韓国女子は英語の先生をしています。
学校の先生ではなく、英会話の先生というところです。
今回、その生徒さんたちにお会いしたのですが、とんでもない英語レベルで驚愕しました。
「英会話やってるし!英語できるし!」という日本人を信用しないことにしています。
実際には話せない、読めない、書けないから。私の中国語レベル(=ろくに使えない)とどっこいどっこいじゃない?
韓国人もそうみたいです。
Sucks!
一人は社会人で私たちよりも年上です。大卒かは不明ですが、ほとんど喋らないし、喋れない。私と会話をしようともしない。なんなの?なんで運転手をしておごってくれるわけ?ぶすーっとしているくせににやついていて不快。にこにこしようとしているのではなくて、「てめー、私の胸見ただろうがよ!?」と言いたくなるようなにやつきかたでした。
奢られたくないなーってずっと思っていました。
香港人を思い出しました。私が香港が好きで好きでたまらない理由が香港女子姉妹のおかげです。
香港女子に会わずに香港に行っていたら、なんて乱暴な人たちなんだ、と思っておしまいだったかもしれません。香港人の生活をかいま見て、香港に恋したようなものです。
その友人たちのお金の使い方を思い出しました。「こっちの方が安い」が口癖の香港人です。ケチで有名な香港人です。でも、香港で香港女子も香港男子も一緒にいる限り決して私にお金を払わせません。2014年1月の理由は「今、あんたにとってレートが悪いでしょ」
日本に来たときに奢ろうとすると、先回りをされました。今回の理由は「今、レートがすごく良いから安いのよ」です。仕方がないので、私は向こうが負担に感じないように小さなお土産を探したり、一杯いろんな物語をしてもてなすしかなかったのです。
奢りたいのですが、奢らせてもらえません。でも、奢られることに決して不快ではなかったのです。
今回アッシー&メッシーしていただいたのですが、不快感を覚えてしまったのです。不調だった胃腸が決して良くなることがありませんでした。
どうやら「不快感を感じている相手に奢られる」というのが本当に嫌だったようです。
Slow
もう一人は兵役から帰ってきたばかりという男の子で大学生でした。私は主にこの子と喋らされたのですが、語彙レベルが日本の中学生レベルでした。
きっれーに中学生レベルの文法と語彙で喋ってやったのになあ。
例えば、とりばー、とりばーというので何かと思えば、旅行(Travel)でした。「トラバー」ならわかるんだけどな。トラベルが言えないだけかと思うと、私のトラベルという単語すら通じない。しょっちゅう先生に通訳しろ、と命じるのです。本当に命じます。
ナ・ニ・サ・マ?
しかもそれが「とらんすぽーと」というのです。Transport(移動する)とTranslate(通訳する)の区別ができていない。
言いたいことが言えないフラストレーションはわかるのですが「うえーん」と泣きまねをしたり、「おーまいがー」と叫んだって会話は成立しません。
・・・だめだこりゃ。
普通は「おーまいがー」なんて言わないの。あんたアメリカでもどこでもいいから英語を喋る国に行ったことある?私はアメリカで「おーまいがー」なんて言ってる人に会ったことないよ。映画とかドラマは極限状態を描くし、CMは誇張するから聞くのだろうけど。「どうしよう!」ってもっといろんな言い方があるのだけど、使い分けられそうにないから「おーまい」で止めるんだね。なんて言うのですが、唯一理解できたのは「「おーまい」で止めろ」だけだったようです。
私と喋りたくないのかと思ったのですが、韓国女子は私に「あの子と喋ってやってくれ」というし。その子はその子で単語を私に投げかけてくるのです。喋りたくないわけではないらしい。
疲れました。韓国女子に言わせるとおしゃべり君らしいのですが。
こっちが「おーまいがー」だよ。
大学を出てかなりたって、英語を忘れたというわけもないでしょうに。
先生に誘われて出てくる人ですから、そこの英会話スクールに通い始めて日が浅いというわけでもないようです。英語にそこそこ興味がある人、もしくは英語をそこそこやらなければならない人なのでしょう。
アメリカ女子による韓国男子評
その二人の話を韓国で英語教師をしているアメリカ女子にしてみました。
アメリカ女子はニホンスキーです。しかし、夫婦で就職するには韓国の方が良くて、韓国に行ってみると旦那が新しい国に移りたくないらしいのです。
「そうなの。韓国って本当にひどい。頭が固すぎる。韓国の女の子はまだ良いの。親が甘やかさないから。だけど、男よりもはるかに努力するのよ。最悪なのは男の子。親は甘やかすから努力を一切しない。そのくせ女の子を馬鹿にする。日本はまだましだよ。韓国の中学校では黒人とは友達になってはならない、なんて教えるのよ。ひどすぎる!」
・・・女子の中で相当日本が美化されているような気がしますが。
香港女子による韓国男子評
ついでに、香港の大学と中国で英語教師をしている香港女子にしてみました。香港中文大学に私を呼び出した方。
⇒香港中文大学の隠れた絶景
妹は日本狂いだけど姉はそうでもない、という人です。巻き込まれるように私と仲良くなったという方です。
私はしょっちゅう文化の違いについてこの人と話しています。決してニホンスキーではないのでもう少し中立的かと。
「だから私、韓国人は嫌いだって言ったじゃん。まあ、韓国人の友達もいないわけはないけどね。韓国の男は女を馬鹿にするし家事はしない。自分を王様として扱えってするでしょ。中国の男は家事するものなのよ。男の方が多いから、家事ができなきゃ結婚なんて無理だもん。早くに家を出るしね。香港の男はずっと親と一緒に暮らすからそうでもないんだけどさ」
だそうです。
韓国男子の好感度は大暴落
こういう言い方は嫌いなのですが、韓流ブームの前に言われていた言葉を思い出します。
「どこにも需要のない韓国の男」
日本の男は(比較的)乱暴ではないしお金があったので好感度が高かったのです。中国の男は香港女子の言うように家事をしてまめまめしく女に仕えます。
けれど韓国の男は乱暴だし男尊女卑が強いので悪名が高かったのです。しかもそんなにお金もない。これまでにお会いした韓国男子の多くはジェントルマンだったけど、時間にルーズだったしなあ。中にはすっごく不快な方もおられました。ひょっとしたらその不快な方が多いのかしら。
もちろん個性はあるでしょうけど、いわゆる典型的な「韓国男子」の二人だったようです。
そんなに悪いイメージはなかったのに、今回の旅行で韓国男子の好感度が私の中で大暴落したのです。
私はあなた(=韓国女子)に会いにきたのであって、あんな人たちに会いにきたんじゃないのよ、と何度言いかけたことか。涙涙涙。
韓国に行くなら、きれいなソウルか釜山で遊ぶかショッピングするだけの方がずっと楽しいと思います。