ってるんだよね。
海外旅行保険もお忘れなく!
クレジットカード付帯の海外旅行保険だったら、最近条件が厳しくなってると思うんだなあ。
クレジットカード付帯で飛ぶつもりなら、しっかり確認すること。そして、必要なのは航空機遅延保証。
⇒海外旅行保険には航空機遅延補償をつけるべきだということを実例を元に説明するぜ!
ただ、私は健康な人ではないので、疾病をカバーするために既往症対応のAIGの海外旅行保険をかけていっています。
⇒海外旅行保険必須。持病がある人は、既往症適用する海外旅行保険に入ろう。私はAIG一択