香港。
そこは東南アジアの入り口。
香港。
そこは欲望の街。
香港。
そこは。
湿度の街。そして、冷房の街。
飛行機から降り立って、飛行機のタラップを降りるでしょ。もうそこでうっとくるわけですよ。この湿度に。Swim in the airですよ。空港の建物に入ればむしろ寒い。エアポートエクスプレスも寒い。
しかし、香港駅から外に出て、クイーンズロードからアイスストリートに上がっていくでしょ。もうそれだけで汗だくです。
到着した晩はミニホテル セントラルに宿泊しました。
⇒中環の安宿・ミニホテルセントラルは狭いけれど香港なら仕方ない[2015年4月香港・広州女一人旅]
室内に入ったときの温度設定って何度だかわかります?
17度。
ありえねー。90年代の日本の銀行だってこんなんじゃなかったでしょう?
ちなみにシンガポールもこういう温度設定をします。思うのですが、この温度設定ってご主人さま=イギリス人に合わせてるんですよ。
いつまでたっても植民地根性が抜けないんだから。
なお、2014年7月に台北トランジット疾走をしましたが、香港ほどの冷房の強さだったところはありませんでした。
⇒2014年7月台北トランジット疾走の巻
また、今回広州にいきましたが、冷房は緩めですよ。「節電・節水」の呼びかけまであるし。(香港では見たことないぞ)
さて、ホテルの話に戻って。
もちろん、設定をあげるでしょ。27度くらいまで。
そうするとベッドの脇の壁は鏡になっているのですが、これが完全に曇る。壁に手をやれば湿ってるし。
うお・・・。
でもねえ。そういう時期を狙ったのには訳があります。
2014年1月の香港旅行では本当に参ったのですよ。大気汚染に。
空気が比較的きれいな山の中に(本当だよ)宿泊したのに、朝起きれば咳が出る。目を見ればアレルギーを起こしていて真っ赤。
しかああし!
湿度があれば?雨が降れば大気中の汚いものは流れて落ちます。だから比較的きれい。
湿度があれば?呼吸が楽。
そうなんです。
本当に今回は呼吸が本当に楽だったし、目も赤くならなかったのでコンタクトで過ごせました。抗アレルギー作用のあるという市販の目薬を持って行ってましたけど。目の充血ってすぐにとれるものでもないし。
狙い通りだったのですが、もう一つ。
湿度が高い=紫外線が弱いんじゃないかと思っていましたが、見事に腕は焼けました。さすがは晴れ女だけあって、雨に濡れることがなかったんですよ。
ただ、皮膚科送りになるほど顔の肌の状態が悪かったのです。
⇒一週間旅行の準備は皮膚科から・・・[2015年4月香港・広州女一人旅 準備編]
ケアもきちんとしましたが香港の湿度で肌はそこそこいい調子でした。髪は膨張したけど。
不快は不快。でも、肌も呼吸器も目もボロボロになるよりはまし。
四月の香港はもう夏。
夏の香港に行かれるなら、冷房よけにカーディガンを一枚どうぞ。
港女はプロデューサー巻きにしていました。(あれ、今年も流行るの?)