ウィーン空港で「3」のプリペイドSIMとヨーロッパ用充電器を買う[2014年夏ウィーン女一人旅]

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こちらもどうぞ⇒新しい時代の、海外旅行・国内旅行持ち物リスト(エッセンシャル版)

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ネット時代になって久しく、ネットなしには身動き取れないことがあります。特に一人旅なら、通信手段は複数持つべし。

心理的に気軽に海外旅行に出かけられるようになってきたけど、ahamoにするかな、しないかな。頻繁に出かけるわけでもないしな。な気持ち。

ahamo

で、そもそも現地で使えるプリペイドSIM(周遊SIM、eSIMを含む)を使うならば。SIMロックを解除してないと使えないので、そこのところはお忘れなく。SIMロックが解除された中古のiPhoneあたりを買ってもいいかもよ。

姉さんは、SIMフリーのスマホ大好きで2台は持ち歩きます。

でも、こういうものの扱いに慣れておられない方、設定が自分ではできないという方にお勧めなのが、レンタルのポケットWiFi

世界中でインターネット!グローバルWiFi

以下は、慣れれば安くてお手軽で安全な、外国のプリペイドSIMの世界です。

チャレンジしてみる?

今回はSIMフリー化したXperiaとiPad Miniを持っていきました。

下調べ

海外プリペイドSIM導入マニュアル──「オーストリア・ウィーン2013年」編 」によると、Tモバイルのものが安くて購入しやすいという話。30日で10ユーロは安いですね。

プリペイドSIMオーストリア編」によると、空港では到着ゲートを出た左手の突き当たり近くにモバイルショップのEGRがあるようです。ここに直行しようと思いました。

なお、オーストリアはMVNOが盛んなようで、オーストリア人に聞いてみると「空港にあるかどうかはしらないけれど」という前置きで
・Telering
・Yess
が安い。1000分間の通話と1000本のSMSが10ユーロのプリペイドがあります。ただ、通話はオーストリアのみ、だそうです。
nanoSIMはMVNOだと正直あるかどうかが微妙です。Androidって設定が必要なのよね。やはり純正のものが良いかなあ。とか思いながら到着しました

空港にて

で、実際に行きます。
⇒ウィーン空港についての雑感
・・・EGRってないじゃん。

見つかったのは携帯のツールを扱う店でhallo hallo という店でした。少し話が違うのですが、まあ、いい。
ウィーン空港
ローカルSIMありますって出してるし。
ウィーン空港で買ったSIMなど
朝8時から夜8時までの営業です。深夜に到着しない、という選択はこういうときに効きます。(そのくせ、深夜に台北を出て荷物を日本に送れないということもある)

滞在期間が一週間ですし、いちいちテザリングをしていると不便なので、iPad用とXperia用と二つのSIMを購入しました。キャリアは「3」です。同じものです。

なお、このhallo hallo という店は国際列車の通過するウェストバーンホーフ(西駅)にもありました。ローカルSIMありますの看板は見ていないので、実際にローカルSIMがあったかは不明ですし、英語が通じたかも不明です。
なお、夜の9時には閉まっていましたよ。

買ったもの

SIM

ウィーン空港で買ったSIMなど
お姉さんの説明によると、15日間で15ユーロのプランです。3Gは使いたい放題で、オーストリア国内でのみ使用可能。SMSも国内のみ、かつ国際電話はかけられないというプランでした。同じものを二枚調達。マイクロSIMはあるのですが、ナノSIMはありません。係のお姉さんがバッチンとSIMをちょん切ってナノSIMを作ってくれました。後ろに列を作ってなければ、他にないか(ありそうだった)聞いてみたかったのですが、後ろに列がある以上、どうしようもありません。

もう一つ確認したのは「A1」のものでした。Tモバイルはなかったのです。

帰国後調べた

私が購入したのは、Wertkarten-Startpaket für Sprach- und Internettarife という「スタートパック」ですね。なんか「スタートパケット」「スピーチ&インターネット」みたいに読めてきます。
そうそう。これこれ。1000分(オーストリア内で)話せて、1000本(オーストリア内で)SMSがうてて、1GBのネットが使えます。これこれ。15とか見えるのが「15日間」かな。

⇒http://www.drei.at/portal/de/privat/tarife/wertkarte/startpakete/
まずこのスタートパケットを購入して、15日以内にNimmのうち、どれを選ぶかすれば長く使えるのではないかな。お店に駆け込むんだな。

料金が違うっぽいけど

ただね。
料金が「9,90ユーロ」に見えます。14.90ユーロ払ったんだけど。5ユーロどこにいったの?ああ、お姉さんの手間賃か。そういうことか。iPadミニの方はパチンとちょん切ってナノSIMを作って、突っ込んだらそのまま使えました。Androidは設定が必要だったのでお姉さんに「ドイツ語にして」と言われて、ドイツ語に変更して渡すとお姉さんが設定してくれました。

USB充電器も買った

コンセントのアダプターはあったのですが、Appleの充電器をここで購入しました。29ユーロもした。ワールドトラベルアダプタキットを買うかと思っていたのですが、当時のものは3800円かな、高いな、と思って見送ったら29ユーロ・・・。空港価格だろうけれど、土地勘のないウィーンで探しまわるよりは、と思って、そのまま購入しました。

 

ウィーン空港で買ったSIMなど
ただ、12Wのものだし、Apple純正だし、のちに韓国・香港・台湾・中国でも使うし。まあ、買ってよかったものの一つでしょう。

 

韓国はヨーロッパ型(写真一番左)と同じものを使っていますし、香港・台湾には結構マルチ対応のコンセントがありますし、中国でも使えるし。

アダプター(充電器)

 

そして12W。

12W

のちに、リコール対象であることが判明し、日本で交換してもらいました。
⇒東京トランジット・表参道ぶらぶら

今は先の「アダプター」部分だけを集めて売っているものがあるので、ふらふら出歩くタイプのAppleユーザーさんはさっさとこれを買うのをお勧めします。現地で探すのは時間の無駄だし、空港は高い。


ヤマダ電機 アップル(Apple) ワールドトラベルアダプタ MD837AM/A

でもまあ、12Wのものは日本で購入しても2200円だし。それにアダプタキットを購入することを考えれば、うん・・・。
ヤマダ電機 アップル Apple 12W USB電源アダプタ iPad 第4世代/iPad mini/iPhone 5/iPod touch 第5世代用 MD836LL/A

SIMに15ユーロの価値はあったか

Xperia

Xperiaからは実際にオーストリアでオーストリア女子に電話をかけたし(四回くらいはかけた)、オーストリア女子にSMSを送ったり、オーストリア女子にwhatsappでメッセ送って写真を送って、としていたので(15ユーロの価値があったかはわからないけれど)、それなりに使いました。Lineも国内向けに使ったし。写真を送ったのが大きいよね。

15ユーロの価値があった、と思うしかないですね。

iPad

iPadは仕事用に本当に使えました。大きな画面でマップが見やすいのでプランの組み立てに便利でしたし、メールの送信が楽でした。バッテリーに不安のあるXperiaとは異なり、バッテリーに不安がなかったのもポイント大。バッテリーの傷みを緩やかにするには充電している間は使用しないのが鉄則です。特に旅行中はそうもいかないですけどねえ。ホテルに戻ってポータブルバッテリーとXperiaを充電している間、テザリングさせたりすることなくiPadで仕事をしたり、こういった記事の下書きをするなどしていました。ホテルのWi-Fiは室内には飛んでいなかったので、SIMがあってよかった。

15ユーロ以上の価値(仕事ができた)を産んでくれたのでこちらには15ユーロの価値はありました。でも、Xperiaからテザリングできたらそれで良かったんじゃない?というのは一理あります。繰り返せば電池が痛むでしょうけど、二週間くらいで全然使えなくなるということもないだろうし。しかも、3000円強で交換できるしね。

国際電話をかけてみる

実は、日本に電話をかける必要ができて、ためしにXperiaでかけてみましたがそのままではもちろんかけられませんでした。

室内にWi-Fiが飛んでいなかったのでどうかなあと思いつつ、3Gでスカイプにしてみました。スカイプクレジットは購入してありました。十分通話できましたよ。米ドルでスカイプクレジットを購入しているのでドル建てです。2分半で1ドル。実は相手が忙しかったらしく折り返し電話します、というのでお願いして日本の携帯で受けたら4分で700円でした。ドコモの携帯で受けたのですが、無料通話分はまだ残っていたので問題なしです。

ドイツにて

ドイツに入ると、ローミングの真似事をし始めました。
相手先はTelecom.de とかなのですが、ローミングの真似事だけで、ローミングはできませんでした。あのお姉さん、間違いは一切なかったです。

どのみちウィーン市内だったし

今になって市内でキャリアに駆け込んでも良かったかなーと思い始めました。でも、キャリアのショップを見かけた記憶がまるでありません。もうSIMがあったから「いらないや」と「見てなかった」のでしょう。

パスポートなど身分証明書の提示は必要ではなかったので、キャリアでも2枚SIMを購入できたのではないかと思います。キャリアを変えれば記事になったのですが、時間が勿体ないです。なお、MVNOのSIMはどこにあるのか見かけませんでした。MVNOを探して回って、しかもドイツ語オンリーでわけがわからなくなる、というよりも良かったんじゃないかな。

合計30ユーロ、日本円にしたら4500円の価値があったということにしておいて下さいな。一週間なので1日あたり600円強です。確かに、国際データローミングでもレンタルWi-Fiでもヨーロッパ旅行の場合はここまで落とすことはできないので、その価値はあったのかな。

何はともあれ、SIMフリーのXperiaでスカイプで日本に通話ができたし、メールのやり取りはiPadMiniでできたし。よかったということで。

⇒SIMフリースマホはあると国内では通信費を下げられるし、海外でも快適にネットがつなげるよ

周遊する場合は

ただねえ、SIM売り場は探すの面倒なんですよね。空港価格で値段が高くなっていることもありますし、今回そうでしたがプリペイドではその国の外でのローミング不可のこともあります。しかも、オーストリアの場合は一国だけ、という方は少ないのではないでしょうか。今回はマイルを使った特典旅行だったというのもありますが、ウィーン(オーストリア)で入って、ミュンヘン(ドイツ)を経由し、コペンハーゲン(デンマーク)からヨーロッパをでました。

周遊プランのWiFiをレンタルしておけば、売り場を探す手間もかかりません。SIMロックを解除する必要もないです。日本のキャリアのローミングと比較して、安い場合はこっちの方がいいかも。探してみてください。



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