このページの内容をまとめると
エネルギッシュ香港・エネルギー補充するなら台北
エネルギッシュな街がいいなら香港。エネルギーの足りない状態で香港に行くと、まじで吸われます。ただし、充実しているときに行くと刺激的で楽しいのが香港。
エネルギーがないなら、台北一択。病み上がりで初めて台湾に行きましたがむしろ元気になって帰りました。でも、エネルギーが充実してると多少物足りないのが台北。
計画的に行くなら台北
お金がかかってもいいなら香港。安くあげたいなら台北。でも、最近「ホテル」だったら香港のホテルはそこそこ安くなる傾向にありますし、台北は早めに抑えないとホテルがない、というか高い。つまり、無計画に直前に時間が空いたなら香港、計画的に行くなら台北です。
ショッピングなら台北
ショッピングも今の香港は日本人から見ると店員はぶっきらぼうだわ、消費税がない?だからなにそれ?のレベルです。円安の上に、香港はひどいインフレですから。
今は私は香港でショッピングすることはありません。
台北ならそこそこ出せば免税措置で少し帰ってきます。それでも円安ひどすぎ。店員のクオリティは香港よりはまし。でもあそこは日本じゃない。
ただし、買いたいものが香港デザイン(キッチュ好みなら好きと思う)、香港の、なら香港に行かなきゃ。
CD&DVDを買いやすいのは台北。レスリー・チャンのCDみたいなものを探すなら香港です。やっぱり。現役のジャッキー・チュンなら台北でも良いよ。
空が青い台北
冬は青空が見えず(カメラでは青く写るけど肉眼では青くない)大気汚染が酷いのが香港。綺麗とはいわないけれど、香港から行くと「ああ、空って青いんだ」と思えるのが台北。
夏はどっちもどっちです。どっちも日本より湿度が高く、日本より多少気温が低い。ただし冷房はかなり厳しい(けど近年ましになってきたし、台北の方が緩い)。
しかし、台北は盆地で冬は空が曇りがち。しかし、大気汚染でうすら曇っているのが香港
親切な台北
ツンデレなのが香港、人が怖いくらいに親切なのが台北。香港と広州だったら広州の方が親切かもしれないというレベル。
香港人に見知らぬ人からの親切を求めてはならないです。まだあったことないけど、衝撃的だと思う。
値段が安くてもフロントの質が高い台北
もしも、一泊シングル一万円以下ですませたいんだったら、絶対台北。
最近リノベーションしたり、雑居ビルの中にあるような、バス・トイレ共用のところでもフロントは親切です。
⇒ポッシュパッカーホテルに三泊しました
⇒フリップ フロップ ホステル – ガーデンに三泊しました
ホステルではなくても、一応、個室。このポッシュパッカーとフルップフロップガーデンは火が出ても逃げられる感じです。ただし、部屋の広さは求めてはダメ。
香港の一泊シングル一万円以下のホテルはそもそも部屋が狭いのです。私はそれはどうでもいいのだけど、衝撃的にフロントの質が悪いか、ホテルのロケーションが悪い。てきぱきしているように見えたら、単純にガサツなだけのことが多い。香港でヨーロッパレベルのサービス(日本のようなのではない)を求めるなら、札束で頬をひっぱたく必要がある。
坂が嫌ではないなら、ミニホテル・セントラルはフロントの質が他と比べると高かった。ただし、近道をしようと思うと坂に階段。遠回りなら長い坂。
⇒中環の安宿・ミニホテルセントラルは狭いけれど香港なら仕方ない
ハーバービューは安くて、まあまあ便利、そしてフロントもそこそこ親切。
⇒ベストウェスタンハーバービューホテルは常宿に決定かも
本当に札束で頬をひっぱたけばフロントも親切になるのね、と思ったのは、少しランクを上げて感じたことです。
⇒ハーバープラザ・メトロポリスは今まで宿泊した香港のホテルの中で一番良かった!
というわけで、予算があるなら香港でもまあまあ快適に。一泊5000円程度でも(何か諦める必要はあるけれど)快適に過ごせるのは台北。
言語
自称英語圏のくせにろくに英語が通じないのが香港。香港人はきれいな英語を喋ってるつもりでも、日本人には広東語を話されてるとしか感じないのが香港。
英語はやっぱりそんなに通じるわけではないけれど、実は日本語がそこそこ通じるのが台北。言うのは二度目だけど、あそこは日本じゃない。中国語までやれとは言わない。多少英語ができるようになろう。「英語できませんが何か?」という人は、中学校から出直してこい。中学校レベルで十分なんですよ。なんとかなる。
個人的に、ラップみたいだと思うのが広東語。聞き耳を立てて聞くのが楽しい。しかし、品がないので喋りたいとは思いませんね。
北京の巻き舌が苦手で中国語を挫折した人間としては、台北の発音はとても好き。台北で中国語をやり直そうかとぼんやりと計画中ですから。
なお、現地で声に出して「香港ワー」「台湾ワー」はやめよう。日本語がわかる人は日本人じゃなくてもたくさんいますよ。
そういうことはTwitterでやれ。
公共交通機関が楽しい香港
市内にMTR、トラム、二階建てバス、ライトレールと色んな乗り物があって楽しいのが香港。日本と同じようなバスとMRTを乗りこなせばなんとかなるのが台北。
鉄成分多めの方には、香港の方が楽しいかもしれないけれど、「新幹線でなければ」とかさあ、いろいろあるわけで、新幹線なら台湾ですね。
街市が楽しい香港
いわゆるウェットマーケット(街市)でお肉が釣られてたりするのを見やすいのが香港(そういうのなら香港島がおすすめ)。
観光客用の夜市なんかがあるのが台北。ただし、私は夜市はあまり・・・。お腹を壊しそうです。
そして香港の街市はいつなくなるかわからないのです。上のリンクを見て、こんなの生で見てみたいと思ったら、すぐ行くべし!!!
垢抜けていく街・台北
おしゃれに構わないなら香港。森ガールが似合うのが台北。
台北はずいぶんとおしゃれさんだと思います。街も行くたびに垢抜けていく。
それに比べると香港はね・・・。
テーブルマナーは台湾の方が受け入れやすい
香港と台北とどっちが清潔かと言われても。所によるかな。
基本、どちらも1980年代後半から90年代前半の日本並み、現代でも田舎の日本並みには不潔です。個人的には、そんなに清潔さを求めるんだったら、行くのをやめれば?と思う。
あ、日本人的にはテーブルの上を汚らしく食べ散らかすのが香港。台湾の方が多少きれいに食べる印象。香港のテーブルマナーは多少受け入れ難いです。
具体的には鳥の食べ方。どちらも小鳥を食べるのですが、香港はテーブルに直接口から出した骨を置きます。台湾はティッシュの上に骨を置く人を見ました。
なお、私はぽろぽろと服に落としてしまうタイプ。汚いねえ。
食べるなら台北
個人的な感覚として、香港の食事のクオリティって、二人で四千円くらいのお手頃なところを中心にどんどん落ちてきたように感じます。
色は広東にありってどうなんでしょうね・・・
⇒・・・クリスタルジェイドの味が落ちてない?
香港でミシュランを獲得した添好運も台北駅前にあって、香港駅の下にあるところと比べるとゆったり作ってあるし、まだ食べてるのに「さっさと食べて出て行け」と言われたりはしません。
⇒香港駅近くの添好運は落ち着かないし、台北の方がオススメ
なので、香港で食う必要は無くなったんじゃないかと思った。
⇒聞いてくれるか?香港飯しちまったぜ。ここはどこだよ?
食べるなら台北!
なお、どちらも化学調味料をぶちこんでいます。私はそういうのを食べたら必ず咳き込むしのどが渇きます。
そして、上海が先の小籠包だって、台北で食べる方がおいしいもの。
トイレを借りやすい台北
トイレに入るのにレストランで鍵を借りないとならないのが香港(もちろん、レストランの客でないとかしてくれない)、モールとかでそこそこ清潔なトイレがあるのが台北。
どっちも面白いから一気に行ってしまえ
どっちも魔力があるんですが、違いを見るのも楽しいんで、おすすめは香港トランジット台北、とか台北トランジットの香港とかでしょうか。
確かに、マイルの特典でもないかぎり、香港トランジット台北はむずかしいけど。台北トランジット香港なら、エバー、中華航空、キャセイの三択かな。特典旅行ならまた話は変わるんだけど。
特に香港の街市なんていつなくなるかわからないので、興味があるならさっさと行け。
プライオリティをつけるなら
時間の問題で一つに絞らないとならない場合なら、体力&精神力、計画かな。
まず一番は本当に体力(と精神力)で選ぶのがいいと思います。つまり、エネルギーがあるなら香港、ないなら台北、です。ほんっと、重要よ?でもまあ、それは病弱ぎみな人だからかも。
次が計画。最終的に旅程はなんだかんだ破綻するとはいえ、私、日程とかホテルとかを先に押さえたいくらいには計画性があります。そうすると半年先のホテルを予約すると安い台北の方が安上がりなんですね。無計画&無鉄砲なら香港良いよ?ミラクルシティだし。
それと、呼吸器に問題があるので、夏はまだいいとしても、冬に多少長く滞在するなら台北一択。冬の香港の大気汚染の酷さはもう・・・。文字通り涙が出る(アレルギー)。
はっきりいってしまえば、私にとっては台北の方が快適なんですよ。
⇒エバーでFUK-TPE-HKG-TPE-FUK、結構乗ってるかもチケットはマイルではなくて有償。Surpriceでとりました。
⇒今回はSurprice!で航空券をとりました
香港も台湾もプリペイドSIMの使いやすいところです。
ただ、香港なら、何があるか調べるよりもさっさとAmazonで調達する方が早い。
⇒結論:香港でSIMを買うならツーリストSIMが楽。それ以外ならさっさとAmazonで買え
香港・台湾とまわるつもりなら、AISの周遊SIMが便利です。
台湾でつかったときのこと⇒もしも桃園空港・小港空港に夜遅く到着するなら、事前にAISのプリペイドSIMをAmazonで買っておくのがおすすめ